タイトルバー トップへ メールはこちらから
トップ>歌に願いを>第278回

CD Release

第278回 君の笑顔は僕の宝物

はじめに

 昨日(9月8日)に秋葉原でアルバム「いちご。」の発売記念イベントがありました。今回、どうやらイベントチケットの出の方が良かったらしく、中には入場できなかったと言う人もいたようでしたが、参加された方は、まーちゃんと笑顔で何かしらの話ができたんじゃないでしょうか。
 今回は、そうした笑顔でのやり取りを大事に思う「君の笑顔は僕の宝物」から何か書いてみようと思っています。

そもそもの始めから

 今さら言うまでもないことですが、まーちゃんのオリジナルの曲を収録順に並べた場合に一番最初にくるのは「完ペキなスマイル」です。ここでは「笑顔で毎日を過ごしていこう」という想いが描かれています。つまりは、それだけ笑顔と言うものがまーちゃんにとっては当初から大切なものだったということでしょう。
 そこから15年ほどの時を経た今回、この曲ではお互いに笑顔でいようねという、関わる人たちへのメッセージがこめられています。そうした、ある種双方向の笑顔の行き来がまーちゃんの曲に現れだしたのはけっこう早く、「ミントと口笛」でそうした場面、あるいは心情が描かれています。それから例えば「SMILE×SMILE」でアルバムのテーマとして取り上げたり、「Smile!」で励ましあおうとしてたりと、そうしたところは何度も出てきます。
 そうしたもともと持っていた気持ちに加えて、アルバム「君へ。。。 with MAYU★冬SELECTION」からの期間で改めて認識したものもあったんでしょう。だから、ここで明確に「君の笑顔は僕の宝物」と言い切って、より大事にしていこうという決意を表したんだと思います。それを曲として聴いたとき、ストレートにまーちゃんの大事なものとして分かるのは、そうした明確さと決意からくるんでしょうね。

普遍的にある中で

 やっぱり、笑顔でいたいというのは人のけっこう普遍的な願いらしくて、そうした「お互いに笑顔で」と言う願いを込めた表現というのは、当然他のところでも見られるわけですね。
 例えば、もう何度ここに書いたか分かりませんが(笑)、堀江由衣さんの「笑顔の連鎖」は、相手の笑顔が自分の元気になり、それを今度は自分から、ということですね。あるいは、それをアルバム単位で表現している例と言うことになると、yozurino*さんの「SMILOOP*」と言うことになるでしょうか。直訳すると「笑顔の輪」というところでしょうか。もちろん、いろんな曲が入ってますが、トータルするとやっぱり笑顔になってる、そんなアルバムですしね。
 まぁ、他にも探せばいろいろと出てくるんでしょうけどね。そんな中で、まーちゃんのイメージとして、他の人よりもそうした曲の印象の度合いは強いんじゃないかと思います。私に関する限り、それはライブで見てきたからという部分もあるかもしれませんが、それよりは何度も笑顔を歌ってきた、その時間の積み重ねから来た印象でしょうね。そして今、その想いを凝縮したものとして、この曲があるんだと思います。

最後に

 「君の笑顔は僕の宝物」から思ったことを書きました。私は苦笑以外で笑い顔を作るのは苦手なので、ライブ中でもそれほど笑顔でいる度合いは高くないんですが、この間のライブ、この曲のときは自然に笑顔になっているのに自分で気がついて、少し驚いてました。きっと、そんな力があるんでしょうね。


 さて、次はアルバムからもう1曲、「Sunset Sky」でいってみたいと思います。まぁ、夏の終わりと言うには少し遅いかもしれませんが、最近は9月でもまだ暑いからいいでしょう、ということで(笑)。

Top | Past & Now | 作品紹介 | Data Files | 歌に願いを | Event Report
Photograph | まーちゃんラジオメモ | 管理人室 | 更新履歴 | Links | Contact
©2001-2025 by TyM