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CD Release

第124回 お気に入りの言葉たち

はじめに

 今年の夏の終わりか秋口に10枚目のアルバムを出す予定のまーちゃんは今までに120曲前後のメッセージを送ってきてます。もちろん、キャラクターソングを入れればその倍ぐらいの数になりますけどね。それらを聞くうちに、その言葉でお気に入りの曲って言うのもでてきてます。もちろん、まーちゃん以外の人の曲だって聞くわけで、そちらにももちろんそうした曲はありますけどね。
 今回は、そんな曲をあげてみようかな、と思っています。

単純なもので…(苦笑)

 私は、けっこう頭が単純にできてるので(笑)、言葉が韻をふんでいたり意味をかけていたりと言うことがあると、けっこうそれだけでその部分を好きになるって事があります。まーちゃんの曲の中で韻をふんだもののトップっていったら迷わないで「Twinkle Wink」を挙げますね、やっぱり。曲中にそうしたものをちりばめてあるから、活気のある伴奏もあいまって、相当ノリのいいものに仕上がってるんじゃないかと思います。…ま、これは余談ですが、冬のライブのMCの時に阿部さんがなんか振られて「考え中」って答えたときに、まーちゃんが「about you」って返してたのを聞いて、声に出さずに大ウケしたりもしてましたっけ。
 言葉に複数の意味を持たせたほうだと「Berry Berry Christmas★」かな、と。クリスマスケーキにいちごはつきもの…かな? それに、やっぱ陽気に(merrily)過ごしたり、その雰囲気をとっても(very)楽しみたいときですしねぇ。ふたりでそういうふうにできたら、やっぱいいですよねぇ。でも、こっちで一番印象的だったのは日向めぐみさんが作詞した「ココロの深いトコロ」ですね。ラブバラードなんですけど、「ずっと勘違いしてイタイ」ってフレーズで、あえてカタカナを使ったことで、複雑な気持ちを一発で表現しちゃってるんじゃないか、と思います。一方、水樹奈々さんも、自分で詞を書くときに時々そうしたことをするんですけど、彼女の場合、漢字の言葉に漢字でルビ振ってくるからなぁ(苦笑)。ちょっとそれはどうかと思わないでもない…ですね。
 一方で、その逆のパターンに惹かれるときもありますか。繰り返しの部分がある曲はかなりの数にのぼりますけど、そうしたところで完全に同じ言葉を繰り返すんじゃなくて、雰囲気は同じで、描かれるシチュエーションや心情を微妙に変えてみるなんてのもいいな、って思うときがありますね。まーちゃんの曲でいったら、「いつもの帰り道」だとか「そよ風とカフェオレ」ってところです。両方ともソラさんが詞を書いた曲ですけど、どうやらこうしたのは得意らしくって、他の人、あるいは自分に書いた曲でも「LET'S GO!!」とか「そばへ」あたりがあります。まーちゃんが作詞した「くもりのちはれ」とか「メープルの空」にも似たような雰囲気があるんですが、詞を書くときにソラさんの影響ってあったんですかね? ともあれ、こうすることでより心情的に厚みが出るような感じがしますね。

真摯に

 もちろん、上に書いたようなものにばっかはまってるわけじゃなくって、例えば「またね。」みたいに真面目に話してくれるのも好きですよ。この曲を最初にライブで聴いたときに、思わずじ〜んときてしまってたんですが、こうしたところで詞を好きになるかどうかってのは、自分の中にどれだけ共通項があるか、あるいは共感できるかってことですね、もちろん。こうした曲だと他に「A Place in the Sun〜陽のあたる場所〜」とか「My wish」あたりになるのかな、と。私の場合、1曲の中にそうしたところがひとつあるとそれで全体を好きになることが多い…ですねぇ。
 こうして好きになった他の人の曲だと例えば「For フルーツバスケット」だとか「Bon Voyage!」、「I'm always close to you」、「day by day」なんてところですか。なんか、バラードが多いんですが、やっぱり、静かな曲のほうが心にしみこみやすいっていう面はあるんじゃないか、と。で、同時に岡崎律子さんの曲が多いってことでもありますけど、詞にそれだけの力があるんじゃないでしょうか。彼女のアルバム「Rain or Shine」のライナーで長谷川智樹さんが「もうこれしかないという輝きを放って僕らにつきささる」って評してますけど、ほんと、言葉が胸にくる曲が多いんですよね、この人は。
 話を戻して先に行きますが、バラードが多いからって、そうじゃない曲ではそういうことがないわけじゃないですよ、もちろん。上に書いた「またね。」もありますし、あるいは「HEAVEN KNOWS」とか「ミラクル☆フライト」、さらに「テストフライト」、「〜ハミング〜」とかでてきますしね。だから、結局は最初に聴いたときに共感できるかですよ、繰り返しになりますけどね。

最後に

 で、上に書いたふたつの側面を持った曲が「STAGE」なんですよね。最初に聴いたときにくるものがたくさんあったし、表現も厚さを出すものですし、ね。そりゃこの曲を好きになるわけだ、と。
 まぁ、この場合言葉と音は一体のものですけど、でも、言葉から好きになったり、音から好きになったりいろいろとありえる中で、今回は言葉から好きになった曲と過程をいくつか挙げてみました。いかがだったでしょうか。


 さて、次は「いつも君をみつめてる」でいってみたいと思います。いろいろと応援歌はありますけどね。

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