夏のイメージ。帰り道に、少し遅めの夕暮れの空に浮かんだ月を見ながら明日もいい1日であるようにと、願いながら帰る。ミディアムなんだけど、気持ちが前向きになれるような曲なので、今回「夏SELECTION」に収録。

アルバム（「虹の咲く場所」）のときも入れたかったんだけど、バランスを考慮して除外になったとか。今回（「BESTrawberry」）もライブなんかでのことを考えたら、「自分の中にとっとこう」ってことになったらしい。

堂島孝平氏とのデュエットで、爽やかなサビに仕上がってます。録音の時には、堂島氏と一緒に、マイクを２本立ててやったようです（この辺、DVD「虹の咲く場所music clips」を見ると分かります）。で、彼は場の雰囲気を作るのもうまいので、その作業は楽しいものだったといってました。

夢を追いかける間に、心に痛いことがあっても、月を見上げてまた夢を追いかけて、みんな輝いていこうっていう、夢や希望の詰まった曲。だから、みんなの背中をぽんと押してあげられる曲になればいいなって思うし、夢を持った人に聞いてほしいな、と思うそうです。

紫がテーマカラーになっています。

まーちゃん得意の、「前を向いていこうよ」っていう曲なんだけど、今までの曲（例えば「LET'S!!」だったり、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」だったり）と比べると、明らかに色が違います。
まーちゃん言うところの「堂島節」ってやつで、かなり明るいサウンドの中に、ほのかに感じる切なさが、この曲の明るさをさらに際立たせて、より「前に行こうよ」っていうメッセージを魅力的にしているんじゃないかと思うんですけどね。この曲じゃなかったら、あのサビの印象的な言葉は出てこなかったでしょうしね。