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CD Release

第133回 センチメンタル

はじめに

 今日は8月最後の日曜日。まーちゃんのファンクラブイベントの最終日でもありました。…が、まぁ、雨がぱらついたりやんでたり、とどうもはっきりしない天気ですね。世田谷はどうか、ちょっと分かりませんけど。相変わらず、晴れ女には戻れてないような気がしないでもないFCイベントの天気でしたね、結局。
 それはともかく、だんだん夏も終わりに近づき、一雨ごとに涼しくなってくるこの頃ですが、「センチメンタル」はちょうどそんな頃の歌じゃないでしょうか。今回は、この曲から色々と書いていってみようかな、と思っています。

夏の終わりに

 私の場合、こうしたポピュラーソングに戻ってきたのがサザンの「真夏の果実」からなので、どうしても、夏のラブバラードって言うと失恋のほうにいっちゃうってのが多いんですよねぇ。まぁ、実際多いんでしょうけれど。それに、最初の頃はサザン一辺倒でしたし。「素敵なバーディー(NO NO BIRDY)」とか、「Oh! クラウディア」なんてあたりをよく聞いてましたねぇ…。最近でも「太陽に吠える!!」とか「夢に消えたジュリア」とかありますし。そのころ他に聴いてたのが渡辺美里さんの「遅れてきた夏休み」とか「跳べ模型ヒコーキ」だとか、やっぱりそういうのでした。だから、ぼーっと聴いてる時は「センチメンタル」もそっち方向に感じるんですよね。
 でも、歌詞を見てると、最後のところで引っかかるわけで…。どうにも、本当に終わってるのか終わってないのか不分明なところがありますからね。けっこう解釈に困るところです。「変わってくあなたをそばで見ていたい」でいいのかな…? そうなると、雨がもたらす涼しさとは裏腹に、けっこう気持ち的には熱いところがあるんでしょうか? 堀江由衣さんの「Rain」あたりの方が近いのかな? 後は、雨は降ってないけど渡辺美里さんの「おねがい太陽〜夏のキセキ〜」とか。
 ともあれ、この曲の場合は気分次第でどっちにも聞けそうなんですけどね。サウンド的にもけっこう中間のような気もしますし。

まーちゃんとフルート

 いや、ハーメルンのバイオリン弾きの話じゃないです(苦笑)。後でそっちもチラッと出てきますけど。
 まぁ、ピアノはともかくとして、ですが、まーちゃんがオーケストラで使うような楽器を使うの時は、たいてい弦楽器。それで、稀に金管や木管、とそんな感じ。けっこうもったいないなぁ…ってのはちょっとあるかもしれません。
 実際、まーちゃんの声(特に高音域)は相当クリアなので、やっぱりそんな透明感のある高音を出せる楽器と組むとかなり効果的なような気はずっとしてるんですけどね。そんなに例はないんですが、「カレー日和」でトランペットをバックにして歌ったときに「やっぱり合うな…」って思いましたし。一方、「センチメンタル」や「ひまわり」でフルートがバックに入ってますけど、合いの手だったり間奏部分のメロディだったりで、まーちゃんの声となかなか重なってこないんですよね。これが一番合う組み合わせだと思ってますから、それがなかなか聴けないのは、ちょっと寂しいところです。
 だから、たぶん唯一まーちゃんの声とフルートの掛け合いが聴けるのが、「ハーメルンのバイオリン弾き」の「きっと越えられる」じゃないですかね。この曲にフルートを使ってる理由の8割はフルートの曲だから…っていう気がしないでもないですが(苦笑)、でも、やっぱり聴いてると音色と声色があってるなって思いますしねぇ。
 早いところオリジナルでこの掛け合いが聞けるようにならないかな…ってのはずっとの希望。

最後に

 ほんと、まーちゃんの曲としては、サウンド的には少し珍しい部類だし、曲調も多分そうなんじゃないですかね。でも、この曲みたいなのをもう少し歌ってみてもいいんじゃないかな…って、いろんな意味で思うんですけどね。


 さて、今回のFCイベントでは、大津美紀さんのピアノに合わせて4曲歌ってるわけですが、そうした大津ナンバーの中から、次は好きなのをいくつか挙げてみようかな、なんて思ってます。

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