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CD Release

第104回 願い

はじめに

 6月は英語で言うとJuneですが、この言葉はローマ神話のユーノーから来ています。神々と人間の王であるユピテルの妻であるこの女神が夫婦愛の守護神でもあるところから、その名を関した月に結婚することでその祝福に与ろう、というのがジューンブライドの意味するところです。
 さて、今回はまーちゃんがそうしたときを夢見て書いたという話の「願い」について、思うことを書いてみようかな、と思っています。

その日の気持ち

 まぁ、まーちゃんもそうだし私にしたってそうなんですが、結婚したことがないもんで(苦笑)、その時になってどんな気持ちになるのかは想像するしかないことではあるんですけど。もちろん、大切な人と添い遂げることができる喜びっていうのは絶対にあるんでしょう。そこまでは少なくとも男女共通だと思うんですが、それに加えてどんな気持ちになるかは少し性別差があるかもしれませんね。
 男には「マリッジブルー」なんて言葉がありますが、けっこうそれまでは好き勝手やってたのが、その日を境にできなくなるっていうのは確かにあるんで、それに対する不安とか不満とかっていうのは想像しただけでありますね(笑)。ただ、少なくとも現代の一般的な人においては、そうした束縛を選ぶのも自分の意思でやれるしやってるはずなんですけど。結局のところ、自分の意思でその日を迎えることを選択してるわけですから、そうした不安はちゃんと見つめた上で幸せになるために、ずっとその愛を持ちつづけることを誓うのが男の側じゃないでしょうか。
 女性の場合は…それこそ想像のことにしかなんないんですが、でもあまり男みたいなことも聞かないような気がしますね。曲の歌詞はまーちゃんの想像の世界ですが、けっこうひたすらにお互いの気持ちを信じてるような感じもする一方で、不安を感じてるのなら、それはその気持ちを本当に永遠に持ち続けられるかじゃないかな、というように感じます。それを意識してるかどうかはわかんないですが、だから誓いが必要になるのかもしれません。
 ともあれ、そうした不安を持ちながらも、互いにずっと幸せになっていこう、というのがその日の気持ちかもしれません。

結婚式にて

 さて、まーちゃんはもしかしたらこの曲を自分の結婚式で使いたいなんて思ってるかもしれませんが、結婚式で定番として使われている曲っていうのはあるわけで、多分そうしたところも使うんでしょうね(え〜っと、確かまーちゃんの結婚式はラジオ大阪だか文化放送だかの独占中継だっけ?)。まぁ、ぱっと思いつくのは「乾杯」だとか「花咲く旅路」あたりですか。
 まーちゃんの「願い」にしてもそうですが、この辺の曲は「今までも歩いてきたし、これからも歩いていく」っていうような感じですね。結婚っていうのは人生の節目ではあっても終着点ではない以上、そうした気持ちを新しくするにはちょうどいいところなのかもしれず、だからこそこうした曲がよく使われるんでしょう。
 その一方で、ラブソングももちろん使われるんですが、ず〜っと疑問に思ってるのは「いとしのエリー」なんですよねぇ。曲がよくないというつもりはさらさらないですよ、もちろん。ただ、歌詞を読む限りではどうしたって結婚式に使う曲じゃないだろう、と。結婚式で別れを予感させる部分があるのは禁じ手なんじゃなかったんでしょうかね。

最後に

 というわけで、結婚するときに思うんじゃないかってことや、結婚式で使われる歌について、思うところを書いてみました。
 まず相手を見つけないことにはどうしようもないですが、私がもし結婚式を挙げられるなら、その時に使いたいなって思っているのは、泉川そらさんの「神様がくれた日」です。けっこうその日にふさわしい、素敵な誓いの歌だって思ってます


 さて、さすがにもう「BESTrawberry」の選曲のほうも終了して、今頃はそろそろ工場でCDの生産のほうに入ってるころなんでしょうか。次回は、「berry best」の収録曲でも眺めてみようかな、と思っています。

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