第242回　好みのタイトルは?

はじめに

　3月も中旬に入り、次第次第に暖かくなってくる頃です。そうなると、どこかへちょっとお出かけしたくもなってきまして、好きな曲がたくさん入ったデヴァイスを手に…なんてこともちょくちょくあります。まぁ、私の場合はほぼ毎週ですので、気温は関係ないですが（苦笑）。
　それはともかく、そんな中には曲のイントロからタイトルを思い出しただけでどこかテンションが上がる曲というものもありまして。今回は、そんな感じの、私の好きなタイトルの曲を集めてみようかな…なんて思っています。

あなたがいて、私がいて

　1月の下旬に全国発売になった坂本麗衣さんのアルバム「Everybody loves somebody」に、「I love you, Because you are you」というナンバーが収録されています。多分、最近では一番タイトルに惹かれた曲なんじゃないか、と思うんですけどね。「君が君だから愛してる」っていうぐらいの直訳になりますが、まぁ、かなりストレートなラヴソングですね。あとひとつ、MAYUKOさんの「I'm happy when you're happy」は二人がそう思って歩いていければいいねという願いを込めた、温かみのある曲になってます。
　「あなたがいて、私がいて…」というような、人と人とのつながりが端的に感じられるあたりのタイトリングに惹かれているんじゃないかと思っているんですけどね。こんな雰囲気のあるタイトルをまーちゃんで探してみると、「君は君のままで」とか「君へ。。。」あたりになるんでしょうか。主体は省略されていますが、相手のことを思いやっているのがタイトルからも見て取れるので、曲自体もそうですが、タイトルもかなり好きだったりしています。坂本麗衣さんにも「君へ」という曲がありますが、これもそうしたものですしね。
　この手のタイトルを例えば10年前に好きになっていたかな…と聞かれたら少し怪しい節もありますね。私はかなり能天気なところがありますが、それでもこの時間の間の生活でそうしたところを感じることがあったから、今はそうしたある意味ストレートとも言えそうなタイトルが好きになれるようになったのかも…と思います。

歩いてきたところから

　その一方で、学校に行っていた頃から自然と出来上がってきたバックボーンのおかげで好きになってしまうタイトルというのもありまして、最たるものは「D.C.if〜ダ・カーポ　イフ〜」のイメージソング、「奏でるように恋をして」でしょうかね。高校の頃、部活内に好きな相手がいたからか…とも思います。そのおかげで他にもやっぱり「D.C.P.S.〜ダ・カーポ〜　プラスシチュエーション」の曲ですけど、「Love Song 歌お!」なんかもタイトルでやられてますし（笑）。
　まーちゃんで言ったら「一緒に歌おうよ」でしょうね。どっちかって言ったら、ライブで聴いたときのほうが気持ちは入るナンバーですが、ライブがないときは時に「一緒に歌いたいな」なんて思いながら聴いています。自分自身の背景のおかげで、やっぱり一緒に歌えるような雰囲気なのは好きなんですね。水樹奈々さんの「Song Communication」もそんな感じでタイトルから入ったところもありますし。
　結局のところ、自分が歩いてきたところから得た物はそうそう離せるものでもないですし、それを大事に思えば思うほど、そこを直接的についてくるタイトルの曲にはどこかしら惹かれてしまう、ということでしょうね。まーちゃんのキャラクターソングだったら「Memorial Song」だとか「天使の歌う小夜曲」、「祈りの歌」ってところも入ってきますし。

最後に

　今回は私個人の好きなタイトルのものを集めてみました。人それぞれに好きなタイプのタイトルがあると思いますが、多分、時間とともに変わるところもあり、逆に変わらないところもあり、なんでしょうね。私も、前に比べたらかなりシンプルな方向へと動いてきてます。これからはどんな方向に動いていくんでしょうかね。

　さて、次回ですが「Capri blue☆friend」から何かしら書いてみようかと思っています。色の話も少しできたらいいなと思いつつ、ですね。