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CD Release

第227回 オモイデゾラ

はじめに

 そして、いよいよまーちゃんの夏のライブがスタートしました。とりあえず、初日の渋谷公演のみが終了した段階なので、詳しいことは例によって書けないわけですが、感触としては、いつもの夏のように、あるいはそれ以上に元気と活気に溢れてるんじゃないかな、というところです。
 そんな風に、私もそうですし、他にもそうした人は多いはずですが、夏が来るとまーちゃんのライブに行っている、ということがもう何年続いてるんでしょうね。それでいて、毎回同じように元気にもなり、何かしら毎回違った印象も得て…とやっているわけですが。
 今回は、そんなことも絡めながら、「オモイデゾラ」から何かしら書けたらいいな、と思っています。

思い出すのは

 この曲は、ある面では「ひまわり」をイメージしている節も随所に見られます。冒頭のストリングスだったり、合いの手に入ってくるフルートのサウンドだったり、あるいは直接に歌詞に出てきたりもしていますけどね。それが一番顕著でかつ分かりやすいところでしょうけど、他にも曲を聴いていると思い出すことがいくつかありますね。
 例えば、「約束」という言葉からは、まーちゃんの曲を長いこと聴いている人だと「優しい約束〜TO MY FRIEND〜」を思い出すでしょうし、もしかしたら、最初にこの曲が披露されたツアーの最後のシーンを今でも鮮明に思い出せるのかもしれません。あるいは、場面によっては「とびたつ季節」や「君といたmemory」あたりを思い出す人もいるでしょうね。
 こうやって、まーちゃんが何かしら歌いかけてくれる、あるいは曲として送り出してくれていることから、連想としてまた別の曲を思い出したり、別の場面が浮かんできたりするというのは、まーちゃんがそれだけ多くのものを生み出してきたということの証でもあるでしょうし、受け取るこちら側がそれだけ多くの何かを感じ取ってきたということでしょう。結局、それは一緒に過ごしてきた時間の質と量、ということなんでしょうね。

ライブにて

 そんなふうに、お互いの共通認識が生まれる最大の場所がたぶんライブだろう、というのはあって、歌詞を見ていても、ひまわりの季節に再会する場所は、きっとライブの会場なんだよね、というようにも思います。その辺は多分、まーちゃんも一緒なんじゃないでしょうか。まーちゃんは毎年夏にライブをやっていますが、そのみんなと会える季節を指して、「私たちの季節」という表現をブログでよくしていますしね。
 とは言うものの、そういう場所で再会するまでの間には、それぞれの場所でそれぞれの生活をしているわけで、ライブ会場にそれを持ち寄って、また新しいまーちゃんとの時間の記憶を形作ったり、場合によっては全体の共通な何かを作ったり、ということもなされるわけで。実際、この間の19日のライブ、まーちゃんのとあるMCで反応してつい笑ってしまったのは、その話に出てきた曲や場面について、こっちはこっちなりにとある経験をしてたからなんですけどね。
 その笑っちゃった反応に対して、またまーちゃんの反応があって…となると、お互いの別の経験が重なってひとつの別の経験を生み出す、ということになってたわけで、ライブの会場ってそういうことが本当に起きるんだな、と改めて感じたりもします。ひとつにはそれがあるから、ライブに行くのはやめられないんでしょうね。

最後に

 今回は、「オモイデゾラ」から、共通の思い出やそれが形作られる場所、というように進めてみました。まーちゃんのライブのアットホームさが、そうしたことができるのを助けている感はありますね。それはやっぱり暖かい何かなんでしょうね。これからも、そういう時間がたくさんあればいいと思います。


 さて、次回は8月8日ですね。懐かしいまーちゃんの言い方を借りれば、「∞Infinity∞の日」ということなので、それでいって見ましょうか。

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