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CD Release

第223回 一緒に歌おうよ

はじめに

 まーちゃんの夏のライブの日程も発表になりましたので、どの公演に行こうかと、夏の予定を立て始めた人も多いかと思います。今回は、みんなで盛り上がっていけるように、ということを考えているらしいのが、タイトルからも見て取れます。そうなると、ここ2回のライブで出番のなかった「恋の色」や「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」なんていうところが登場するんでしょうか。あるいは、いつも出てくる「君といたmemory」とか「とびたつ季節」あたりも、ですね。
 今回は、それらと同様に、みんなで一緒に盛り上がれる曲のひとつである「一緒に歌おうよ」から、思ったことを書いてみようと思っています。

一緒に…

 この曲は冒頭で光に満ちて、緑に溢れて、風のそよぐ場所をイメージさせています。まーちゃんに関する、そうした初期イメージを作る大きな要素だったアルバム「ミントと口笛」に収録された曲らしいところではあるでしょうか。ともあれ、そうした場所で、まだ拙いところはあったにせよ、懸命にこちらに向けて歌いかけてくるまーちゃんを、曲を聴きながら想像すると、それだけで気持ちが明るくなってくるのを感じます。
 それに、この曲は一人称に「ボク」という言葉を使っているので、聴いている側が自分をより投影しやすいところもあったでしょうね。このアルバム当時は、今以上に男女比が偏ってたでしょうし(笑)。だから、まーちゃんからのメッセージでもありつつ、自分からの事にもできて、その双方向のやり取りができたらな…と思わせるところはあるでしょうね。そうすることで、より大きな力でお互いの気持ちを明るくしたり、力になったり、という曲なのかもしれません。
 そうしたことが一番やりやすいのはもちろんライブ会場なんですが、この曲はみんなで歌えるようなコーラスがない分、客席からの合いの手だとか、あるいは振りだとかで一緒に歌っていくわけです。それでも、やっぱり歌ってるまーちゃんも、そうしている人たちもみんなで楽しさを感じられるんでしょうから。そうすることが楽しいっていう、ライブの根本的なところを実は歌っているのかもしれないですね。

やっぱり声とメロディーで

 とは言うものの、「DESTINY」や「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」で合いの手を入れたりしますし、この曲や「ストロベリーキャンドル」、あるいは「君といたmemory」で一緒に振りをしたりしますが、やっぱり、同時に同じメロディーを歌えるっていうのは、相当な高揚感になりますから、まーちゃんのライブではそこがそれほどなかったのが、寂しいところなんですね。
 別に、そうできるところは長い言葉やフレーズじゃなくてもよくて、水樹奈々さんのライブで「POWER GATE」や「残光のガイア」が歌われるときのように、ほんの一瞬でもいいんですよね。だから、そんなふうにして瞬間でも一緒に歌える「Pure♥」や「Dear」はライブで本当に楽しく感じます。
 でも、長いなら、その分その時間をより強く楽しめますから、そういうのを希望もしますけどね。実際、去年「僕のパートナー」と「LOVE」の2曲が生まれて、実際にライブでみんなで歌えたのは、まーちゃんのライブにとって、けっこう大きくて喜ばしいことだったんじゃないかと、私個人としては思っています。今後も、折に触れてこうした曲が増えていってくれるといいなと思います。

最後に

 とまぁ、「一緒に歌おうよ」から、ライブでのことを思いつつ書いて見ました。なかなか、ステージ上から「一緒に歌って!」と声をかけられても、マイクがこっちに向いてこないと遠慮してしまうところはありますが、だからこそ、そうしてきたときには目いっぱいに…と思いますね。そうすることで、ライブでの充実感って変わってきますしね。
 夏のライブ、みんなで元気に歌うようなシーンがあることを期待しながら待っていたいと思います。


 さて、次回なんですが、「そよ風とカフェオレ」から何か書いてみようかな、と。もしかしたら、湿気の多い時期になっているかもしれないので、そよ風で爽やかに…なんてところですかね。

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