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CD Release

第18回 Strawberry Story 2001〜ひまわりのように〜

はじめに

 渋谷公会堂の(伝説になるかもしれない)ライブから3ヶ月強が過ぎ、12月5日にライブビデオが発売になりました。もう皆さん、買ってご覧になったことと思います。現地にいた方は、その場の雰囲気を改めて思い出し、参加できなかった方はビデオを見ながら新鮮な気持ちになっているのではないでしょうか。そういうことで、今回は改めてこの夏のライブ、「Strawberry Story 2001〜ひまわりのように〜」を振り返ってみようと思います。

現地の記憶

 まあ、私自身は現地で参加してきたクチなので、このビデオは「あの時を振り返る」という見方になります。で、その前に自分の頭の中で印象に残っていたシーンをいくつか思い返してみると…。
 ある程度関内ホールでの時と同じだろうと思っていたので、いきなり弦楽四重奏での入りに驚いたり…。「SWEETEST」で背景に出ていた夕陽の海を見ていたり、「くもりのちはれ」ではまーちゃんたちの声に包みこまれそうな感じがしていたり。「DESTINY」や「ストロベリーキャンドル」、「ロマンチックだね」の時に、足下の鞄の中のCDウォークマンを踏みそうになりながらジャンプしてたり(笑。幸い踏まずにすんだけど)。「ひまわり」で、後ろの映像が消えた後、舞台の一番上に立ったまーちゃんが本当にひまわりみたいに見えたり。最後の「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」で、最後にまた精一杯力入れて叫んでたり…。
 やっぱり、かなり力入れて楽しんできてたんだな……と、そんなことを思います。

映像で振りかえってみて

 まず、思ってしまったのが、「けっこうレポと違ってたなぁ(苦笑)」。やっぱ、自分の記憶だけに頼るときついらしいですね。まあ、その辺は後日加筆するのでお許しを、ということで。
 それはともかく、やっぱり、みんなのパワーってすごいんだな、ということを一番思ったかな? 「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」の最初なんか、本当に会場の空気が爆発したような気さえしますし、「DESTINY」や「がんばって!」、「ストロベリーキャンドル」での歓声なんて、編集段階で押さえてあの音量ですからね。まーちゃんがパワーをたくさんもらえてるのも道理ですね。
 一方で、恒例のアコースティックや、バラードの曲たちでは、まーちゃんの声が静かな空気を満たしていくような感じで、こっちの胸を震わせてくるな、と(得に「くもりのちはれ」や「小さな私から」ってあたりですね)。
 だから、この渋谷のライブって、熱さも感じて、さらに穏やかさ、あるいは静けさも同時に感じられるっていう、なんかすごいライブだと思うんですけどね。

「飯塚雅弓」という名のひまわりの物語

 このライブのタイトルが、「Strawberry Story 2001〜ひまわりのように〜」。ライブ会場で、あるいはビデオを見て、どんなストーリーをつむぎ出すかは、人それぞれによって違うと思いますが、僕は「歌手・飯塚雅弓の歩み」っていうストーリーが浮かんできました。ライブで歌った曲は、アルバム「ひまわり」を中心にして選ばれてますが、その後ろにはアルバム「かたおもい」からこの夏の日までの物語が浮かんで見えたような気がします。
 「アイのチカラ」からメドレーまでで、「berry best」までの日々を振りかえり、アコースティックでは「みんながいるから歌えるんだ、みんなと一緒にやってるんだ」という思いを新たにします。そして、「MELODY」からは、あのステージの上から、ずっと先へ進んでいく未来に向けて、「ロマンチックな日々に、みんなと一緒に歩きたい」っていうそういう誓いを歌っていたんじゃないかと思うんですけどね。
 で、最後の「ひまわり」では、さっきも書いたけど、「飯塚雅弓」っていう名前のひまわりが、舞台の一番上で、誇らしげに、綺麗に咲いたんだと、その花は、きっとこの日受けたパワーをまた糧にして、将来にはもっと綺麗に咲くんだろう、そんなラストを迎えていたんじゃないでしょうか(そして、また、永遠に続く美しい日々「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」を歩き出す…ってのが、現地にいた人しか本当にはわからない、トリプルのアンコールシーンですな)。
 まあ、私個人の考えですし、「ちょっと強引かな」って気もしないじゃないですが、DVDを見ていて、そんな気がしていたのも事実なんですね。

最後に

 夏の日のライブを振り返ってみましたけど、どうだったでしょうか?
 でも、本当に、今思い返してもあのライブが終わった後の気持ちっていうのはすごくって、エネルギーは大量に放出したはずなのに、まだ満たされてたように思います。今度は、あのライブを越えるようなものを作っていかないと行けないわけだから、本当に大変だと思いますけど、きっとできると思っています。とりあえずは、年明けのライブ、雅弓さんはどんなことに挑戦して、こちらを引きこんでくれるのか、楽しみにしていってこようと思います。


 さて、次回は、クリスマス直前ということなら、これで行きましょうか。「はつこい」です。この曲に関して思うことを、またお寄せ下さいませ。12月22日まででお願いします。

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