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 2日【皿ヶ嶺】
 来週は、久しぶりに北アルプスに行けるかもしれない♪ 夕方用事があるけど、少しは歩いておかないとと、皿ヶ嶺に決めた。

一面のアキチョウジ アキチョウジ 10:38 風穴出発
 風穴の林床はアキチョウジがびっしり生えて綺麗だ。直登コースを登る事にした。

真新しいリボン 登山道 ジンジソウ
 コースに真新しいリボンが付けられている。冬の雪道の為の準備かな〜。

マムシ草の赤い実が無くなっている のっこしの手前 11:6 引地山方面への道 11:15
 この前実がなっていたマムシ草の実が何かに食べられたのか全然無くなっている。のっこしで少し休憩し、引地山への道を行こうとしていると、「何処へ行かれるのですか?」と、ご夫婦の登山者に聞かれたので、「引地山へ行けるのですが、登山道にすぐ出るので私達は皿ヶ嶺方面へ行きます」と答える。

すぐに合流する 11:19 マムシ草 十字峠 11:30
 その言葉通りにすぐに縦走路に出る。分岐を十字峠〜皿ヶ嶺頂上へ辿る。

頂上 11:52 賑わう頂上をあとに 下山 12:2 畑野川コース 下山路
 先日の笹倉湿原と同じくらいのタイムで頂上に着いたが、皿ヶ嶺の方が楽だ。、笹倉湿原の時は雨だったし、高度差が皿ヶ嶺320m、笹倉湿原約400mなのでかな。頂上は登山者が多かったが、丁度ベンチと食卓(笑)が空いていたので弁当を食べる。三々五々と登山者が到着するが、譲りあってみんなが座れた。10分位で食事を終え、畑野川方面を周回して竜神平へ出るコースを歩く事にする。今は笹も刈られて分かりやすいが、雪が降ると赤テープを頼りに歩かないといけないコースだ。

オタカラコウ咲く沢を渡る 12:27 竜神平から畑野川コースに出る(振り返って頂上への印) 分岐12:33
 二つ目の沢に生えているオタカラコウがまだ咲いていた。畑野川からのコースに合流、竜神平〜頂上コースの分岐まで、頂上から33分だった。

12:35 地質調査をしているらしい マユミの実がなる竜神平 ヒオウギも実になっている
 竜神平では、地質調査をしている方がいた。仕事の邪魔をしてもいけないので管轄とか目的は聞けなかった。ベンチは女性の団体の登山者で一杯だったので、マユミの木の下でコーヒー休憩とした。

12:56 地質調査の人も登山者も大勢が竜神平を上林峠方面へ いつもの枯れ木 13:7 ツタウルシの紅葉
 上林峠への周回から風穴に下りようと思っていたが、たくさんの登山者がそのコースみたいだったので止めた。いつものベンチの所の枯れ木のツタウルシが色づいている。

流れた?あと 猪が掘った後にしては・・・ 岩が木にぶつかり止まっている
 登山道のあちこちに猪が掘った後が目立つ。何か対策はないものかと思いながら下山していると、山側が水で流れたのか凄い傷跡があり、登山道がえぐれている。この時は、猪が掘って柔らかくなった所に台風の雨でこんなに流れてしまったのかと思ったのだが、つづら折れのこの下の登山道に大きな岩が転がって来ていて、大きな木にぶつかって止まったようだ。これはいつ落ちてきたのか・・・、登山者が登っている時だったら怖いな〜。(>_<)

ハガクレツリフネ 13:36 下山
 一番安全と思っているこのコースだが、大自然の猛威はこんな所にもと思った一日だった。


 5日〜10日【北アルプス遠征(槍沢〜南岳〜大喰岳〜槍ヶ岳)】

 山に恋する ’11【南岳〜槍ヶ岳縦走 へ


 20日【笹ヶ峰南尾根】
 北アルプスに行っている間に石鎚山の頂上付近の紅葉は終わってしまった。帰った翌日からに義母の病院通いに付き添わなくてはならなくなったり、いろいろ町内会の役員の用事があったりしてなかなか体調が戻らなかった。やっと体調が回復したので、今年は山の紅葉が一週間以上早いようなので去年の10月23日に少しブナの黄葉がまだだった笹ヶ峰南尾根に行ってみる事にした。

寒風大座礼西線は工事中 コンクリートを吊りあげている どなたかの縦走用バイク
 寒風大座礼西線の入り口に通行止めの時間帯を書いた看板があった。解除されるのは、13:0〜14:0となっていたので、それまでには下山しなくてはならない。途中でコンクリートミキサー車からコンクリートを入れた容器を上の方へワイヤーで送る作業をしていたが、通る事はできた。林道の途中で高知ナンバーの車が通ったのだが、その方の縦走用のミニバイクだろうか登山口近くに置いてある。登山口を8:45に出発。

アキノキリンソウ ロープがかかっている手前 ブナ
 おっちゃんは一年前の事なのに、この登山道の事をあまり覚えてないとのこと。やっぱり、急登だ。ロープが掛かっている岩の所で休憩と思うのだが、こらえ切れずに急な登山道の木に寄りかかりながら休憩するが、ポカリを落としてしまい、下の方まで転がってしまった。もちろん、取って来るのはおっちゃんだ。去年と違い、カメラを2台(マミヤ7Uとペンタックス67)担いでいるので重いのだ。(^^ゞ 1時間くらいでブナが現れてきた。

黄葉が進んでいるブナ まだ青いのもある やっぱり黄葉はもう少しだね
 そこからまだ15分くらい登らないといけない。登っているうちは青空だったのに、着いた頃には雲に覆われてきた。ブナに太陽の光が当たらないとまだ葉は青く見える。今年も少し来るのが早かったな〜。それでも待っていると時々雲の切れ間から日が射してくるので、気長に待って写す。

キノコ 冠山を望む 石鎚スカイラインから
 おっちゃんは少し上まで登り、冠山を撮ってきた。通行止めの解除時間までに下山しないといけないので、青空と太陽をあきらめて下山した。寒風山茶屋の前でコーヒーを飲んで、瓶が森林道を走って帰る事にした。テレビか新聞かで報道されたのか、木曜日の平日なのに高知ナンバーの車がたくさん瓶が森方面から帰ってくる。年配の方は、到底離合出来そうもない狭い所なのに突っ込んでくる。結局、こちらがバックする羽目になるのだ。(*_*; 伊予富士の登山口辺りの紅葉が綺麗だった。
 

 21日【皿ヶ嶺】
 そろそろ皿ヶ嶺のブナがどうなっているのかロケハンに行かないとと出掛ける。

間伐作業 切り出された杉 風穴のオタカラコウ 11:0
 2日に登ってからだから久し振りだ。林道の杉林の間伐が進んでいてビックリした。風穴の井戸の中のオタカラコウを写して11時に出発。

枯株にキノコ 幽玄の世界 森のフラダンサー
 去年、キノコが生えていた所には今年は生えてないが、違う所にびっしり生えている。ベンチの所で見えた靄の中の紅葉が綺麗だった。森のフラダンサーを写す。

ヤマラッキョウ リンドウ マユミ 竜神平 12:30
 上林峠への登山道から竜神平に向かう。ヤマラッキョウが咲き、リンドウは太陽が出てないからか閉じていた。あちこちにマユミのピンクの実があって可愛い。

ガマズミ?  14:40 下山
 愛大小屋の前のマユミとガマズミ(?)の実が彩りを添えている。周りのブナは黄葉しているのもあり、まだ青いのもありで木によっていろいろだ。愛大小屋で男女3人と、単独男性が休んでいた。単独男性の方は、退職1年前にアルツハイマー病にかかり1年早く退職したとの事。今は、早期発見ならいい薬もあるので現状維持は出来るとの事だ。私もリウマチで生物製剤の注射で現状維持していますと話した。14:45に下山する頃には雨になった。



以下、撮影お出掛け


 22日【大川嶺】

 
 着いた頃はガスの中、撮影ポイントで会ったカメラマンによると今年は悪いとか、途中でFalconさんと偶然会う。撮影しようとしてレリーズがないのに気付き、前のポイントまでおっちゃんに戻って貰う。

 写真展に来て下さったガソリンスタンド(今月で閉めるとの事)に寄った後で大野ヶ原方面に行くもゲリラ豪雨で途中撤退した。

 23日【猪伏〜大野ヶ原】

ヤギと子牛 大トチ キノコ(マスタケ?)
 昨日撤退した大野ヶ原のブナ林に行こうと出掛ける。その前に大トチが気になり散策に行く。

 ユキザサ
 まだ葉は青かった。若いアベック(古〜い)、と広島の中年アベックとすれ違う。
牛が反芻している 撮影中 
 大野ヶ原の牧場では、牛が集まって寝そべり反芻していた。食べてすぐ寝ると牛になると子供の頃言われたのはこの事か。今治のカメラマン2人が来ていた。

  
 紅葉はもう少しというところか、ガスが来るとなんとか写せる。

 28日【猪伏〜長沢の滝】

  
 23日にフィッシュアイレンズで写してみたが、現像が出来てみると暗かったので、もう一度トライしたいと出掛ける。この前も今回も空が真っ白なので今ひとつ。長沢の滝までの道沿いの農村風景がなかなか良い。

長沢の滝  
 “ハート型に削れた穴から一気に流れ落ちる・・・、この滝に願いを込めると恋がかなうとか・・・。” と、説明書きがある。


 30日【小田深山】

マユミ  
 明日から京都のひよこさん夫妻が来るので、小田深山にロケハンに行く。雨が降りしきる中を見て回ったが紅葉はまだだった。小田深山山荘でたらいうどんを食べた後、面河にも行ってみるがまだ紅葉してない・・・。


 31日〜11月1日【皿ヶ嶺】
愛大小屋 ひよこさんご夫妻と愛大小屋で一泊。11月のwaiwai山行記へ