このDVD収録のライブは、ベスト盤を出すこともあって、そういう感じの選曲。メドレーはミディアムな曲を集めて作った。で、映像を見てると冬って言うよりは夏のライブって感じに見える。

DVDは今までの映像作品の中で一番手応えはあるものになった。また、握手会なんかでは、「写ってました」みたいなこともけっこう言われたらしい。

選曲のときに、「これは外せないよ」っていうのを選んでたら、ああいう内容になってたとか。

まーちゃんは、サンプルが上がってきてから3日ぐらい我慢してからDVDを見たんだけど、（そのせいもあって？）「面白かった〜」って思ったとか。 自分で、曲が発表されからのいろんな思いを感じて見ていて興奮してくる。あと、自分でも見ていて忘れてたところもあるかな、と。
おぼろげには思ってたけど、このライブをこうした構成でやって、改めてベストを出そうと思ったとか。で、今回のライブ前に見て、またよりベストな夏にしよう、と。

カラフルに、原色系で行こうというジャケット。おしゃれな感じに仕上がったかな、と。背景と衣装の色を合わせて撮ろうというのはあったかも。

「15曲しか入らなかった」って他の人に言ったら、「そんなに曲を長く作るまーちゃんが悪い」と言われたとか言われなかったとか。
実際、弦のイントロを使ってる曲がいくつかあるから、その分をどうにかすれば…っていう節もあるけど、でも、やっぱりそこまで含めて1つの曲だから、それはだめってことらしい。そうした曲にもリクエストが来てたし、自分でも入れたかったし、ということでちゃんと全部入れたとのこと。
今回、バラードではずしたものもあって、そのへんは自分の気持もあるかなってこと。その分、ライブなんかでみんながやってくれる曲が多くなったかな、と。

今回も自分で衣装を選んでジャケットを撮影。ただ、今までは外に出ることが多かったので、スタジオでいろんな色の背景を作ったりして撮ってきたとか。ジャケットを選ぶのにも色で悩むけど、黄色にショッキングピンクって感じになるんじゃないかな、と。
今、髪が伸びてるので、今までと違う感じでかつ顔が丸く見えすぎないようにって感じでやってもらったそうです。

タイトルについては、基本的には思いつき。
ちょっとお洒落な感じ＋ちょっとした掛詞＋今年のまーちゃんのコンセプトで考えたら出てきたとか。
やっぱり、「BEST」って言葉は入れたかったようですけど。

見て最初に思ったのは、「面白いライブじゃん」ってことだったり。ライブとしては本当に基本の「歌って盛り上げて」っていうのに終始してるはずなのに、それを見てるだけで楽しめたんだから、やっぱそこはまーちゃんのエンターティナーとしての力なのかな、って思った。
あと、なかなかその場にいると盛り上がることに必死で後ろで何やってるかとか見えにくい面があるんだけど、そうしたところを見られるのは、こうした映像のメリットかな、と。その辺もちゃんと楽しめるものになってるしね。
……それにしても、相変わらず「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」と「DESTINY」はすごいわ…。

徳間JCに移籍してからの曲でベストを作ったわけだけど、そこから作詞量が飛躍的に増えてるから、今回のCDを聞くとその間のまーちゃんの自伝みたいな感じがする。まーちゃんがその時に感じてたことを年代順に聞けるっていうのがそういった感じを生むのかな?　それに、転機になった「やさしい右手」とか「愛しい時間」も入ってるわけだしね。
あと、もちろんサウンド面での変化って言うのもこういう並びだとよく分かって、まーちゃん、年を追うごとに全体的な音色が明るくなってきてるような気が少しする。
このベストは、ファンのリクエストも加味して作ってるから、ある意味最大公約数的なものになってて、まーちゃん個人のお気に入りっていうのがちょっと隠れてるかもしれないんだけど、その分「誰もが思うまーちゃんの歌」っていうのが集約されてるかな、って言うのが曲目や聞いての主な感想。