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CD Release

第69回 パーティ☆タイム

はじめに

 今頃は、大阪のライブが半ばまで進んでいる頃でしょう。まーちゃんをはじめとしたみんなが、きっといろんな曲で盛り上がってるだろうな、と思います。私は今日は自宅でこれを打っているわけですけど、そうした光景を思い浮かべると、やっぱり行きたかったな、という気になります。
 ともあれ、大阪のライブは会場のノリがいいので、きっと素敵な時間になっているんでしょう。そんな日にはぴったりのこの歌で今回はいってみたいと思います。「パーティ☆タイム」です。

不思議な空間、素敵な時間

 以前にも書いたとおり、一昨年2002年の正月のライブのタイトルは「Strawberry Party」です。あの時は、まーちゃんが四半世紀を生きてきた(…って、女の人が聞いたらむっとしそうな表現)足取りを写真やら何やらで追いかけてみんなでお祝いしたわけですが、考えてみれば不思議な時間なんですよね。
 そこに集まっている人たちの共通点はたぶん「飯塚雅弓を好き」ってことだけでしょう。しかも、その「好き」の表し方や程度にも色々と差があって、表に堂々と出す人もいるだろうし、心の中で叫ぶ、あるいは呟く人もいるでしょう(私は後者です)。まぁ、実際問題、全員が同じやり方でまーちゃんを祝福しないといけないっていうことは決してないんですけどね。
 とにかく言いたいのは、ただひとつのこと以外には何の共通点もない人たちが同じところに集まって、同じ時間を共有して、そのことを「あぁ、よかったな」って認識して帰る、そのことの不思議さです。
 普段は、ほとんど関わりあうこともなく、日本の各地でそれぞれの生活に力を注ぎながら、一緒に過ごせる時間を待っているんでしょうけど、その間に、それぞれがまーちゃんに会って爆発させるために心の爆薬を溜め込んでいるんでしょうか。それが「DESTINY」や「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」で一気に炸裂する光景は、見ていて、あるいは感じていて、ライブ慣れした今でも凄いと思いますし、いいものだと思ってます。そして、それが普段まったく別々のところで蓄積されていることに、不思議さを感じるんですよね。

パーティいろいろ

 さて、一口にパーティといっても、どこかの高級ホテルで、スーツやドレスを着て高級料理を食べるようなのもあれば、誰かの家に集まってポテチをつまむパジャマパーティまで色々とあるわけです。ま、「パーティ☆タイム」の場合は、ライブの曲なんでちょっと雰囲気が変わるかもしれないですね。近いものって言ったらなんでしょうね…。「魔法使いTai!」の小説の3冊目、「オータム・フリーダム」に天野梓(愛川茜の母親)が開いたパーティのシーンがありますけど、「ほんの親しいお友達だけお呼びしたつもりだったけど、あたしにはこんなにいっぱいお友達がいたなんて」っていう彼女の言葉が一番近いような気がします。まーちゃんのこっちに対する考え方からすると。
 それはともかく、まーちゃんは格式の求められるパーティにもけっこう出てて、慣れてそうな感じはしますが(でも、そーゆー時のパーティドレスで町に出るのはどーかと思いますけど^_^.)、個人的には、やっぱり気のおけない人たちと集まって、テキトーなものでわいわいやる方が好みですね(今はそういう習慣は消えてますが、私のところでは小学生が誕生日を迎えると、そのウチでカレーを大量に作って近所の子供に振舞ってたもんです。しかも、その「近所」は同じ地区全体だったりしました)。パジャマパーティーとまでは言いませんけど。堅苦しさに包まれてると疲れますしね。…そー言えば、この間3人で渡良瀬遊水地に「ミントと口笛」のPVのロケ地の見物に行ったときに、一人の家に泊めてもらったんですが、それだってパジャマパーティーみたいなもんですね。
 で、「Off Lineで逢いたくて」で歌われているように、そうした時間はもちろん楽しいんですけど、その時間の準備ってのもかなり楽しいものなんだと思います。「なに食べよう」「かに食べよう」って考えて、どんな話が出るのか想像して…。「Funky kitchen〜スローフードのすすめ〜」を聞いてると、もしかしたらその時間の方が楽しいような気さえしてきますね(笑)。

最後に

 やっぱ、なんのかんのといっても、パーティは楽しまないと、っていうのはありますね。おいしいもの食べて(いや、「パーティ☆タイム」の場合は食べてませんけど)、いろいろと話なんかもして。パジャマパーティーみたいなお手軽なものなら、わいわいやること自体が楽しいし、お金をかけていくようなのは、元を取らないと嫌ですからね。
 でもま、「パーティ☆タイム」の場合、まーちゃんライブのときはできるだけ力を出すようにしてますし、まーちゃんが色々と楽しませてくれますから、終わったあとの満足感はいつもけっこう大きいですけどね(気になるところがないわけではないですけど)。これからも、そういう「パーティー」をまーちゃんにはやっていってほしいな、と思ってます。


 次回は1月25日の更新です。一年のうちで、一番寒さが厳しくなってくる時期なんですが、そういうときにも似合う歌ってのはあるもので…。つぎは「place to be」でいってみようと思います。

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