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CD Release

第326回 ラミドゥベイベ

はじめに

 今年はまーちゃんのこの時期のライブはないですが、季節はちゃんと(?)巡っていて、「恋の色」やら「remember」といった曲が似合うようになってきました。ライブはなくても、こうしたところでまーちゃんに絡めて季節を感じることもあるわけですね。まぁ、私は「Babyblue」を夏に訊くことでそうしていることが多いですが。
 そうした、暑い時期に似合うきらめいた曲の一つに加わりそうな「ラミドゥベイベ」から思ったことを何かしら書いてみようと思います。

その時の表現

 私の個人的な位置づけとしては、この曲は今のまーちゃんによる「恋の色」ということになっています。「恋の色」が2002年、「ラミドゥベイベ」はそこから15年後の2017年なので、もちろんその間にいろいろな変化はまーちゃんの内にも外にもあるわけですね。そのおかげで、あるいはそのせいで気持ちの表への現れ方にも変わってくることが出てくるのは当然でしょうね。
 けっこうストレートに想う気持ちが出てきている「恋の色」に対して、すべてを表に出しているとはとても言えない「ラミドゥベイベ」という感じですか。それが、少しずつ見せていたり、「見えるかな?」って思っていたりする形になってくるんでしょう。
 その一方で、変わらないことも確かにあって、それが一直線に相手のことを想い続けている熱い気持ちですね。表にすべてを出していないので、そうは見えなくてもその真っ直ぐな熱さは昔も今も変わってないのがよく感じられます。ただ、それを持ちつつ自然体でいこうとしてるのが、そうした変化の大きな要因なのかな、と思います。

ライブにて

 かつて、「恋の色」がライブに登場した時、その軽快なテンポとみんなで作る一体感、それにまーちゃんからの気持ちとが相まって、あっという間にライブでの定番になりました。それから数年経った時、「ずっとこの曲を歌っていてもいいかな?」なんてことを言ってました。まぁ、ストレートで熱くてかわいくて、という曲なので、年齢を重ねていても歌えるのかな…というところを秘かに感じていたんでしょうね。
 もちろん、ファンダムとしてはその場ではもちろんいいよ、と答えているわけですけどね。それでも、時間が流れて、曲の数が増えていくのにつれて、少し「恋の色」が出てくる頻度は少なくなったようにも思います。もちろん、曲数が増えたことそれ自体も要因としてはあるでしょうけど、内心でそのあたりに対する疑問があったのかもしれないですね。
 その分、今なりに自然に歌えるそうした熱い曲ということで、この「ラミドゥベイベ」は登場したのかもしれません。曲ができてからのライブはまだ2回ですけど、その2回での様子を思い返してみると、今後「恋の色」のような立ち位置になっていくのかもしれないな、という感じは確かにしています。これからどうなるのか、楽しみなところですね。

最後に

 ということで「ラミドゥベイベ」について思っていることを書いてみました。「変わっていくこと、変わらないこと」をテーマにしたシングルの収録曲だけあって、いろんな切り口でそうしたところが見えてくる曲なんだと思います。ライトなラブソングというところだけには収まらない感じですね。それが面白いんでしょう。


 次は「キラメク」から書いてみようと思います。秋に入りそうな頃ですが、ライブのことを思い出しながらにもなるんでしょうかね?

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