11


 1日〜2日【一の森〜剣山】

山に恋する ’08 一の森]V へ


 9日【打見山・蓬莱山】

 朝になっておっちゃんが「ワンゲル道にするか?」と言うので、「この間から、比良山系の登山道を全部歩こうという事になってるやないの〜、ワンゲル道は一番最初に歩いてるし、この前ホッケ山で会った若者が金ビラ峠を下りると言ってた時に地図を見て、歩こうと言ってたやないの〜」という訳で、“キタダカ谷〜打見山〜蓬莱山〜金ピラ峠”と決まった。
登山口 8:0 大川 堰堤  8:10 ススキと打見山方面 二つ目の堰堤 8:25
 寝る前に決めてないので、高速道路の早朝割引に間に合わず正規の料金を払って、登山口を8時出発になった。関西のガイドブックは、電車を利用してのものが多いので、車で行くwaiwai隊は登山口を見つけるのが一苦労だ。志賀駅から地道を走り、湖西道路をくぐって横の草が生い茂った細い道路をあっちに行ったり、こっちに来たり右往左往してやっと見つける事が出来た。10分で大川の堰堤、そこから15分で2番目の堰堤に着く。休んでいると単独の男性が登って来た。

道路のように広い道 天狗杉 9:20 クロトのハゲ お地蔵さん 9:50
 林道のような広い登山道で歩きやすいと思ったが・・、さすが高度差1000メートルずっと登りなので結構しんどい。さっきの男性が休んでいた。植林と自然林が混ざって良い感じだ。9時20分に天狗杉に着く。そこから30分でクロトノハゲに着く。比良山系と琵琶湖が見える。岩の上にお地蔵さんが祀られている。休んでいると、さっきの男性が登ってきた。静かに歩かれる方だが、歩くペースが同じ位なんだ。

落ち葉の登山道 真心の塔 展望台 10:12 ゴンドラの下から ゴンドラと琵琶湖 打見山頂上 10:25
 ここら辺が紅葉のピークで、ドウダンツツジの赤、シロモジの黄が綺麗だ。10時10分にびわ湖バレイの真心の塔広場に着く。ゴンドラの下を通るようになり、打見山への道を登るとゴンドラの駅辺りが頂上のようだ。売店で、ビールとホットドッグを買ってベンチで琵琶湖を見ながら食べた。10時30分だった。


朽木側 蓬莱山のお地蔵さん 11:0 頂上の鐘
 蓬莱山へはスキー場のゲレンデを登って行く。鹿の糞がおびただしい。ゴンドラで来た観光客も歩いている。右手の朽木側は稜線の落葉樹の感じが好きだ。左手の琵琶湖側の赤、緑、黄の紅葉も素晴らしい。お地蔵さんの横を過ぎると鐘のある頂上だ。


金ピラ峠への分岐 11:10 ガレ場の手前 11:30 ガレ場 金ピラ峠 11:30
 11時10分、金ピラ道への分岐を出発。びわ湖バレイの方から登って来た3人組とすれ違う。ガイドブックでは、斜面が崩れ落ちたガレ地を通過すると・・、と書かれている。岩に赤く印をした所があり、なにかな〜と思っていたら、登山道のまま下りて行くと崩壊していた。登り返して印の所からガレ場の上に付けられた高巻きを下りる。そんなことなら、通行止めのロープでも張ってくれたらいいのに。ガレ場の下の元の道の所でも女性が2人どうしたものかと見ていた。ここで、冬季に滑落事故があったそうだ。11時30分に金ピラ峠を通過。


蓬莱山登山口 12:20 琵琶湖バレイ乗り場上の堰堤 12:40
 それからは、植林地帯を下りるのみだ。帰りはゴンドラという地元の女性二人に「どちらから?」と尋ねられる。12時20分、蓬莱山登山道入口に着き、木戸川の河原でコーヒータイム♪ 朽木側と違って、びわ湖側のキタダカ谷もこの木戸川も水が流れてなくて、人工の水路に流れているのみだ。

びわ湖バレイから舗装道路が来ている所に駐車場があるが、一台も停まっていない。びわ湖バレイまでは蓬莱山、打見山方面の紅葉を見ながらの散歩気分だ。

打見山・クロトノハゲ登山口 13:0 朝の堰堤への道
 びわ湖バレイの駐車場を横切って下りて行くと、13時に標識がある所に着いた。そこからすぐの所に道が続いていて、大川の堰堤の手前で見た道に続くようだ。最初から此処へ来ていれば、車を停めた所まで歩かずに済んだのだ。(^^ゞ 温泉は比良トピアに入湯して、時間が早かったので珍しく渋滞に巻き込まれずスムーズに帰る事ができた。


 29日【釣瓶岳】
 大阪にいる間に“比良山系の登山道を全部歩こう”というわけで、
2004年5月30日にコメカイ道を歩き、ヒジキ滝を見て地蔵峠から地蔵山へは行っているが、山と高原地図のルートを歩いてないので、今回歩こうと決めた。
2004年5月30日 駐車場より 8時出発 危険な分岐
 デジイチの調子が悪くて画像がパソコンに取り込めなくなったので前回の3枚です・・・。(^^ゞ
7時30分に登山口の空き地に車を停めて出発。40分くらいで、2004年に酷いめに遭った地蔵峠への分岐に着く。小休止して30分くらいで笹峠分岐に到着。地図の登山道の表示ではここからササ峠を経由してイクワタ峠〜釣瓶岳〜細川越(ここから武奈ヶ岳の間は歩いている)となっているが、落ち葉で埋め尽くされているし、標識に『悪路テープを確認せよ』とマジックで書かれてあるので、今回はパスした。

 落ち葉でふかふかの尾根道を登るようになり、イクワタ峠に9時20分に到着。30分程で釣瓶山頂上に着く、頂上直下は滑りやすかった。おにぎりを食べて細川越まで下り、登り返す。今日は誰にも会わないな〜と思っていたら、男性が2人登ってきて「足跡がないから僕らだけかと思った」と言ってきたので、「ササ峠から下りれますかねぇ」と聞くと、テープがあるから気をつけて歩けば大丈夫と言うので、まだ時間は早いしイクワタ峠からササ峠経由で下りてみるかな〜と行ってみた。

 右手に区画整理された棚田を見ながらぐるっと回る様に付けられた登山道をササ峠まで縦走し、コメカイ道を探すが、なかなかテープも見つからず、植林の端にそれらしき道を見つけたが、もし2004年の道に続いていたら・・・との思いがぬぐえなかったので、撤退してイクワタ峠に登り返して下山した。この時期の落ち葉でふかふかの道は気持ち良いのだが、下に縦の枝が隠れていたら大変!滑って転んでしまうのだ。(>_<)
温泉はてんくう温泉に入湯した。