2006年    




 12


 2日【堂満岳】

 11月は撮影の適期で、この時期撮影に行かないとと思っている場所がたくさんあり山に行けなかった。12月になっても紅葉が遅れているので雨なら撮影に行きたい所があったが、こう晴天続きでは・・。と言う訳で久しぶりに撮影抜きの山行となった。となると、比較的アクセスの良い比良で、登った気持ちになれるのは・・、と堂満岳に決まった。

登山口 公社営林地の看板 明瞭な道がある
 おっちゃんに、
4月20日のお花撮影オフ会でiwahigeさんの案内で下山に使った“山と高原地図”の破線の道を歩かせたいと思い提案した。イン谷口から正面谷に向かって車を走らせ正面谷橋を渡って車を停めれる空き地(園地のWCの手前にある小屋の手前)に車を停める。8時10分、薄い踏み跡を奥に行くとチョロチョロと水が流れている、そこを渡り右へ行くと明瞭な道がある。地図に載っているノタノホリを通るコースの途中に私の記憶では分岐があり、どうなっているのかと思っていたが、この道に合流するのか・・、今度確かめてみるのだ。

13分で「公社営林地」の看板がある所を通過、古崎川の左岸に道は続いている。落ち葉を踏みしめながら歩く。谷が詰って来た所が上から見て綺麗だったので降りてみる。先月の芦生撮影会の時に持って行ったサブカメラにフイルムが残っているので、マクロレンズを着けてぶら提げているのだ。後は今は水が流れてない谷を右に左に詰めるだけだ。

ノタノホリからの道と出合う 落ちたばかりの落ち葉の絨毯
 50分で、堂満東稜道に合流。休んでいると、男性1人が登って来て「熊を見ました!」「ほんとですか〜」「ノタノホリでガサッと音がして、こんな大きな黒いものが走って行きました」と話された。それって・・、waiwai隊の歩いている方角じゃないの〜 (@_@;) このコースは熊が多いとの事。今落ちたばかりのような綺麗な落ち葉だったので、また撮影。

気持ちいい登山道 琵琶湖
 エンブレル注射が影響しているのか、調子が良いからか、おっちゃんが毎日夜遅く帰るのを待って食べるからか・・、太ってきているので登りがきつい。(^^ゞ 途中で琵琶湖が光っているのが見えた。

木 1 面白い形の木が多い 頂上直下の急登
 この辺りは、どんぐりがたくさん落ちている。それで熊も多いのか・・、どんぐりから根が出ているのもある。雪の重みか、変わった形の木が多い。なるべくストックを使わないようにして来たが、膝の調子が悪くなってから使うようにした。その膝の調子は、軟骨の擦り減りと言うよりは筋が固くなっている感じで、山歩きの時も普段も同じ靴底を使ったら治っている。

堂満岳頂上 先週?の雪が残っている いつもの岩
 10時35分に堂満岳頂上に到着。先程の方も、もう一人追い越して行かれた方も休んでない。昼には早いので、waiwai隊も記念撮影だけで頂上を後にした。途中の谷に少し雪が残っている。

コヤマノ岳が見えてきた 比良山系縦走コースの標識 南比良峠への分岐
 東レ新道から、コヤマノ岳が見える。男性1人、女性2人のグループ、男の子を連れたお父さんとすれ違った。頂上から25分で、比良山系縦走コースの標識と、南比良峠への標識がある分岐に着く。この比良山系縦走コースは無積雪期の晴天時で14〜15時間かかるそうだ。六甲山全山縦走コースのように街中を通る事もないコースで一度は挑戦したいが・・、無理だわ・・。(^^ゞ

たった一枝の紅葉 雪の重みでこうなるのか 台杉があちこちにある
 金糞峠から奥の深谷方面へ少し行く事にした。途中で一枝、綺麗な紅葉が残っていた。台杉がある所辺りでお昼休憩。おっちゃんがいないと思ったら杉の根を撮影にあちこち行っていたみたいだ。男女2人が大橋方面へ走って行った。


金糞峠 青ガレ 山腹の紅葉 公園みたいに整備した跡
 昼食後、金糞峠に引き返し青ガレを下山。途中でドーンと音がして、岩が転がり落ちる音がした。正面谷を渡った所でコーヒー休憩とした。堂満岳に登って行った親子も降りて来た。上は冬枯れの様相だが、下りる程に山は色づいて来る。園地の辺りに植えられた紅葉は見頃、サザンカも咲いている。
13時50分には車に戻り、比良トピアに入湯、京都の紅葉見物で混んでいるかと思った湖西道路も名神高速も混んでなかった。天気も良く、久しぶりに山登りを満喫した一日だった。


 8日【武奈ケ岳〜コヤマノ岳】
郡市境界の杭 と 標識 歩いた 大もみを経て大橋小屋の標識
waiwai薮日記「関西編」 武奈ヶ岳へ