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第20回 あなたが生まれた日
はじめに
皆さん、正月のライブ…ではなくて、雅弓さんのバースデイライブには行かれましたでしょうか?
まあ、私は名古屋と大阪には行かれないので、その2会場ではどういうライブが行われているのか、これを書いている段階では分からないんですが、そちらでも素敵なライブが行われていることでしょう。東京では、まーちゃんの誕生日ということもあって、すごい熱気と、盛り上がりのあるライブとなりました(今週中にはなんとかレポをアップするので、そっちを見てくださいませ)。
で、この日のライブの書かせないのは、やっぱりこの曲なんでしょうね……ということで、今回は、まーちゃんが贈ってくれた素晴らしいバースデイソング、「あなたが生まれた日」について、てきとーかつ自由に、いろいろ書いてみようと思います。
誕生日は何をする日?
お祝いをする日です。
……終わりました。
…………じゃあ話にもなんにもならないか(苦笑)。
まあ、無論そういうこともありますけど、多くの人は、この日を区切りとして、その前の1年間を振り帰って、翌年の目標を立てたりするんじゃないでしょうか。そういうことをする日には、もちろん、正月や年度始めなどもありますが、誕生日っていうのは、一人一人に、その人だけの記念日だから、自分の目標をたてやすいように思えます。だから、私も自分の目標を立てるのは、誕生日になることが多いですかね。まあ、私事近況を見てくれている人には分かると思いますが、私の場合、誕生日と正月が近いので、そこで一度ですませられるってこともありますけど(まーちゃんに至っては正月と誕生日が同時だもんなぁ。本当に1回ですませられるぞ。さらにはクリスマスまで…)。
そうは言っても
誕生日ってのは、やっぱりおめでたい日なんで、バースデイソングもお祝い調のものになりますね。代表的なのは、「Happy birthday dear Machan! Happy birthday to you!」ってところですか。去年のStrawberry Memoryの時もこれの大合唱があったそうですしね。
それ以外でも、いろんな人がいろんなふうに歌っています。例えば、サザンオールスターズの「Happy Birthday」や原由子さんの「誕生日の夜」なんてのは、「バースデイソングって言ったらこうだよな」っていうのを地で行ってます。少し毛色が変わったところだと、渡辺美里さんの「バースデイ」なんてのがあります。祝ってあげたい人と別れた後なんですよね、この曲。だから、祝う気持ちと切なさが同時に聞こえてくるっていう、複雑な曲になってたりしてます。
でもまあ、どんな曲にせよ、大体祝う相手は「彼氏あるいは彼女」になっている曲が多いような気がします。岡本真夜さんの復帰作「ハピハピバースデイ」も、無論そうなんですが、どうしても、時期が時期なだけに、自分の子供に向かって歌っているような気がとってもしてたりして(笑)。
まあ、あと分類不能…というか、「本当にバースデイソングか?」と言いたくなる藤井フミヤさんの「Everyday Everytime Happy Birthday」なんてのもありますが…。これに関しては、聞いた方の判断に任せましょう(笑)。
静かに、広がる音
前記したように、バースデイソングっていうのは、お祝いの歌なので、曲調はけっこう心浮き立つようなものが多いように思います。美里さんの「バースデイ」にしても、軽いリズムでポップな曲に仕上がってますしね。
そんな中で、雅弓さんの「あなたが生まれた日」って曲は、心を落ちつかせる雰囲気のサウンドで、けっこう独特な曲なんじゃないか…と思っています。そして、そこからとてつもなく大きなスケールで、心の底から大きな祝福の気持ちをあげる…そんな曲ですよね。曲の調子自体が静かなこともあって、聞いてると祝ってもらえてるっていう事実が、心の中にじんわりと染み込んできて、そして、最後にはその気持ちの大きさに圧倒されそうになる、そのぐらいの広がりと深さを持っている曲でしょう。
だから、普通のバースデイソングがパーティの時に聞く曲だとすると、この曲の場合、二人で抱き合いながら、冬の朝や真夜中の部屋の窓から外を見ているっていう雰囲気がします。そうして、温もりや広がり、とてつもない大きさってのを感じているんじゃないかな…と。
ライブにて
1月3日のライブの時には、本当に欠かせなくなったような気がするこの曲ですが、この曲をライブ会場で聞いていると、まーちゃんからの感謝の気持ちがとても大きく伝わってくるような気がして、圧倒されてしまいます。CDよりもっと静かなアレンジになっていることが多いですから、より心に染み込んでくるんでしょうね。アコースティックな楽器は本当に心を暖めてくれますし。
まあ、「お誕生日おめでとう」な曲を、自分の誕生日で歌うのは、なんか変なような感じもしないじゃないですが、この曲でまーちゃんが歌いたいのは、「ありがと、生まれてきたこと」とか、「走ろう 一緒の時を」っていう気持ちですから、そう考えると別に不自然でもないですね。
多分、まーちゃんはこうは考えてないと思うんですが、この曲をライブで聞く側から考えると(ヤクルトの若松監督やステイゴールドの武豊騎手じゃないですが)、「応援してくれた皆さん、おめでとうございます」みたいなところもあるのかもしれません。確かに、まーちゃんの誕生日にライブに行って、まーちゃんの喜びや涙を共有できるっていうのは、こっちにしてみればものすごく嬉しいことですしね。この間、ライブに行ってきてそうしたことを実感して帰ってきました。
最後に
ということで、「あなたが生まれた日」についてみてみましたが、いかがでしょうか?
改めて、「飯塚雅弓さん、素晴らしい誕生日を迎えられたことを、お祝い致します。これからも、新しいことへの出会いがありつづける年を過ごせますように」……ですよね。そうして、誕生日という区切りが来る度に、まーちゃんと一緒にそれまでの年を満足と共に振り帰って、次の年を歩く元気を見つけていきたい、そんなふうに思います。
次回は、まあ、今までのライブで、皆さんがどうやって楽しんでるか、ちょっと振り帰ってみようかな…と。Strawberry Partyの後ですんで、その辺を中心に、「ライブの楽しみ方」なんてのを見てみようかな…と。1月20日更新予定です。
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