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CD Release

第287回 みんなで

はじめに

 年末から年明けにかけてのライブやイベントといった、まーちゃんと同じ空間を共有できる機会もひとつ区切りがつきまして、次はいつになるのかな…といった感じの今の状況です。そういう時―ライブではもちろん、ファンクラブイベントでも―に、歌うことでみんなの気持ちがひとつ高まる、というのはありますね。
 今回は、そんな場面で最近よく使われる「みんなで」から、何かしら書いてみようと思っています。

みんなを意識して

 悩んでいたり落ち込んでいたりしている人を連れ出して、一緒に行こうという曲はまーちゃんは今までに何度となく歌っていますね。例えば「もしも……」だとか、「優しい約束〜TO MY FRIEND〜」、「Only You☆」などといったあたりですかね。
 で、それらの詞を眺めてみた場合、ひとりのことを見ているのか、あるいはいろいろな人のことをまとめて連れ出そうとしているのかという2つのタイプがあるように見えます。さっき挙げた曲はおおむね前者ですが、「みんなで」に関しては明らかに後者でしょう。もちろん、どちらがいいとかいう話ではないですけどね。個別に見ればより親密に見られますし、大勢を見れば、それだけ多くの力が集まりそうですしね。
 ともあれ、そうした違いは曲を作るうえで、ライブなどを意識している度合いから来ているようにも思えます。より単純に、誰かを励ましているような曲でも、ラジオを意識して作った「聴かせてよ君の声」など、より大きなスケールでの相手を意識していることが明白ですしね。だから、多くの人の意識や気持ちを意識しながら書いた曲は、その辺が自然と出てきやすい、ということでしょうか。

最近多くなってきているのは

 そんなふうにライブを意識して書かれたこの曲ですので、去年の発表以来、ライブのみならずファンクラブイベントでもキーになる場面で使われています。こういう曲なので、みんなで歌で意識を共有する時には使いやすいんですね。
 もちろん、当初からこういう曲がなかったわけではないですが、最初の頃はコールや振りで統一感を出していたというのが実際のところですね。例えば「ストロベリーキャンドル」だったり「一緒に歌おうよ」、「ロマンチックだね」といったところを思い浮かべればいいと思いますが。
 曲の歌詞をもって、あるいはコーラスで一体感を作ろうとしているのは、たぶん自然発生的に「恋の色」が最初なんじゃないかと思います。「DESTINY」や「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」を数に入れていいのか分かりませんしね(苦笑)。
 それでも、その増え方は決して急なものではなく、長いこと「聴かせてよ君の声」や「Pure♥」あたりに頼っている感があったんですが、アルバム「ファイト!!」から明らかにペースが上がったように思えます。推測ですが、理由としてその頃は活動の継続性に不安なところがあったようにも感じます。だから、「僕のパートナー」や「LOVE」でこれからも一緒に歌える空間を作ろうとし、「みんなで」ではそうした場所がしっかり今でも持てているという喜びを共有しようとしているんじゃないでしょうか。
 そうしたことがあるから、これらの曲で集まるパワーは、ライブの中でもひとしおのものになるんじゃないかと思います。

最後に

 「みんなで」から2点書きましたが、こういう曲なので、どうしてもライブからは離れられないですね(苦笑)。この曲を聴いている場面ということになると、どうしてもライブになってしまうわけですが、まぁ、この場合はこれでいいのかな、というようにも思います。


 さて、次回ですが、「僕らの夢」から何か書いてみようと思います。多分、2回続けてライブのことが中心になると思います。正月ライブから1ヶ月ちょっとですし、いいんじゃないでしょうか。

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