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CD Release

第277回 永遠のうた

はじめに

 まーちゃんのアルバム「いちご。」発売からの流れも、18日の夏ライブ最終公演で一区切りついたというところでしょうか。この夏に発表された曲については、これからは時間をかけて熟成していく機関になりますね。それぞれの曲に、いろいろな想いが積み重なっていくんでしょう。
 今回は、そんな時間をこれから迎える曲の中から「永遠のうた」から連想で何か書いていこうと思います。

永遠を感じる心の向き

 今までのまーちゃんの曲の中で「永遠」といった言葉を浮かべるとき、ぱっと出てくるのは「Eternity〜ひとひらのlove song〜」、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」、「Always...Forever...」、「forever」あたりが出てきます。これは単にタイトルで見た場合なので、内容で見ればもっと増えますけどね。
 で、こうしたところを並べて見返してみると、それを感じられる自分がいて初めて成り立つのはまぁ当然として、自分の気持ちの向き先で、それぞれの曲が印象付けられるのかな、と。例えば、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」はより自分の内側を見つめていて、そこから確かな意思を感じ取ることになります。一方、「Eternity〜ひとひらのlove song〜」や「Always...Forever...」は誰か大事な人を感じながら、伝えたい気持ちや暖かさといった部分が印象に残ります。
 そして今回の「永遠のうた」なんですが、今までで一番双方向性が強いんじゃないか、というように思います。受け取っていることをしっかり認識しつつ、自分からも気持ちを伝えていく感じが強いんじゃないでしょうか。だから、「一緒に」という部分もより伝わってきますし、それと同時に確かな暖かさを感じるんだと思います。

出会いの時

 さて、この曲はまーちゃんの曲では初登場になる多田慎也氏の作詞・作曲になっています。その出会ったときのエピソードは、アルバムの発売前にまーちゃんがラジオなどで再三話していたので、ご存知の方も多いでしょうけど、多田氏のインストアイベントに偶然通りかかったことから、曲を発注しようというところまであっという間に決めたわけですね。
 まーちゃんは劇団の頃に「運を掴むのも自分の力」と言われていたというエピソードも耳にしますが、この曲に関しては、それが最大限に生きたんじゃないかなと思います。「いいな」と思って即行動したことにより、これからまた折に触れて歌われていきそうな曲が生まれたわけですしね。この辺の決断力というか、スピードはまーちゃんの長所ですね。
 で、ふと思うんですけど、「恋の色」は堂島孝平氏の初提供作品ですが、その時はどんな感じで発注したんでしょうね。やっぱり、まーちゃんからの強力なプッシュで実現したんでしょうか? 他に、まーちゃんの曲に関して、そうしたエピソードはどれくらいあるんでしょうね。

最後に

 と、「永遠のうた」や周辺のエピソードから思ったことを書きました。ここでも、これまでもちょっとずつ書きましたけど、新しい人、新鮮なサウンド、そしてまだまだ先へ続いていくことを予感させる詞の世界と、久しぶりのアルバムの冒頭を飾るのにふさわしい曲なんだと思います。これからまた、この曲のタイトルのように、長いこと続いていけばいいですよね。


 次回は、引き続きアルバムから「君の笑顔は僕の宝物」について書こうと思います。まーちゃん永遠のテーマ、といっていいんですかね、きっと。

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