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CD Release

第286回 Love Knot

はじめに

 もちろん、このサイトは単なるファンサイトなので、いろいろと書く時にまーちゃんや周辺に取材をして書いているわけではないです。だから、何を書くのか決めた後にまーちゃんがそこをついてくると、何かの予感だったかな、というようなことを思ったりもします。
 今回、「Love Knot」でそういう感じを受けたわけですけどね。まぁ、それはそれとして何かしら思ったことを書こうかな、というところです。

何を結ぼう

 「Love Knot」は直訳すると「愛の結び目」ということになりますが。ぱっと思い出すのは、まーちゃんが「飯塚雅弓の超ラジ!」でパーソナリティをやっていた頃、レストラン船ヴァンテアン号でイベントをやった時に見た船のパンフレットですね。その船を結婚式場として使うこともできるみたいなんですが、そのときに指輪の代わりに白いロープを結んだものを…という感じで書いてありました。当時、すでにこの曲は発表されていたので、「これがホントのLove Knotだなぁ…」なんて思いました。
 それは、愛という目に見えない結びつきを目に見える形であらわしたものということになりますが、実際のところ、何をどう結べば永続するのかな…と。この曲でもそうですし、水樹奈々さんの「LINKAGE」でもそう言ってるんですが、「絆」を結んで、つないでということなんでしょうか。
 ただ、結局のところ「絆」も目に見えるものではないので、それをどうやって実感するかというところも問題なんですよね。そのあたりは、この曲の中で書いてあるとおりに二人で一緒にいろいろなことを感じていくことなのかな、と。単純につないだ手の暖かさでもいいし、共有した時間や光景でもいいんでしょう。その一つ一つが糸の1本1本になって、縒り合わされて強くなっていくんだと思います。

重ねた思いと時間

 今年の冬のライブ、大阪での公演にはこの曲も入ってきました。このところのライブだと、その場にいて今まで重ねた時間や思いを感じることも多くなっていますが、そのあたりを象徴できる曲なのかもしれないですね。ライブ中は盛り上がることに気持ちが行っている一方で、何かしら胸がいっぱいになるところも感じていたんですが、今思うと、それはそういうところだったのかもしれないですね。
 もちろん、こちら側としては人ごとにまーちゃんの曲を聴くようになった時期も違えばきっかけも違うので、抱いている思いに差異はあるでしょう。しかし、まーちゃんはそうしたすべてを受け止めながら歌ってきて、その間に楽しいことも辛いことも客席側と共有してきました。
 そうして積み重ねた気持ちを改めてみんなで共有するのに、この曲はふさわしいものを持っているように思います。お互いに決して独りではここまで来ていないでしょうし、この先も決して簡単じゃないことを自覚できる年でしょうし。そこが、この間のライブで感じていたことにつながったんじゃないかと思います。

最後に

 「Love Knot」から思ったことを書いてみました。今のところ、あまりライブなどで使われている曲ではないですが、積み重ねてきた時間とその先の思いを端的に感じさせられるので、もしかしたらこの先は聞く機会も多くなるのかもしれませんね。


 さて、次回ですが、「みんなで」から何か書いてみようと思います。多分、ライブのことが中心になると思います。

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