2014年     


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 29日【皿ヶ嶺】

【waiwai記】
 6月19日から26日まで、富士フイルムフォトサロン東京での『精霊の森 森遍路』写真展のため、相棒と一緒に東京のビジネスホテルで連泊でした。

 
 写真展の準備については小生が入院中という事もあって、充分な手伝いは出来ませんでしたが、お陰様で写真展自体は好評の内に無事終了致しました。詳細については相棒が、別ページにアップしますのでここでは省略しますが、ご協力頂いた皆様にはこの場をお借りしまして、お礼を申し上げます。

  
 東京から帰って来て、疲れも取れて来たので、「そろそろ山へ行く〜」と、相棒が言う。「じゃ〜」と直ぐに行先が決まるのは“皿ヶ嶺”だろう。今日は日曜日なので「常連さんが来ないから、暫らく来れなかった訳をいろいろと喋らなくても良いから・・・」と、相棒も乗って来た。風穴の駐車場までの道は、もう直ぐ開店する“ソーメン流し”の営業の準備か、除草作業真っ盛りでした。

  
 風穴には11時前に着き、久し振りの山歩きに出発である。先日の写真展を彷彿とさせるような、緑の絨毯の世界が拡がっていました。先日の写真展の際には東京の人に「家の近くにある“東温アルプス”の・・・」と、誰にも解らない話をしていた相棒でしたが、本当に自慢したい山・皿ヶ嶺です。

  
 標高が上がるにつれてガスが湧いてきました。そのガスに浮かぶ“ヤマボウシ”の花盛りでした。この花は、目線より下じゃないと判り難いので、登りの際には振り返って見る必要があります。前ばかり見て歩くと見落としてしまうのです。もちろん、足元に咲く小さな花々もあります。今の時期の代表は、ヤマアジサイでしょうか。バルタン星人と呼ぶ枯れ木のベンチでは休憩タイムはありません。

  
 “森のフラダンサー”と呼ばれるブナの木がガスの中、幻想的に踊っているかのようです。また、足元にはギンリョウソウも顔を覗かせていた。竜神平にある愛大小屋の戸が開けっ放しだが、中を覗くと誰もいなかった。外のベンチや竜神平を探索している人が数名いた。私達は小屋に入り、昼食タイムとしたのです。簡単なコンビニ食を摂っていると見知ったオジサンが入って来た。お久し振り・・・と挨拶し、病気で来れなかった旨を話すと「私も、今年に入って肺に癌が見つかって手術して、4月まで入院していた」と言うではありませんか。

  
 昼食を終え小屋の外へ出ると、ベンチは登山者で一杯になっていた。先ほどのオジサンが小屋の戸の始末をしてくれるそうなので、その旨を確認して帰ろうとすると、見知ったオバサン(失礼)が降りて来たのです。元同僚のオクサンの通称“オカリナオバサン”でした。今日も愛犬と一緒でしたので、お一人のお散歩のようでした。この方には本当によく出会うのが不思議です。相棒に「ご主人が出掛けられない時は、声を掛けてくれてもいいんよ」と、嬉しい言葉を掛けてくれたのでした。

  

 帰路は、竜神平周回コースを採りました。ここかしこに、靄に浮かぶ“オンツツジ”の赤が映えます。色違いの“ドウダンツツジ”も花が付いていた。また、ササユリの蕾が今にも咲きそうでしたが、一週間後でしょうか?

 兎に角、久し振りの山歩きは2日間ほど脹脛の張りが残りましたが、さて、小生の体・・・どこまで回復するのかと、期待もあります。



 16日【風穴】
 富士フイルムフォトサロン東京での『精霊の森 森遍路』写真展が迫ってきた。朝から、会場で使う芳名帳、筆記用具、ちょっとした文房具等の用意をして箱に詰めて、販売する写真集を搬入指定会社に送った。今日の用事は済んだので、伊予銀行牛渕支店に市県民税を納付に行き、銀行ロビーで開催中の私の写真展『山・美しい自然』を見た。メッセージ箱を設置しておいたらメッセージを入れてくれてあったので回収した。やはりメッセージは嬉しいものだ。<(_ _)>

 その後、お昼を食べて皿が嶺の風穴にドライブし、少し散策しようと出かける。

   
 久しぶりの風穴、春は一度も来れなかったな〜。風穴の井戸に青いケシが今年も咲いている。女性が花を探して熱心に撮影していた。ヤマアジサイもそろそろだな〜。風穴の上の駐車場に行くカーブから下へ下りるコンクリートの道を下る。テンナンショウの大きいのが生えている。

  
 下って道なりに歩くと展望所に着く。ヘリコプターの練習場(?)だろうか、広場のあたりに植えられたツツジが満開だ。アマドコロも立派に成長している。

  
 いろいろな花色のタニウツギが咲いている。上林森林公園で一番良く咲いているのは白やピンクのヤマボウシだ。

 
 いつもは皿ヶ嶺に登る時に横を通るくらいだし、自然に生えているのでなく、植えているのはいまいち〜と思って素通りしていたが、こんなにたくさん咲いているとは思わなかったなあ〜。今日は50分くらいの散策だった。



 14日【小田深山】
 おっちゃんに野菜ジュースを作っているのだが、野菜がなくなったので、ドライブがてら道の駅で新鮮な野菜を買おうと出かける。

  
 小田深山に行くまでに道の駅が二カ所ある。砥部町の道の駅には、野菜ジュースに出来る野菜はキャベツしかなかった。新鮮で綺麗なキャベツがあったので一個買う。おっちゃんが弁当を買って行こうと言うので、焼き魚弁当を買う。

 二カ所目の内子町の道の駅には新鮮な野菜があったので、人参、キュウリ、小松菜、ホウレンソウ、ピーマン等を買う。こんな時は帰りに買おうと思ってはダメなのだ、たいてい売り切れている。

 それから、一路 小田深山を目指す。車の外は虫がたくさん飛んでいたので車の中で買ってきた弁当を食べる事にする。深山山荘の食堂に電気がついているので、たらいうどんを食べたいと思ったが、買った弁当があるので仕方なく食べ始める。と、ところが〜!! ご飯が硬い! 魚も硬い! これは〜、今朝作ったのではないな! かと言って、おかずも嫌な臭いもないし痛んでいる感じではない! という事は、冷蔵庫に入れておいたのを出したな! という事で、少し食べたところで食べるのを止めた。病気のおっちゃんが食べるようなものではないのだ。今後、絶対にこんなものを売るあの道の駅には立ち寄らないのだ。

 深山山荘が開いているのがわかっていたら、最初からたらいうどん定食でも食べるのに、開いてない事が多いからね。今日も小田深山にあまり人影がないからいつも開けてとは言えないし・・・。今回はワイワイ隊の他に二人が食事をしていたのみだ。

  
 紅葉の頃、新緑の頃はカメラマンがたくさん来ているが、緑が濃くなる今の季節は誰も来ていないのね。ヤマボウシとか、白い花がたくさん咲いているのに。私も久々にカメラを出した。行きに野菜を買った内子町の道の駅でコーヒーを飲む。堰堤の紫陽花が綺麗だった。

  
 フイルムが残ったので帰り道の“杖の渕公園”で鴨でも写そうとしたが、人に慣れてしまっているようなので、手前の石垣でくつろいでいて撮れなかった。


 13日【白猪の滝】

 3月31日から入院していた おっちゃんが10日の10時に退院した。20日から、私の写真展が富士フイルムフォトサロン東京であるので一緒に東京に行くのだ。自宅に戻り昼御飯を食べて2時頃から少し歩く事にした。近くの神社まで往復一時間の散歩だったが、今回の3クール目の抗がん剤治療がハードだったみたいで病院周回の散歩道にも行かなかったのだ。

11日 東温市総合運動公園
 昨日の一時間の散歩でもふくらはぎの筋肉痛が起こったみたいだ。でも、少しでも足を慣らしておかないとと、2時過ぎに散歩に出かけることにする。

 
 花菖蒲が所々に咲いている。紫陽花とビヨウヤナギの向うでは田植えの準備の真っ盛りだ。

  
 家から30分程で総合運動公園に着く。ここから高台まではちょっとハードな気がするので止める。ゆっくりとベンチで休んで、 はりま塚経由で家に戻る。一時間半の散歩だった。

13日 白猪の滝
 恐るべし抗がん剤治療! 回を重ねる毎に体力が落ちてくる。そんな訳で昨日は散歩にも出かけず家で過ごす。今日は、10時からの車の定期点検を済ませて白猪の滝に出かける。まずは、うどん屋で昼食を食べて白猪の滝無料駐車場へ。ここから歩いて大丈夫?と聞くと「だいじょぶ、行けるよ」と言うので歩き始める。

  
 明け方まで降った雨で堰堤の水量も多い。直登の階段は止めて、ゆるい方を選んだのに、心臓がバクバクすると言っている。まだヘモグロビンが回復していないのだな。ゆっくりと高度を上げて、白猪の滝遊歩道を歩く。滝はやっぱり水量よね。

   
 新緑の頃は過ぎて緑濃くなっているが、やはり自然の中は気持ちが良い。沢ガニさん踏まれないようにね。

  
 去年の9月8日以来の白猪の滝なのだが、流されていた橋も修復されている。(新聞の記事や“おいわさん”のサイトでは知っていた) 橋から見える白猪の滝が凄い迫力だ。休憩所の所で観光客が滝を見ている。紫陽花を前景にカメラマンが撮影に没頭している。私も撮影している時はああなのかな〜、と感心した。

  
 全景が見える場所からは、今の時期は木の葉が茂ってダメだな〜。休憩所でコーヒーを飲んだだけで早々に退散した。1時間20分の滝見物だった。