第291回　befriend♥

はじめに

　今度の土曜日には、まーちゃんのファンクラブイベント「学び舎卒業式 with you」が開催されますが、そんなように今はちょうど環境が変わる人が多い時期ですね。…って、これも毎年書いていることですが（笑）。そうなると、今までそばにいた人たちとも遠く離れていくことも多いでしょうけど、それでも、こんな感じでお互いに思いあうことができたらいいんじゃないでしょうか。
　ということで、今回は「befriend♥」からいくつか書いてみようと思っています。

いつもある気持ちだから

　この曲で歌われているのは、「離れていても、いつだって味方だから、恐れないで先へ進んで」という気持ちですね。こうした気持ちは、まーちゃんが常に伝えようとしていることのひとつなので、同様の趣旨の曲はたくさん見つけることができます。その分、曲調もいろんなパターンがあるということになります。
　実際、この曲の場合はポップで元気に、力強くそうした気持ちを伝える、あるいはどこか叩き込むといった雰囲気でしょう。一方、例えば「プリズム」や「あいのはな」だともうちょっと穏やかに、どちらかと言うと爽快感のほうを強く感じます。その分、すっと染み込んでくる感じでしょうか。さらに、「優しい約束〜TO MY FRIEND〜」、「SWEETEST」では寄り添うように、温かさをもって気持ちをじっくりと染めていくように思えます。
　その中のどれがいいのかは、もちろん状況や受け取る人によって変わることでしょう。その分、常に伝えたいことと言うのは、色々な曲調に乗せて伝えておきたい、ということなのかもしれないですね。

まーちゃんとほっちゃんに

　話は変わって、私がメインで聞いている中に、まーちゃんと堀江由衣さんが入っています。そもそも、私が堀江由衣さんの曲を聴くようになったきっかけがイズミカワソラさんが曲を提供しているからですが、そんな感じでこの二人共に曲を提供しているのが岡崎律子さん、松岡モトキさん、それからこの曲を作曲している川田瑠夏さんといますね。その他、まーちゃんには編曲で参加している宮崎誠さんも堀江さんに曲を提供していますし、宅見将典さんもAice⁵の時に参加しています。
　両者ともキャラクターソングを含まない数字で100を軽く越える数の曲があるので、その中でこの人数と言うのは、多くはないと言えるのかもしれないですけどね。それでも、活動している作家はたくさんいる中で、これだけのかぶっていると、聴いている側としては多いと感じます。これだけ増えてくるのは、両者のCD制作にVERY GOOの福井健吾さんが参加しているからなのはあるでしょうね。
　ともあれ、そんなふうにある作家が違う人に書いた曲を聴いていく中で、それぞれの色というのをどことなく感じられてくるというところはありますね。川田瑠夏さんは、「befriend♥」を書いたかと思えば、堀江さんに「イマカラキミノモトヘ」を提供していたり、アニメ「とらドラ!」で「yes」を作ったりと、けっこう幅が広そうなんですが、これからそうしたところを聞いていく中で、色を見つけていくのも楽しみなところなんだろうと思います。

最後に

　今回は「befriend♥」をキーとして、思っていることを書いてみました。当初の予想とはちょっと違った方向に行きましたが（笑）。ライブに関してちょっと言うと、振りが分りやすかったり、あとは足元のファッションが曲に規定されたこともあったりと、そんな楽しい記憶がありますね。そんな感じで、曲調からも記憶からも、どこか楽しい気分になってくる曲だと言うのは気持ちですね。あとは、ちょっと気になる作家の曲だと言うことでも、ですね。

　次回は「Baby, dance with me♪」から何か書いてみようかと思います。行楽シーズンの最中、ということになってきそうな頃ですしね。