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トップ>歌に願いを>第13回 | ![]() |
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第13回 同タイトル曲の聞き比べはじめに 前回の終わりに、「MELODY」というタイトルで僕は4つ違う曲が出てくると書きました。そこで、JOYSOUNDのページの検索で「めろでぃ」をキーにして調べたところ、引っかかったのが59曲、そこからかなり厳密に絞って13ぐらいになりました。Misiaとか、福山雅治とか、いろいろな人がこのタイトルで歌ってるんですね(聞いたことはないですが…)。そして、そのそれぞれが違った曲のはずです。 重なりやすいタイトル 例えば、「MELODY」や「Hello」、「Love Song」のように、単純な言葉の方が重なりやすいのは、まあ当然でしょう。ただ、そうした単純な言葉を使ってきても、曲の内容が似てくることもあり、全然違ってくる場合もあり、なんですよね。ここで、まずは全然違ってくる例として、今まで言及してきた「Melody」を使いましょう。 飯塚雅弓「MELODY」(アルバム「ひまわり」収録)この曲の「MELODY」は、自分の中から湧き出してくるものですね。歌うことに対する喜びを目いっぱいに感じて、それを聞いてくれる人たちに伝えようとする歌ですね。 林原めぐみ「MELODY」(アルバム「ふわり」収録)こちらは、曲中で出て来るとおり、自分の周りの雑踏が奏でるもの。それが、まだ忘れ去るには新しすぎる記憶を呼び覚まして、痛みを覚えてしまう、という曲です。 藤井フミヤ「Melody」(シングル「UPSIDE DOWN」収録)本当に出会ったばっかりの相手と、互いの心が共鳴して、メロディーを奏で出す、そんな運命的な出会いを描いた歌になっています。 サザンオールスターズ「Melody(メロディ)」(アルバム「Kamakura」等に収録)で、ラブソングでも、こちらは別れの歌、と言うことになります。この曲に思い出やこの先つつがなくという願いを込めて、 歌い上げていますね。 というように、メロディの出所も違ってくるし、その中でのシチュエーションも違うし、いろいろなパターンがあるんですよね。結局、抽象的というか、中に含むものが広い言葉をタイトルにしている曲は、いろいろと千差万別になるんでしょう。 一方…スパンとイメージが出てきやすい言葉がタイトルになっていると、そのメロディラインや歌詞の内容の表面的な部分はともかく、やはり通底するものがあるように思います。で、今度はその例として、「がんばって!」を見てみようかな、と思います。2曲だけですけど。 飯塚雅弓「がんばって!」(アルバム「so loving」収録)こちらは、それまで頑張ることを忘れていたのが、 応援してくれる人(好きな人かな?)の姿に、頑張ることを思い出したような感じの曲。 林原めぐみ「がんばって!」(アルバム「VINTAGE A」他収録)日々頑張っている中で、不安になったりしても、自分の中にある夢や光を見つめて、そこにたどり着いた自分を想像することで、何かに立ち向かう力を引き出してくるような感じですね。 シチュエーションはともかく、両方ともこれから頑張っていこうっていう曲ですね。そういう見方をすると、やっぱり似てるようにも思えます。 最後に というような感じで、今回は同じタイトルの曲を比べてみましたけど、どんなもんでしょう? さて、次回はちょっと今回とかぶるかもしれませんが、「雨から晴れまで」ということでお話を聞いてみたいと思います。次回、使おうと思っている曲を先に書いておきましょう。メインは雅弓さんの「くもりのちはれ」、他に、林原めぐみさんの「雨のち曇りのち晴れ…」、椎名へきるさんの「嵐のち晴れ」、Mr. Childrenの「雨のち晴れ」です。他にも何曲か使うかもしれませんけどね。これらの曲、あるいは他にこんなような曲について、お話をお待ちしています(10月13日まで)。 |
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