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CD Release

第269回 君と大空へ

はじめに

 4月もそろそろ終盤に差し掛かってきて、週末には五月晴れのいい天気であってほしいところではあるんですが、今日はあいにくの空模様…というところも多いようですね。何か、毎年似たような気持ちになっているようにも思いますが、休日と天気がうまくかみ合ってくれないのはもどかしいですね。
 まぁ、そういうことを嘆いていても仕方がないので、今回は青い空を思い浮かべながら、「君と大空へ」について何か書けたらな、と思っているところです。

何度でも伝えたい

 というようなフレーズからこの曲は始まります。実際、この曲のテーマであるところの「感謝を胸にいつまでも一緒に」というようなものは、ここまででも「DESTINY」や「オレンジと観覧車」、「ひまわり」、「君といたmemory」などがありますし、この後には「クリスタルデイズ」、「君へ続くストーリー」、「LOVE」といったところがあるわけで、形を変えて何度も繰り返して歌い続けているテーマと言えます。
 まーちゃんの場合、ブログやTwitterを見ていてもそう思うときはしばしばありますが、大事に思っていることや素敵に思っていることを共有するために、言葉や機会を惜しまないんじゃないかと感じます。もちろん、そういうことがあるからこそ、リアルタイムでのまーちゃんの気持ちを知ることができるわけですけどね。
 私においては、伝えるのに気後れしてしまったり、「言葉で伝えきれるのか」という不安が先にたったりで、なかなかそうもできないところはあったりします。いろんな小説や漫画を読んでいると、その辺は実は男女の感じ方の違いの現れのひとつなんじゃないか、とも思うんですけどね。
 ただ、結局は伝えようとしないと分からないことも多いんでしょうから、そこは努力しないといけないんでしょうけど。だから、「何度でも」ということになるじゃないか、と思います。

10本目の冒頭に

 さて、この曲はまーちゃんの10本目のアルバム「10 LOVE」の冒頭を飾るものになっています。まーちゃんが曲順をどの段階で決めたのかは、「B.B.B.」でドキュメントを見ていても明白ではないんですが、それでもこの曲は冒頭を飾るのに相応しいものなんじゃないかと思います。
 アルバム自体、当初から目標にしてきた10本目ということで、いろいろなところに気合の入っているところが見えるわけですけど、この曲の歌詞においてもそれは感じられます。詞を書いたのはまーちゃんですが、ちょっと読み返すだけでいろんな曲や光景が浮かんできます。
 曲では「Destiny」という言葉はまーちゃんの決め打ちだったみたいですが、他にも「ひまわり」や「とびたつ季節」は確実に感じられますし、もしかしたら「remember」辺りもあるかもしれないですしね。光景で言ったら、ライブでの「君といたmemory」なども浮かんできますし、あるいはアルバム「ひまわり」やシングル「恋の色」あたりの写真が思い出されます。
 そうして、この段階までのまーちゃんのいろんな通過点をここで思い出すことができるので、この局はこのアルバムの冒頭に来るものとしての効果が大きいんですよね。今まであったことを思い返しつつ、これからも聴き続けていきたい、と思うことができるんじゃないか、と思います。

最後に

 「君と大空へ」から、思ったことを書きました。本当に、まーちゃんが大事にしようとしてること、刻んできたことの両方がぎゅっと詰まった曲なんだな、と改めて見てみると分かります。またいつか、こういう曲を作ることもあるのかもしれませんが、その時はどんなものが入ってくるんでしょうか。


 次回は、花の開花時期が今頃だということで、「ストロベリーキャンドル」から何か書いてみようと思います。曲の内容自体は空想系ですけどね。

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