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第328回 君Color
はじめに
今年は年明けのライブ以降、まーちゃんの歌の方はは水面下で色々と考えたり集めたり、という時期のようで、表立った動きはまだないんですが。まぁ、その分、来年以降にまた新しい何かを生み出してくれたらいいな、というところではあります。
その時に、どんなスタイルの曲が生まれるのか、今まで培ってきたものをしっかりと引き継いで伸ばしていくのか、新しい何かを取り込んでいくのか、それはまーちゃんの考え方次第ですね。そうして、またトータルでまーちゃんの色が深みを増していけばいいな、と思います。
…というわけで、今回は「君Color」から思ったことを何かしら書いてみようか、と思っています。
いろいろあります
この曲の言うところは、「自分らしさを隠したりしないで、そのままで行こうよ」というところでしょう。そうしたいとは思いつつ、なかなかそうもできないのが実情ですけどね。孤立無援でいたら、周りからの圧力に負けそうですし。そうならないための励ましというのが必要だということでしょう。
それを与えてくれるのが、やっぱり一人でもいいから傍で支えてくれる人ということになりますか。確かなその存在を感じさせてくれるのが、この曲だったり、あるいは「君は君のままで」あたりの曲なんだと思います。この曲の場合は力強く明るく、力を与えてくれるような感じですが、後者だと傍に寄り添って暖かく支えてくれるような雰囲気ですね。
自分の中で、確信をさらに強める力が欲しい時もありますし、逆に頼りなくて投げ出したくなるのを受け止めて欲しい時もありますから、その時々で自分の色を出していくのに必要な力添えの種類は異なるでしょう。だから、こういうテーマの曲でも場合に応じていろんな曲調のものが出てきます。周囲の状況も自分の気持ちも、一面的ではあり得ないというひとつの証左でしょうね。
まーちゃんの色は
では、そんな風に「そのままでいいよ」と言い続けてくれているまーちゃんの色はどうなんでしょう。その答えは、本人も含めて人ごとにいろいろと違ってくるんでしょうけどね。それに、その時々によっても変わってくるでしょうし。
私の場合、「かたおもい」〜「ミントと口笛」の頃のイメージで、スカイブルーだったり草原と風の色だったりしてますけどね。それ以降、「恋の色」だとか「クリスタルデイズ」だとかでいろんな雰囲気が加わってくるにつれて、その中に温かみのある赤系…というよりはピンク系の色が少し入ったような感じです。
で、そんな中、まーちゃん自身も周囲も持ち続けているのを認めているようなのが、「苺色」でしょうか。大本は苺そのものじゃないはずなんですけどね(苦笑)。「ストロベリーキャンドル」の花の色なので。そこで加わった色が、ライブやファンクラブのタイトルになることで、まーちゃん自身のなかにも周囲にもしっかりと染み込んでいったんじゃないでしょうか。それに、何気にまーちゃん、けっこう熱のあるところもあるので、こうした色も含むんでしょう。
この曲の詞はSatomiさんですが、「苺色」を何気なく出しているあたり、そうしたイメージはまーちゃん自身やファンサイドだけじゃなくて、スタッフにも浸透しているんだな、ということでしょうね。
最後に
「君Color」から思ったことを書いてみましたが、そうした、オリジナリティのある色が大好きで、一緒にいたいし一緒に育てていきたい、ということになると、yozuca*さんの「キミ空カラフル」になるわけですね。
ともあれ、自分の色も持ちつつ、まーちゃんの生み出す色もできるだけ見ていたいな、と思う今回でした。
次回は「このまま」から何かしら書いてみようと思っています。21年の時の中で…ということになるんでしょうか。
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