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CD Release

第50回 My happy day

はじめに

 それまでペーパードライバーだった私が、転職を機に車を持つことにして、今日(20日)ようやく物が届きました。車を運転するのが久しぶりなので、けっこう自分でも怖いし周りも怖いだろうな、なんて思いながら乗ってきました(ガソリンスタンドに行ってきただけですが)。
 で、今回はまーちゃんの曲にしては珍しく(…と思いますけどね)車に乗ってお出かけしている「My happy day」でもやってみようかな、と思います。

記念日について

 3月21日は春分の日で、とりあえずは国を挙げて祝う日ということになってます。…が、そういうものは単に休みとしてしか認識してない人が大多数でしょうね。他人に「この日はおめでたい日なんだよ」なんて言われても、それが自分で実感できないことには、祝う気にはなれないわけで。大体、私の場合正月だってあまりめでたいと思ってませんし。
 それよりは、自分の心にちゃんと刻まれている日を祝った方が幸せな気分になれるでしょうね、やっぱり。それこそ、曲中に出てくる「あなたと出会った記念日」だっていいし、「あなたが生まれた日」でもいいですしね。そういう時なら、心の底から祝う気にもなるし、どこか気持ちが引き締まるってもんじゃないでしょうか。
 また、何かを祝う時、そのきっかけとかその時にあったこととかを思い出すのはよくあることだと思います。そんな感じで曲の中で海に行ってるんだと思いますけど…、で、思い出したのが「remember」(…別に洒落を言ったわけでは…)。
 「remember」って、前に二人で行った海辺に久しぶりに行って、そこでまた二人で歩いていこうっていうように、気持ちを新たにするストーリーですよね。そういうふうに、自分の心の中をもう一度見つめて、新鮮な気持ちを取り戻すのが本当の記念日なのかな、と思いますし、それをしたことで「happy day」を感じられればいいんじゃないでしょうか。

気持ちよさを求めて…

 さて、話はがらっと変わるんですが(笑)。
 この曲には、「so loving」まではやったことがなかったし、実際やるとは思ってなかったことが入ってるんですよね(で、それ以降でもまだやってないはず)。もったいつけないで言うと、この曲は最初の部分で韻を踏んでるんですよね。
 高校の古典の授業で漢詩をやると、五言絶句はどことどこで韻を踏んで、なんてことが出てくると思いますが(中学ではやらんと思ったけど)、もともと定型詩の世界ではそういうのは昔から使われていた手法ですからねぇ。こういう音楽の詞もある程度形が決まっているって言えばそうですしね(まあ、「やさしい右手」の時みたいに、詞を決めてから曲を変えるってこともあるけど)。
 で、韻を踏むことにどういう効果があるかっていうと…結局のところ、聞いていて気持ちいいんですよね。まあ、そのことはこの曲を聞いてみればすぐに分かると思うんですけどね。他にも、「愛の言霊〜Spiritual Message〜」とか、「メリーゴーランド」とか、そういう気持ちよさを使った曲は多いので、好きなアーティストのアルバムを全部ひっくり返してみれば一つは出てくるんじゃないでしょうか。
 韻を踏むのに似てるのはまーちゃん得意の洒落。これだって、周りはともかく言ってる本人は気持ちいいんですから(と、まーちゃんのラジオを聞きだしてから自分では言わなくなった人は思っています。疲れてくるとつい出ちゃうんだけどね)。「恋の色」なんかはけっこう近いものを使ってるのかな? 他の人だと、「夕方Hold on Me」とか、「愛のチョコスフレ」とかってところが浮かんできますね。
 結局、歌ってのは歌ってたり聞いていたりして気持ちよくなるためのものですからね、少なくとも現代日本の一般的社会においては。そのための手段の一つがこういうものだ、ということですね。

最後に

 さて、「My happy day」を聞いていて、思っているところを書いてみましたが、いかがでしょうか。この曲って、サウンド的に歌詞においても、けっこう気持ちが軽やかになれる気がします。精神的に疲れたときなんかにいいかもしれませんね。


 さて、次は「A Place in the Sun〜陽のあたる場所〜」にしましょう。理由は…1日のメガスマを聞き返してみてくださいな。ところで、書いてて全然気がつかなかったんですが、もう51回書いてたんですねぇ(ほら、第0回から始めてますから)。4月7日の更新予定です。

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