タイトルバー トップへ メールはこちらから
トップ>歌に願いを>第182回

CD Release

第182回 Starry Night

はじめに

 「超ラジ!」の生放送は夕方6時半から始まるので、季節と共に始まる頃の外の光景は移り変わっていきます。夏の間はまだまだ明るい中で始まっていましたが、そろそろ秋分を迎えるこの頃は、すっかり暗くなってきて、もしかしたら星が見えそうな感じになっています。まーちゃんもそんな移り変わりに少し驚いたような様子を先日は見せていました。
 さて、今回は、そうして星の見える時間も長くなってきたことですし、「Starry Night」から思ったことを書いてみようと思っています。

星空の下で

 星空には、人の気持ちを穏やかというか、秘めやかというか、そんなふうにさせる作用がありますね。だからこそ、この曲でもかつてあったいろいろなことを思い出しつつ、空に向けて想いを囁いてみる、そんな感じの場面が描かれているんでしょうけど。こうしたイメージがまず星空についてはあるからなのか、そうした曲はまーちゃんだったら「星空にお祈り」、「優しい約束〜TO MY FRIEND〜」、「あの日のlove letter」、「そっと」といったように、けっこう出てきます。
 で、「Starry Night」や「星空にお祈り」などでは、遠くにいる誰かに想いを放つシチュエーションですが、「そっと」だと二人がそばにいるんじゃないかな…と思いつつ、願望の世界ともとれたりします。で、一方、岡崎律子さんの「Starry Night」は明らかに二人がそばにいる状況になっています。なんて言うか、その下で過ごしている人たちの気持ちをまとめて穏やかにさせるような何かがあるのかもしれません。
 これが月を見上げて…だと、もう少し元気になるというか、芯が加わるというか、そんな感じにもなってきて、まーちゃんの「月と帰り道」然り、Aice5の「白い月」然りですね。同じ夜空にあるものでも、やっぱり光の量の差なんでしょうか、人の心に与える影響は変わってきます。まぁ、どちらも神秘的な何かを感じさせるのに変わりはないんですけど。

ライブにて

 今年の夏のライブ、私が一番聞いてて伝わってきたのはこの曲ですね。最後のときの「ひまわり」もあれはあれで印象的なんですけど、自然にぐっときてたように思います。このところ、そうした静かに聴いてて胸に何かくるものがあるという場面をより楽しんでるように思います。今回で言えば「Starry Night」ですが、去年の9月だったら「ROSE ROSE」、一昨年は「公園通り」や「コスモスガーデン」といったあたりですね。
 で、数年前「ぎゅっと。」の時に、CDではどちらかといえば流し気味だった曲が、ライブで生で聴いたらその世界に引き込まれたなんてことがありました。今回の「Starry Night」についてはCDの時から気に入ってるものだったので、状況は違いますが、やっぱり生で聴いた時にはより感じるものがありました。
 CDのときとライブのときでこうした感覚の違いが生まれる理由は詳しくは分かんないですが、そうした現象が起きてきてるのは事実ですしね。歌ってる全体の雰囲気とかも感じられるからなんですかね? まぁ、その辺をライブ感と言うんでしょうけど、それによって曲がより魅力的に伝わってくるから、ライブに行くのはやめられないんでしょうね。

最後に

 「Starry Night」に絡めて2つ書いてみました。ところで、時に応じていろんな所で書くことですが、私は小都市に住んでいるので、大都会を生活の場にしているまーちゃんが「星が見えてね」とか言っても、実感できなかったりもします。それでも、やっぱり見えるものは見えるんでしょうし、そうしたことがあるからこそ、この曲の詞も生まれてきてるんでしょうからね。この曲でのまーちゃんの心象風景をちょっと見てみたいところです。


 さて、次回は「きっと ずっと」でいってみたいと思います。秋の長雨…という頃になっているんでしょうか?

Top | Past & Now | 作品紹介 | Data Files | 歌に願いを | Event Report
Photograph | まーちゃんラジオメモ | 管理人室 | 更新履歴 | Links | Contact
©2001-2025 by TyM