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 5日【鈴北岳】

 来週(12日)は引越しだし、その次の週末は引越しの片付け・・・と、忙しくなるのでどうしても何処かへ登っておかないと・・、今の時期行く所となると福寿草だと決めた。

8:18 登山口 8:42 登山口
 最後に行ったのは
2006年4月13日だった。あの時は、覆面パトカーに捕まって25000円の痛い出費となったのだが、今回は高速料金もETC割引で普通は3000円かかるところを1750円だった。(*^_^*)

 鞍掛トンネル西口の駐車場には既に3台停まっていて、女性が2人、単独男性が1人出発して行った。登山口から杉の植林帯を25分で鞍掛峠に着く。

9:44 前を行く親子 9:52 鈴北岳頂上
 3年前は、一週間後なのに登山道には残雪があり夏道が隠れている所があったのに、やはり暖冬だったのだろう雪は融けていた。途中で駐車場から先行していた男性が休んでいて、車のナンバーを見ていたのか「四国からわざわざ?」と話しかけられた。「自宅は愛媛ですが、転勤で大阪に来ています」といつもの返事をする。「先週は、霧氷でこの辺りも真っ白でした。福寿草も2、3輪が雪から顔を出しているだけで・・」との事だった。最後の滑りやすい急登を小さい子供さん連れの家族が登っている。

10時前に着いた鈴北岳頂上は霧の中だった。

福寿草 福寿草
 3年ぶりに訪れた自生地は、福寿草も減っているように感じた。先程の男性も来て被写体の福寿草を探している。同じ写真を撮ると言っても、雪の中から出たばかりの花を期待していたみたいで、私の雰囲気を撮りたいのとは違う。女性の登山者もコンデジを持ってウロウロしている。

 鹿が駆け下りた跡や糞もあり、知る人ぞ知るの場所も口コミで広がり、私も含め花の踏みつけはないものの、歩いたあとの土が締まって種が根付かないのかもしれない・・・。<(_ _)>

御池岳からの登山者 13:29 前に霧氷を写した木
 お日様が出ないと、花は開かないし、花が開いて向こうの灌木に靄が来たらシャッターを押そうと長い間待っていたが、すっかり晴れてしまったので切り上げて昼食とした。

 御池岳の方から団体登山者の長い列が見えた。
2006年2月18日に霧氷を写した木の所にも行ってみた。

14:5 鹿避けテープがまかれた杉林
 鞍掛峠から駐車場までの杉林には真新しい鹿避けのテープが巻かれている。滋賀県の植林帯でよく見かけるが効果があるから巻くのだろう。2時過ぎに下りた駐車場でバスの運転手さんから「○拾人の登山者にあいませんでしたか?」と声を掛けられた。頂上で見かけたと答える。トンネル東口の方は駐車場が一杯なので西口で待っているとの事だった。

久しぶりの山行だったが、福寿草にも会えたし身体を動かす事も出来て嬉しかった。

 29日【三重嶽
 連休の帰省は5月2日(土)からと決まった。天気が良さそうだし、人が少なくて花も見れる所と考えていたら、去年ネットで知り合ったchikaさんに連れて行ってもらった“大御影山”に近いので花がたくさん咲いているかも、ブナの新緑も見れるという事で決定。

石田川ダムの八重桜 登山口 8:7 急登を上りきった場所
 ETC早朝割引で650円の高速料金で京都東ICを下りる。今津から303号線に入り、石田川ダムをめざす。ダムの桜はしだれ桜、ソメイヨシノは終わり八重桜が見頃だった。撮影には小雨くらいは降ってないと靄が出ないのだけどねぇ〜、登山口までの林道は、先日の土日みたいな荒れた日には通りたくない道だ。

スミレが咲いている バイカオウレンもちらほら咲いている シャクナゲも5分咲きくらいか
 のっけからの急登も、覚悟を決めてゆっくり歩けば案外楽に登れる。まだ木々の芽が出たばかりなので明るい林床なのだが、花は意外と少ない。さあ〜、この木を写そうとカメラをだして、なんてことなの〜三脚を忘れて来たのに気がついた。(-"-)

三重嶽頂上 11:9 頂上付近のブナの芽吹き ブナ
 ブナの芽吹きの状態は場所により、既に葉が展開している所、出たばかり、まだ膨らんだままといろいろだ。

撮影中 形のいいブナ 団体さん到着
 三重嶽の周辺で手持ちで写し、三角点に戻るとたくさん登山者が上がって来ていた。「縦走されるのですか?」と聞くとピストンとの事だった。

イワウチワイワウチワの蕾 オオイワカガミ 登山口に帰る 14:15
 下山しながら、おっちゃんはイワウチワやオオイワカガミの撮影に余念がない。花は、去年大御影山で見たような群落はなかった。朽木側から帰ることにして朽木温泉・てんくうの湯に入湯して帰った。