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CD Release

第303回 キミと逢いたい明日のために

はじめに

 昨日(9月21日)と今日(22日)、まーちゃんはアルバム「センチメンタルCANDY」の発売記念イベントで名古屋及び関西方面へと出かけています。発売から約3週間半ほど経っていますが、それでもCDや曲の感想を直に聴けるのを楽しみにしているというところでしょうか。もちろん、参加する側としてはまーちゃんと話ができるのはいつだって楽しみですしね。
 今回は、そんなふうに会える日に向かって進んでいこうという意思を歌った「君と会いたい明日のために」から何かしら書いてみようと思います。

二つを足したら

 まーちゃんの曲によくある音色といったら、まずひとつは「君といたmemory」や「ひまわり」、「Sincerely」に見られるようものですね。流れるようなストリングスに乗せて、穏やかに、それでいてどこか軽やかに、気持ちをしっかり声に乗せて歌うタイプということになります。そして、もうひとつは力強く刻まれるビートに乗せて、元気よく弾けるように歌っていくものでしょう。こちらは例えば「LET'S!!」だとか「Dear」、それに「僕のパートナー」というところが挙がるでしょう。
 今まで、この両方のタイプはそれぞれ別のものとして存在している感はありました。強いて言えば、「恋の色」がその両方を感じさせるかなというところですが、ライブでのイメージもあって元気な方によっている気もしますしね。その中に清涼剤としてのストリングスが入っているという雰囲気を感じます。だから、その両方が本当に融合したというのは、この曲が初なんだろうと思います。まーちゃん自身、この曲で新しいものに挑戦したということは度々言っていますが、確かにそうした意味で、新しいものになっている思います。
 で、それでどうした雰囲気になっているかというと、一言で言うと疾走感なんだと思います。力強い足取りで、スピードを持って目指すところへ走っていく、そんな光景を曲の音色から感じ取ることができます。そして、曲の詞の中で目指すところが明確になっている分、そこへと向かって速度を落とさずに進んでいこうという意思を明確に感じられるのではないでしょうか。

キミと逢いたい明日のために

 さて、8月のライブの時に次のことについて聴かれた時に「春ごろかな」とまーちゃんは言っていました。あるいは、この間のときに、「また次にライブをやりたいよね」と話していました。とは言うものの、アルバムにせよライブにせよ、明確にいつになるということは決まっていないというのが実情でしょうね。ま、決まってたらラジオなりライブなりで話してたでしょうし。
 それでも、やっぱり「次もやりたい」という意思があるということは明白なわけですね。じゃあ、そこに向かっていくには、ということになりますが。それこそ、この曲で歌われているような気持ちが必要になってくるのかもしれないですね。目指すところやしたいことをしっかりと意識して、それに向かって日々何があっても受け止めて進んでいく、そんな感じでしょうか。
 それは、もしかしたらまーちゃんだけではなく、こちら側にとっても必要なことなのかもしれないとも思います。何らかの形で次を求める気持ちを明らかにしつつ、その日を待ってそれぞれに日々を送っていく、そんなことが必要なのかな、と思います。スタッフが「いいのを作っていれば、みんなが広めてくれる」と言っていたことを意識して、いろんなところで気持ちを話すことなのかな、なんて思ったりもします。
 それが、ライブやCDに関する限り、「キミに逢いたい明日のために」ということの現れになるんでしょうか。

最後に

 と、「キミに逢いたい明日のために」から感じることを書いてみました。8月のライブでの初披露の時に、新曲を8曲発表しましたが、その中でインパクトがあったトップ2のうちのひとつですね。それだけ、新味があったということなんでしょう。そして、それはまたこれからのまーちゃんの歌の世界の広がりを予感させるものだったんじゃないでしょうか。こうしたものも、またひとつの色として定着していけばいいと思います。


 次回は「Shining Shining」でいってみたいと思います。ライブのことやかつて聴いた話を思い返しながら、ということになると思います。

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