2015年                      

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 19日【皿ヶ嶺】
 去年10月末から11月に開催した「精霊の森 森遍路」写真展に来て下さった写友が、皿ヶ嶺のギンリョウソウを見たいと言っていたので、その頃に案内する約束だった。17日に皿ヶ嶺に行きギンリョウソウが生えているのを見つけたのでメールし、20日にご一緒する事になった。

  
 17日のコースのギンリョウソウはもう終わったようなのしかなかったので、前に写した十字峠付近はどうかとロケハンに行く事にした。風穴を10時5分に出発。少々雨が降っているし、あまり人が歩いてないようなので登山道にアカハラがウロチョロしているのが目につく。

  
 直登コースの分岐に10時23分。雨降りでも上りは慎重に行けば大丈夫だ。

  
 乗越に10時36分到着。引地山方面の道を行く。

   
 急坂方面まで行ってみるが、ギンリョウソウは生えていない。今年初めての花が咲いている。咲くのが早いな〜。十字峠までに2ヶ所ギンリョウソウが生えているのを見つけた。

  
 11時28分、十字峠。前に写した所にギンリョウソウが生えていたので、まあ安心。頂上に向かわず竜神平へ。11時45分愛大小屋へ着き、小屋で昼食とした。竜神平を反時計回りに周回する。オンツツジは咲き始めのままだ。

   
 風穴と竜神平の分岐に12時5分帰る。雨であちこちに水溜りが出来ていて木々が映りこんでいる。森のフラダンサーもいつもと違う感じだ。沢を回り込むあたりで人声がして、若い女性二人と男性一人のグループが上がってきた。男性に「わいわいさん?」と声をかけられる。
  
 ベンチの枯木を写して淡々と下りる。13時35分に風穴に下山し、小屋でコーヒーを飲む。霧がだんだんと濃くなり、水の元に下りるとこの通り。林道を猿が横切ったが、今日は単独だった。ただでさえ対向車にヒャッとする事の多い上林林道を慎重に走って帰る。


【waiwai記】
 帰路、ブログの“ランスケ・ダイアリー”のランスケさんに会った。会ったのは相棒の写真展以来である。「お元気そうで・・、わいわいさんの“四国のみち”は興味深いですね。次はどちらを歩きますか」と、会話も暫らく弾んだのでしたが、連れの方も居たので、話を手短に切り上げたのでした。


 17日【皿ヶ嶺】
 水曜日、生協の宅配が済んだので皿ヶ嶺に行こう!


 車から見える皿ヶ嶺方面は厚い霧に包まれているようだ。上林林道を走っていると水の元の手前のカーブに猿の群れがいた。10頭はいただろうか、皿ヶ嶺でこんなにたくさんの猿がいるとはビックリだ。

 11時25分風穴登山口を出発。風穴のケシは井戸の中には咲いているが、井戸の縁に咲いているのは一輪のみであっちを向いているのでバックしか写せない。おまけに、咲き終わった跡もなく折り取られているのだ。「カメラマンが花だけ撮ろうと折ったのねぇ、種になるのに」と呟いていると、一生懸命に写真を撮っていらした女性が「カメラマンじゃないんじゃないですか、さっき数人の人が見に来ていましたよ」と話すので、「花だけを取って帰るのは・・考えにくいし、私も写真を撮っていますが撮影に邪魔で花を切る人もいるので」と言うと、「そうですね」と納得されたようすだ。とにかく最近はみんなが写真を撮るのでマナーだけは守って欲しいものだ。

 下からは霧に包まれているように見えたが登山道に霧はない。登山道から見えるバイケイソウの花は少なく三本しか咲いていない。11時43分直登コースへの分岐を通過。

  
 登山道のアカショウマ、ヤマトウバナ、ヤマアジサイ。おっちゃんがデジイチに花モードがあるのに気がつき(いつから使っているの〜気がつくのが遅いな〜)喜んで写している。

   
 12時10分、ベンチの所に着き枯木を写す。途中でギンリョウソウを見つけた。お腹が空いているので、まずは竜神平へ向かう。愛大小屋に近づくにつれて大勢の声がする。15人の登山グループが十字峠経由で頂上へ行くようだ。愛大小屋前で、先のグループのうち2人が「竜神平を周回出来るようだから行ってくる、30分で帰るから小屋で休んでいて、頂上グループもそのうち下りてくるから」と残る3人に言っている。てっきりインストラクターかなと思ったもので休んでいた若い男性に「どちらから来られたのですか?」と聞くとグループの一員ではないとの事。(失礼)

  
 弁当を食べていると、皿ヶ嶺のマドンナNさんが下りて来られておっちゃんに「最近、よく登られていますね。調子は如何ですか」と声をかけて下さる。13時に時計回りに竜神平を周回する事にする。去年6月29日に来た時に良く咲いていたオンツツジがちらほら咲いている。
 竜神平で話しかけた若い男性が反時計回りの方から来て「ギンリョウソウがありますよ」と教えて下さる。私がブナの木の苔とまとわりついている葉が綺麗だったので撮影している間、花モードで撮ると小さいものも撮れるのに味をしめたおっちゃんが、ギンリョウソウの実(?)を一生懸命に撮っている。

  
 分岐を13時36分に通過。途中でNさんとその仲間達とすれ違う。花や木の名前を確認しつつ歩いているようだ。竜神平に着くと霧が流れてきた。

  
 14時に誰もいなくなった竜神平を出発。ギンリョウソウが出ているかどうかを確認しながら畑の川コースを下りる。上りながらだと花やキノコが良く見えるが、下りながらだとあまり目につかない。二ヶ所で見つけたが、写真に撮るのに一番いい時期となると難しいな〜。14時40分、畑の川の登山口に到着。

   
 林道を歩き14時57分に上林トンネルに着く。トンネルの中から靄が出て来ているので、向う側は霧に包まれているのだな。トンネルの中は真っ暗だが危なくないので平気だ。途中からピーとか、ヒョロヒョロヒョローと音が聞こえてきた。トンネルの中に巣でもあるのかと思っていたら、出口の向うの天狗の庭方面で鳥が鳴いているようだ。上林側はやはり濃霧で良い感じなので、風穴への林道の途中にある大欅を撮影した。普段は写し難いウリノキも、花モードと風がないので上手く写っている。

  
 軽トラで来ている人が、時々車を降りて何かしきりに草花を偵察している。15時35分に風穴に着き、ベンチでコーヒーを飲み車に戻ろうとしていると、ご夫婦らしき二人が車の横で登山支度をしていたので、「今から登られるのですか?今は日が長いですからね〜。」と話しかけると、「ひょっとして西岡にお住まいですか?」と聞かれ、話しているうちに町内会の組は違うものの二軒隣の隣組の方だった。私達は30年以上前から住んでいるのだが、8年間空き家にしていたし、その方はその間に同居となって引っ越して来られたみたいで、お互いにあまり知らなかったのだ。これで、ご近所で少なくとも他に3軒は皿ヶ嶺に来ていると言うことが分かった。

【waiwai記】
 上林の猿・・の話題について

 皿ヶ嶺へ行く際、いつも「猿はいないかなぁ〜」と相棒に話掛けるのですが・・・。相棒は「そんなの話題にするんはアンタぐらいヨ」と話が弾みません。しかし、今日の猿軍団には驚きです。最初にここの猿に遭遇した時は一頭だけでした。その前後だったでしょうか?動物園の猿が「手を繋いで脱走・・」と、ニュースかなにかで言っていた記憶があります。数年前までは単独の猿に会うだけでしたが、数年前に初めて親子の猿を見掛けました。
 そして今回は、軍団になっていました。胸に子猿を抱いた親猿や道路の上と下に散らばる形で逃げる猿の群れでした。ここは猿に食べ物を与える人は居ないようで、人間や車を見ると隠れるようです。近畿地方では車に近づいて来て物乞いをする箕面の猿や、人様に威嚇する大きな集団の滋賀の猿などとは違っていますね。さて、この猿軍団の将来や如何に?


 12日【四国のみち】

【宇和盆地四季のみち】
 四国のみちへ


 10日【皿ヶ嶺】

8日 浄瑠璃花菖蒲園

  
 新聞の記事や、義母達が行ったと言うので浄瑠璃花菖蒲園に行ってみた。地元有志の方々がボランティアで世話をしているそうだ。着いた時には誰もいず独り占めだ。撮影しているうちに、様子を見にきた地元の方(?)とか、若い二人連れとかが三々五々見にくる。傘をさして写していたのだが、邪魔になるので草むらに置いていたら、帰る時になって無くなっていた。数人しか来なかったのに・・・、なんと世知辛い世の中よと思い車に乗り込む。お志をとの事なので、箱に入れに行くと傘がぶら下げられていた。(^^♪

  
 浄瑠璃寺に立ち寄り、小田方面にドライブする事になる。道の駅小田の郷せせらぎで野菜を買って、たらいうどんを食べるのが目的なのだ。広瀬神社のイチイガシの大木とケヤキ2本はともに、樹齢推定1000年らしい、写真に収めようとするのだが大きさを出そうとするのが難しいものだ。大葉のギボウシだろうか、大きな葉っぱと花だ。去年の花柄も残っている。その後、新田八幡神社にも寄って帰った。

10日 皿ヶ嶺
梅雨の晴れ間、夕方からは雨との予報だ。

   
 ぐずぐずしていたので、風穴の登山口を11時31分に出発。井戸の周りのヒマラヤのケシ、私も写そうとカメラとマクロレンズを持って来たのだが、これではパスだ。少し上がると下りて来られた常連さんと立ち話をする。最近、会わないのでどうしたかと思っていたと、おっちゃんの身体の心配をして下さっていたそうだ。他の常連さんの近況を聞き別れる。登山道にはサワルリソウがあちこちに咲いている。ピンクの花もあるのだな〜。

  
 ベンチに12時24分に到着。すっかり寂しくなった枯木。 今日は頂上は行かない予定なので、竜神平周回路は帰りに歩く事にして竜神平に向かう。竜神平が近づいて来ると大勢の声が聞こえる。今日は水曜日なのであまり登山者はいないかと思っていたのに、水の元にも風穴にも車が多かったので意外だったのだ。8名の団体さんは出発する間際だったので、ペンチが空いていてゆっくりと弁当を食べる事が出来た。何時も会う“皿ヶ嶺のマドンナ=Nさん”も挨拶だけで降りて行った。まゆみの地味な花を写して12時40分に竜神平周回路を歩く。

  
 周回路のオンツツジの蕾が少しふくらみ1、2輪咲いている。13時6分、ベンチでコーヒータイム、枯れ木のキノコが大きなサルノコシカケになっている。今の時期、あちこちのツルアジサイが綺麗だ。ヤマアジサイはもう少しというところか。14時45分、風穴に戻ると顔見知りのTさんがお友達とお食事中だった。朝から鳥の撮影をされている方のシャッター音で、ミソサザイを見ることができた。


上林の花菖蒲園

 Tさんの情報で帰り道の、上林にある花菖蒲園に寄った。
  
 8日の浄瑠璃花菖蒲園の清楚な花色と違い、こちらは色とりどりの派手な花菖蒲園だった。おまけに、『まな板・鍋敷き・ほうき、どれでもお好きなのを一点お持ち帰り下さいお接待します』と立札がある。帰る頃に、ゲートボールからの帰りにお仲間とお茶に来られた持ち主の方に断ってほうきを貰って帰った。花を見せて頂いたうえに有難い事だ。



 2日【天狗高原】
 おっちゃんは『四国のみち』の踏破をめざしているのだが、起点から終点まで歩いた後、起点に戻る方法(公共乗り物あるいはピストン?)を考えている。今日はそのロケハンも兼ねて天狗高原に決めた。

  
 支1〜支6−四国カルストルート を踏破するのにバスの便がどうなっているか・・・、バス停を見つけたので撮っておく。姫鶴平で親牛と子牛が集められて放牧されているのを見つけた。次の場所へ移動するのが可愛くもあり見ているのも楽しかった。

  
 国民宿舎天狗荘に車を停めてセラピーロードを少し歩く。このロードも四国のみち(高知)のコースなのだが、今回は途中まで。

  
 なにの花だろうアザミの葉の上に落ちている。コケイランも咲いていた。天狗荘でお昼を食べている間に辺りは霧に包まれてしまった。引き返す途中でダイコンソウが石灰岩の間に咲いているのを撮影した。
  
 地芳峠付近の林床にフタリシズカが群生している。三人もある(笑)。大野ヶ原方面に向かい古味に周回しバスの終点(古味)の時刻を写した。道路はまだ草刈をしてないし、車で走っても遠いのにどうなる事か。