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CD Release

第140回 Berry Berry Christmas★

はじめに

 12月に入って10日経ち、あと2週間するとクリスマスがやってきます。きっと、今頃は商店街なんかは賑やかにクリスマスの飾り付けやセールが行われている頃でしょうね。推測になっちゃってるのは、日ごろにそうしたところを通らないから、まだ目にしてないせいです(苦笑)。
 まぁ、そういう寂しい話は置いといて、去年まーちゃんはアルバム「mine」をこの時期に出してます。なので、クリスマスソングも一つ、狙って入れてきてたわけです。今回は、その「Berry Berry Christmas★」から思ったことをいくつか書いてみようかな、と思います。

クリスマスに二人で

 この曲は、クリスマスに好きな相手を迎えて、二人で楽しく過ごそう…って感じなので、曲調も暖かくてどこか弾むようなものになってますし、きらきらしたサウンドが入ってるのはやっぱり、街のきらめきや気持ちの反映なんでしょうね。だから、聴いてて自然にどっかしら弾むような気持ちになってきます。
 でも、同じクリスマスに二人でいるのでも、場面が違えばまた感じも違うわけでして。「Berry Berry Christmas★」の場合は、たぶん時間もまだ夜の8時とか9時とかの早い頃で、これから食事かなんかに行くんでしょうけどね。水樹奈々さんの「真冬の観覧車」だと時間は似たような感じでも、観覧車に乗って二人で夜景を見てるって状況なので、言葉少なになって、でも同じ時間を共有して…ってことで、よりサウンド的には静かになってますか。
 で、さらに静かなのは「X'mas time Hold me tight」ですね。これだと、時間的には夜半を過ぎて、二人で寄り添って…ってシーンじゃないか、と。前に「X'mas time〜」をやったときに書いたんですが、映画に出てくるような感じでベッドの中…って気がするんですよね。余談ですが、まーちゃんもそうしたところは感じ取ってたらしくて、アーティストブック「soave」で「なんて大人…」って感じたって言ってます。
 一方、まーちゃんは「幸せなクリスマスだけじゃないし」なんて身も蓋もないことをラジオで言ったこともありますが、二人でいてもそんなことはあるのかな、と岡崎律子さんの「12月の雪の日」を聞いてると思いますね。かいつまんで言っちゃうと、クリスマスにお別れの曲なんですが。
 何か、書いているうちに静かな曲が多くなってきちゃってるんですが、こういう時って、もしかしたら気持ちが深い所から動いてくモードに入ってて、それは激しさを伴うというよりはゆっくりと大きいもの…という事なんでしょうか? まぁ、私の意識の中にそうしたものが残りやすいってのは無論あると思いますけどね。

ラストナンバー

 さて、ふと思ったんですが、最近、まーちゃんのアルバムの最後ってけっこう明るい目の曲が多いのかな、と。ちょっと整理するために、ミニアルバムとベストアルバムまで含めて羅列してみると、こうなりますか。
  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
  かたおもい:ブルーのストーリー
  ミントと口笛:everyday
  Fly Ladybird Fly:X'mas time Hold me tight
  so loving:すきです。
  AERIS:For you
  berry best:優しい約束〜TO MY FRIEND〜
  ひまわり:小さな私から
  虹の咲く場所:虹の咲く場所
  SMILE×SMILE:聴かせてよ君の声〜S×S Version〜
  23degrees。:「またね。」
  ∞Infinity∞:2004年のdiary
  プレゼント:M
  BESTrawberry:ゆびきり
  mine:Berry Berry Christmas★
  10 LOVE:HONEY BEE
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 こうやって書いてみると、明るいめのが多いってのはそうなんですが、ここ数年でだいぶ増えたのかな、と。
 アルバムをどう終わらせるかっていうのは、そのテーマにも関わってくることですけど、作る人の考え方も出てくるんじゃないでしょうか。このところ、まーちゃんのアルバムで明るい曲で締めてるのが多いのは、多分、まーちゃんの元気だとか陽気だとかいった部分の表れでもあるでしょうし、まーちゃんが曲を聴いて元気になってほしいって思ってることの表れでもあるんでしょう。だから、まーちゃんの作詞量に伴って、つまり、まーちゃんの気持ちが表現に直に表れる度合いが増えるに従って、そういう終わり方が増えてるような気がしますね。
 逆に、静かにアルバムを終わる時には、気持ちを洗うって言うか、じっくりと透明に、穏やかにしていくような、そんな効果を持って終わりたいって事じゃないでしょうか。なんか、上に書いたのを見てるとそう思いますけど。
 ただ、どちらにしても、アルバムが終わる時には、より気持ちが広がるような曲を持ってきてるのは、最初から今まで共通して見えてることです。そうすることで、多分、気持ちが前を向いていくようになるんでしょうしね。

最後に

 とまぁ、2つほど思ったことを書いてみました。まぁ、クリスマスナンバーってことではもう「はつこい」と「X'mas time Hold me tight」をやっていたので、同じにしないように、書くことを選んでます。なんで、今回はクリスマス色はちょっと薄いかもしれませんね。


 さて、次回は例によって、新年1月3日のライブについて、希望とかを少し書いてみましょうか。まーちゃんがどっかで話をしてくれれば、それも踏まえつつ…になるんですかね?

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