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CD Release

第103回 アコースティックタイム

はじめに

 私も、それほど多くのライブに行ったり、ライブビデオやCDを買ってるわけじゃないんですが、それでもそうした中でアコースティックで歌うような落ち着いたシーンがあると、そうしたシーンもいいものだって感じます。まーちゃんで言ったら「DESTINY」とか「caress」が印象的でしたでしょうか。
 今回は、そうしてアコースティックで聞いてみたい曲を考えてみようかな、と思います。

アンエレクトリック

 Microsoft社のBookshelf Basic 3.0で「acoustic」を引くと、その中に「電気的に増幅していない」というのがありまして、ライブや楽器に関して使う場合にはこの意味ですね。だから、本来はマイクも使わずに…って言うのがこの場合は理想なんでしょうけど。まぁ、オーケストラのコンサートでもあるまいし、それぞれの楽器を単品で使うこうしたライブの場合、さすがにマイクがないと音量が足りないかと。
 さて、管でも弦でもパーカッションでもなんでもいいですが、電子楽器と比較した場合、アコースティックの魅力っていうのは、その暖かさっていうことになるんだと思います。Strawberry StageのDVDに「DESTINY」のアコースティックと普通のものの両方が入ってますが、それを聞き比べてみるとわかるんじゃないかって思うんですけどね。やっぱり、人が奏でたのがそのまま出てくるから、その温度が伝わってくるんでしょうかね。
 ……だから、私の場合、「アコースティックで何が聞きたい?」って言われたときに先に浮かんでくるのは「暖かさ」をもともと感じてるような曲になるのかな、と。たとえば、「caress」であり「ひだまりのオルゴール」であり、最近ので言えば「願い」とか「真冬のセレナーデ」あたりもそうですね。こうした曲をアコースティックで奏でたところを想像するだけで、しっかりとサウンド的にもはまって、気持ちもあったかくなれる感じがします。

バラードとアコースティック

 そうした一方で、以前にまーちゃんに「DESTINY」をシンプルなバックで(=アコースティック)でスローに落としてもいいんじゃないか、ということを言ったことがあります。それ以外でも、まーちゃんだったら「Eternity〜ひとひらのlove song〜」とか、「チョコレートコスモス」、「ゆびきり」あたりが面白そうですか。
 上に書いたものでもそうですし、ここで書いたものもそうなんですが、アコースティックで聞きたいのはバラードになってくるんですよね。実際、インストアイベントなんかでは「恋の色」なんかをアコースティックで聞くこともあって、それはそれでいいんですが、それでも、積極的にはこういう形で聴きたいなっていう気にはならないんですよね。
 もともと、私のバラードの定義っていうのには「どこか心に染みこむようなところがある曲」ってのもありますが、こういう形でやるとその辺がより際立つような気がします。その辺は、やっぱり電気を介さないことにより、奏者の奏でる気持ちなどがより伝わるように感じるところからくるのかな、と思いますが。
 だから、スローバラードをそうして聴くのも面白いんですが、ミディアムバラード以上の、時には激しさや明るさを感じるバラードをアコースティックで聴くと、普段はそうした面の後ろに隠れがちなしんみりとする気持ちが表に出てきて、それも面白いのかもしれません。まぁ、まーちゃんの曲の場合は、あまり激しさを感じるバラードはないんですが。明るさだったらさっきの3つの曲とか、他にもいろいろと出てきますけど。
 この辺を感じさせるのはむしろ水樹奈々さんでしょうね。実際、ライブDVDに「リプレイマシン-custom-」のアコースティックが一部分入ってますが、それを聞いて「いいな」と思いましたし。「Tears' Night」なんてやっぱり面白そうですしね。

最後に

 ライブでアコースティックを聴く楽しさっていうのは、他の元気に跳ねる曲との対比なのかなとも思います。このスタイルの場合、もともとが元気な曲でもじっくりと聴くようになりますしね。だから、気持ちの振幅が大きくなって、それぞれの気持ちをより大きく楽しめる、そんな気がしてます。
 だから、まーちゃんにはできればこうしたスタイルはいつでもやっていてほしいな、と思ってます。


 さて、次の更新の時には6月に入ります。June Brideで結婚式の季節ですね。なので、「願い」をいってみたいと思います。

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