長谷川智樹／阿部光一郎／小島徹也／岩見直明／瀬川有佳子
Mitsuko Dance Company／福井健吾／吉田ゐさお／鈴木"CHiBUN"智文
宅見将典／イズミカワソラ／加藤みちあき／堂島孝平／浅田信一
松岡モトキ／大津美紀／弦一徹ストリングス／沖山優司／宮田繁男
小西昭次郎／伊藤隆博／中山努／ボブ・サング／尾崎孝／水谷さやか
宅間國博
……他多数

時間軸をちゃんと追ってるから、自分で見てるといろいろと思い出してるみたいで。それに加えて、表情とか言葉遣いとか、自分への戒めにもなっていいな、なんてことも思うとか。

ライブとか、イベントとかでまーちゃんの笑顔に触れてる人って多いと思うけど、
それって結局普段からなんだよなってのが見えるんじゃないかな。
もちろん、映像になっている以上、カメラが回ってるわけで、
それを意識した笑顔のときも入ってるけど、
打ち合わせとか細部の詰めとか、真剣にやってる中でも笑顔ってあるから。
コメントをくれた作家の方が結構「周りをハッピーにさせる」って言ってるんだけど、
そのあたりのことが見てると良く分かるんじゃないかな。

その一方で、笑顔だけじゃなくて、真剣な表情ももちろん入ってるし、
製作中にやったしょうもないことやライブ会場の戸惑ったところまで入ってる。
ちゃんとやってても煮詰まることもあるし、
「あれ?」ってなところもあるってのも、見てて分かるしね。

で、そうしてやってきたものをひとつにまとめて、
増幅したものがライブやイベントなのかもしれないなって思う。
だから、まーちゃんはいつもライブを楽しくやってるんじゃないかな。
そして、それが客席に伝わるから、会場全体が楽しく盛り上がる。

トータルで見ると、そうしたことが鮮明に見えてくるDVDだと思う。
なかなか、アーティストの音楽活動を
ここまで緻密に追った作品ってないんじゃないかな。

まーちゃんの去年の音楽活動に焦点を当てて作ったって感じだね。
まぁ、もともと「10年」なのはそっちなんだから、当然って言えばそうだけど。
だから、もうちょっと入っててほしいところがもれたかもしれないけどね。

でも、かなりまーちゃんの制作活動なんかを緻密に近い距離で見てるから、
何かが出来るまでの流れって言うのはよく分かる。
特に、CDのドキュメンタリーにおいては、
あれだけ一人のひとつのCDを追いかけ続けた映像が
他にあるのってぐらいだと思う。

一応、ドキュメンタリーと音楽で別のDVDにはなってるけど、
トータルで見て、アルバムからライブって流れで受け取ったほうがいいのかも。
それで、まーちゃんがその一連のものを
大事にしてることが受け取れるんじゃないかな。
（以下、次回）