長谷川智樹／阿部光一郎／小島徹也／渡辺俊介
井上博／一木有佳子／河合代介／鈴木"CHiBUN"智文
加藤みちあき／堂島孝平

これまで、ライブビデオを作った時とは違い、ドキュメンタリーやメイキングが入っている分、みんなから違う反応が返ってきているようで、まーちゃんは嬉しさを感じているようです。ま、作った意味を感じられてるってところですかね。

「とびたつ季節」や「remember」のクリップでは、今までやってなかったようなこともやってみたんですが、こうしたこともけっこう好評なようです。

このDVDを見て、今年の夏までの流れ（＝虹ができるまでの過程）を（思い出しながら）追って、最後見終わったときに「あ、虹が咲いた」って思ってもらえれば嬉しいそうです。こういうふうに、製作過程を見てもらえることってそうないから、これはいい機会かな、と思っているとか。あと、ドキュメンタリー部分では、皆が熱いエネルギーをくれたところも追いかけています。ちなみに、ビール飲んでるところを自分で見たら「あ、オヤジ…」って恥ずかしくなってたとか。それ以外にも、寒いギャグには自分で恥ずかしくなりながらツッコミ入れてたり、「子供みたい」って見ていて思ってたりもするようで…。

　前半は、打ち合わせ段階から渋谷野外大音楽堂でのライブまでを収録。まーちゃんのライブは、行ってていろいろな楽しさがあるんだけど、そうしたものは練習段階からみんなが楽しんでやっているからこそ出てくるっていうのが見えてくる。
　ここですごいのはやっぱり野音での「小さな私から」の映像でしょう。歌詞の世界に合いすぎてるって（笑）。
後半では名古屋ElectricLadyLandからHMV横浜のインストアライブまでの模様を収録。それぞれの場所でそれぞれの盛り上がりってのが分かるんだけど、その中でも名古屋での事件の記録は、そっから新しい盛り上がり方ができてきたわけだから貴重な記録じゃないかな、と。
　ラストのSHIBUYA-AXに向けて、充実した日々を楽しんで過ごしている中、その中でさらに気分が盛り上がっているのが感じられるからAXの開演待ちの映像やライブシーンを見たとき、今でも熱い気持ちになるのかなとも思う。
　HMVのシーンは、AXなんかの熱さとはまた違った力の伝わり方があるような気がする。優しいんだけど強いっていうのか、そんな感じね。AXまでで作った虹に新たな一色がここで加わってると思う（…それにしても、何でこの人は食ったり飲んだりしてる時にこんなに幸せな顔ができるかな^^;）。

　2002年のまーちゃんの夏までの音楽に対する取り組み方が見えてくるDVDで、真剣さも笑顔もドジったところまでみんな入っているから、すごくまーちゃんに密着して見られてる気分になれると思う。いろいろな場面でのまーちゃんの気持ちを見て、一緒に気持ちを動かして、最後に虹を感じられる、そんなDVDじゃないのかな。
　そして、このあとにすぐ新しい曲に新しい色を入れて発表するんでしょうし。そうしていろんな曲を歌うまーちゃんをずっと見ていたいと思う…。ってのが正直なところ。