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第109回 ブルーのストーリー
はじめに
まーちゃんのライブが終わってから1ヶ月強、そろそろ暦は9月に入ります。まだまだ暑い日が続きはするんですが、それでもほんのかすかには秋の気配も感じられるようにはなってきたんでしょうか。
今回は、普通に見れば「夏の終わりの曲」、まーちゃんにいわせると「夏の歌」ってところの「ブルーのストーリー」について、改めて思ったことを書いてみようかな、と思います。
別れのとき、再会のとき
この曲の時点では、二人の道は分かれて、いつか来るかもしれない再会を待っている…って状況でしょう。切ないっていうか、健気っていうか…そんな気持ちにもなります。まぁ、人によっては「早く次のを見つけたら」って思うのかもしれませんけど、この曲のシチュエーションだとたぶん再会を約束してるから、それを信じて、ずっと待っているんでしょうか。
だから、別れるときは「大好きな君だから」あたりで歌われてるような感じじゃないでしょうか。もしかしたら、それこそ「またね。」で歩き出したのかもしれませんが。互いが互いのために、いつか会えることを信じて手を振ったって言うようなシチュエーションが浮かんでくるんですけどね。
そして、時間がたって再び二人の道が重なったときの気持ちは、「remember」で歌われているとおりでしょう。本当は、別々に暮らしている間もその気持ちを変わらずに持ち続けるのってすごい難しいことだと思うんですけどね。だからこそ、そうすることができた二人のこれからは明るいのかな、せっかく長い時間を乗り越えたんだから、その先にはちゃんとした報いがあってほしいってのは、端から見てても当然の願いでしょうね。
夏の終わりに
アルバム「かたおもい」が出た頃に、よく聞いてたトップ2は「かたおもい」と「口笛でル・ラ・ラ」なんですが、その次ぐらいが「天使のパラダイス」とこの曲じゃなかったか、と思うんですよね。
私がこういったポピュラーソングをまた聞き出したのは、サザンの「真夏の果実」からになります。その頃、他に聞いていた曲が「Oh! クラウディア」だったり、「NEVER FALL IN LOVE AGAIN」あたりですかねぇ。他の人で言ったら渡辺美里さんの「遅れてきた夏休み」とか「跳べ模型ヒコーキ」ですね。そういう心の状態だったことは確かですが、それにしたって夏の終わりに恋が終わったり、思い出してたりってのばっか(笑)。その辺があったから、この曲も比較的よく聞いてたのかな…。
で、私の固定観念でもあると思うんですが、なんか、こういう夏の終わりの歌ってのは他の季節に比べて多く歌われてるんじゃないか、と。別に、恋はいつだって始まるし終わってるはずなんですが。まぁ、でも「ひと夏の経験」なんて言葉もあるし、やっぱ開放的になってた季節の終わりって言うのが恋愛感情にもどっか関係してくるんですかねぇ?
最後に
とまぁ、今回は「ブルーのストーリー」について、かなり脱線しながら書いてみました。
「別れてからの再会」ってことになると、実は私がまーちゃんに対してってことに当てはまったりもします。「Happy Pine」終了後、しばらくまーちゃんのラジオは聞いてないんですよね。で、ふと思いついて「いたとん」聞いてっからはずっとだから…。結局、戻ってくるきっかけってなんだったんだろう(笑)? ま、でも、そうして戻ってきたから、今、まーちゃんにいろいろもらってるわけですからね。
「Be-strawberry」が9月1日の放送で最終回を迎え、そこで番組で受け付けていた曲の投票の結果が発表されます。次回は、その結果を見て、いろいろと思うところを書いてみたいと思っています。
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