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CD Release

第120回 クリスマスの記憶

はじめに

 この冬はクリスマスのまーちゃんのライブに始まって、全部で6日、4人、9公演のライブに行ってます。それぞれのライブで、それぞれに思うことは当然あります。まぁ、そうしたことはイベントレポートや近況で書いてますか。でも、個人的なことだったり、あるいは部分的なことだったりして、まだ書いてないこともあるんですよね。今回はそうした中で、まーちゃんのクリスマスのライブで感じてたことを書きたいと思います。

あの日夢見た願い

 このクリスマスのライブで、個人的に一番印象に残ったのは何かって言ったら、やっぱり「グッピー」です。98年に発表されてからライブで一度も歌われなかったのは、クリスマスソングでなかなか普段まーちゃんがライブをやるタイミングが合わなかったからですけど、この曲はかなり気に入っているので、ライブで聴きたかったもののひとつでしたね。
 でも、今回のライブでこの曲が印象に残ったのはそれだけじゃなくて、その歌詞に触れていろんなことを思い出したからでした。長谷川氏が言うには「世界平和を願った」歌詞ですが、このライブで聴いている時には、今までまーちゃんがやってきたこと、そして今やっていることを考えていました。
 20世紀が終わったあと、まぁ、花のあふれる丘の上とはいかないけれど、まーちゃんは虹を咲かせたその先に立って、そして、皆と一緒に笑ったり、時にはおちゃらけたトークもしたり、そして、たくさんの唄を歌ってたんですよね。その間、こっちもまーちゃんのことを、すぐそばでとはいかないけれど、ずっと見てたから、この歌詞を聞いたときにそうしたことがいろいろと思い出されて、けっこう胸が温かくなっていました。
 本当に、この曲にまーちゃんが託してただろうことが、今こうして果たされていること、そしてこれからも果たそうとしていくことを感じたから、この曲への想いがまた深くなりました。

心に激しく届く音

 一方、「X'mas time Hold me tight」をあのライブで聴いてから、「激しさ」ってなんだろうな、って時々考えたりもしています。別段、まーちゃんの歌い方が激しいものだったわけじゃなくて、激しかったのは後奏の長谷川氏のギターです。別に、この曲の場合、リズム的にもメロディラインも激しさを覚えさせるものじゃないはずなのに、そのギターに激しさや熱さを感じて、まーちゃんじゃなくて長谷川氏に目を奪われたのを覚えてます。
 普通、「激しい」って聴いて思い浮かべるのはハードロックとか、へヴィメタルとかそういうものじゃないか、と思うんですけどね。まぁ、私の聴く範疇にはそうしたものはないんですが(苦笑)。私の聴く中で激しさを感じるっていったら、例えば「Tears' Night」だとか「嵐ヶ丘」だとかでしょうけどね。そうした曲とは様相を別にする、静かに語りかける曲で何で「激しさ」を覚えたんだろう、と。
 多分、感情は激しくなるほど深くなる…ってことと関係があるのかもしれないな、とも感じます。最近、カラオケに行ってもなかなかバラードを歌うのは、心に相当の準備が要るようになってます。その分、歌った時にはそれだけ気持ちが入るんですが、その辺は同じようなことがあったのかもしれないですか…ね? だから、あの時の長谷川氏のギターはじっくりとしたメロディでありながら、心に激しく語りかけてきたんでしょうか。

最後に

 というように、この間のクリスマスライブで感じたことを2つ振り返ってみました。私もライブ慣れしてきてますから、ちょっとしたことは記憶に残りにくくなっているんですが、この辺のシーンは今でもかなり良く覚えてます。そういうシーンがそれぞれのライブにちょっとでもあればいいですね。


 さて、次は「君だけを‥」でいくつか書いてみたいと思います。昔のこと、今のこと、いろいろ書けたらいいな、と。

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