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CD Release

第228回 ∞Infinity∞

はじめに

 今日は8月8日。まーちゃんのこの夏のツアーの2日目、横浜公演の日ですが、6年前の言い方をすると、「∞Infinity∞の日」ということになります。その年の7月22日にアルバム「∞Infinity∞」が発売されていますが、数字の8を横倒しにすると…なんてことで言っていたみたいですけどね。それ以降、この日に何かあるとそんな風な言葉を綴ることも多いまーちゃんですが。
 今回は、せっかくその日の更新なんですし、「∞Infinity∞」から何かしら書いてみようかな、と思います。

無限と言えば…

 この曲ではどこまでも続く夜空の星に、「ずっと二人で…」という願いを託しています。やっぱり、「無限に続くもの」と言われた場合、パッと思いつくのは他の何よりもまず空なんだ、ということでしょうか。実際、他にも「Shooting Star」で流れ星を見ながら、どこまでも飛んで行けるからと歌っていますし、「そっと」でも愛をずっと踊っているのは満天の星の下ですしね。
 その辺、ある程度は人の共通認識らしくて、林原めぐみさんの「-Infinity-∞」でも、曲の冒頭は流れ星に願いをかける小さな頃の記憶から始まりますしね。まぁ、ある程度はアニメの「ロストユニバース」の世界観もあるでしょうけど。あるいは、アニメ「ネギま!?」のキャラクターソング、「Infinity Love 2U」では、青空の果ての果てでそんな愛を見つけられると歌います。
 そんなように、無限の何かと結びつきやすい空なんですが。ちょっと気になるのは、水樹奈々さんの「夢幻」ですけどね。本人にとっては、「これからもずっと歌い続けられるように」という気持ちも暗に込めたタイトルのようです。で、その歌詞の中にやっぱり星や空の描写があるのは、偶然なんでしょうか?

「無限」と「永遠」

 こうして書きながら、手持ちのいろんな曲の歌詞を眺めていくうちに、「無限」と「永遠」って? …ということになりました。まぁ、字義から言ってしまうと、「無限」の方は尽きせぬこと、「永遠」の方はいつまでも続くこと、ということで、ある意味では「無限」に「永遠」は内包されるところはあるでしょうか。
 だからかどうか、「永遠」をテーマにすると、けっこう時間的なかぎりのなさに特化しますね。「Eternity〜ひとひらのlove song〜」もそんな感じでしょうし、Aice5の「Eternity」も然りでしょうね。で、水樹奈々さんの「ETERNAL BLAZE」でもそんな雰囲気はありますか。
 一方で、「無限」にことが絡んでくると、心理的だったり距離的だったり、あるいは時間だったり、いろいろなことを含んでくるので、歌詞にもいろいろなものが入ってくるように思います。この曲でも、「どこまでも」と「永遠に」と両方がありますが、例えば「プレゼント」でもいつまでも、どこにいても、無限のプレゼントを…と言っていますしね。あるいは、「M」ではどこまでもずっと歩いていく意思をいつまでも、と歌いますし。
 まぁ、そうは言っても、その良し悪しの話ではないんですけどね。いろいろな方面から光を当てるのもよし、一転に集中して掘り下げていくのもよし、ですから。ここでは、そんな風な感じがあるんじゃないの、ということを改めて、ということです。

最後に

 と、「∞Infinity∞」から考え始めて、少し字義と広がりみたいなところにも入ってみました。でも、遠くを見る、あるいは感じるのには結局のところ気持ち、あるいは心がないとだめなわけで、その歌ってる無限と同時に、逆に至近にあるものも感じさせるようにも思います。その辺が、この曲を聴いたときの親近感の一員なのかもしれないですね。


 さて、次回は「For you」からいってみようと思います。季節の終わりに、何か区切りをつけたい気分…というわけでもないですけどね(笑)。

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