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CD Release

第297回 It's Summer!!

はじめに

 今年は梅雨入りがだいぶ早かったので、今頃は明けているかと思いきやそんなこともないようですね。まだ梅雨が明けたのは沖縄ぐらいでしょうか。そうは言っても、今年の梅雨は晴れた日も多いので、既に夏気分というところもある程度あったりもしますが。
 ともあれ、今回はこれからの季節を迎えるのにぴったりだろうという、「It's Summer!」から何か書いてみようと思っています。

夏が来た!

 夏到来と言うことになると、歌の方でも弾けた感じのものが多いような気がします。この曲でもそうですが、私だと例えば桑田佳祐さんの「MASARU」とか渡辺美里さんの「夏の歌」や「夏が来た!」と言ったところが浮かびますし、おそらくそれぞれの人ごとに思い出すところはあるでしょう。
 多分、それだけ日本人の心には「夏は楽しい」というイメージがあるということでしょう。学生なら夏休みがあるので楽しいのはもちろんでしょうけど、そうでなくとも、やはり梅雨といういろいろなことが思うに任せない、そんな時期を越えた先の季節ということもあるんでしょうね。だから、この曲でも「待ちに待った季節」という表現が出て来るんだと思います。
 もちろん、夏にはいろいろと厳しい面もあって、ここ数年はニュースで取り沙汰されることも多いのは事実です。しかし、そうした面を考慮に入れたとしても、やはり夏というのは心浮き立つ季節なんでしょうね。普通、夏に照りつける太陽は、それだけを想像するとどうしてもげんなりしちゃうものですが、この曲ではそれも含めた全部を楽しもうというところですかね。

私たちの夏に

 さて、まーちゃんの本来の好みはちょっと分からないところもありますが、いつからかまーちゃんは「私たちの夏」という言葉を使って、この季節を大切にしているのが見えるようになりました。もちろん、その背景には98年に行ったファーストライブからずっと、夏〜秋口にライブを続けて、想いを重ねてきたというのはあるでしょう。
 もちろん、太陽の下でライブをやったというのはないんですが(笑)、それでも、この季節に一緒に大事な時間を過ごした記憶というのは、大事なものになってるでしょうしね。
 そして、その記憶を持っている上でさらに貴重なものを積み重ねていきたい、「私たちの夏」をまたしっかりと刻んでいきたいという想いが、この曲や「みんなで」における、まーちゃんと客席双方のやり取りができる場面に反映されているんじゃないかと思います。

最後に

 「It's Summer!」に寄せる感じで、思ったことを書いてみました。私個人は夏は正直苦手なんですが、それでもこうした曲を聴くと夏に向けて気持ちが浮き立つのは感じます。それが、こうした曲の効果なんでしょうね。


 さて、次は「君といたmemory」から何か書いてみたいと思います。もちろん、ライブの事を避けて通るのは無理なんでしょうね(笑)。

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