このアルバムをリリースできたことで、今年の夏がキラキラになった。

タイトルについては、分かりやすくてよかったとか、ストレートでよかったという意見をいっぱいもらえ た。

15枚目のアルバムを、15年分の想いを込めて、15年目に発売できたことが本当に嬉しい。今だから歌 える曲たちにも出逢えて、いちごいちえ。を感じることができた大切な1枚。
収録8曲中、すでにあった「TRUST〜君と歩く未来〜」と「君の笑顔は僕の宝物」をのぞいた6曲を新しく作るということで、バランスを一番 に考えた。夏に発売のアルバムということもあって、バラードは入れようか迷っていたけど、堂島（孝平）くんがすごく素敵なメロディのバラード を書いてくれた。

夏は今までたくさん思い出を作ってきた季節なので、今回もエネルギッシュな感じで作った。曲も元気にな れるようなものや、ライブや配信で発表したものを含めた。

タイトル決定の会議の時は、メーカーが変わると言うこともあって、「自分としてはこう思う」というもの を見せたほうが士気が高まるかなと思って、自分で資料を作成して持っていった。内容は、いちごの写真の下にキャッチコピーみたいなものを書い て、今までの写真の中からイメージに会うものを貼っておいたもの。その場では、最初はみんなの話を聴きつつ、タイミングを見計らって資料を提 示した。

夏っぽく、聴くだけで元気になれるようなサウンド感や歌詞になってる。これを聴いてパワーを出してほし い。

ポップできゅんとしてもらえるような歌詞の世界観。夏のアルバムということで、アップテンポな曲をメイ ンに収録しているので、今年の夏はこれを聞いてフレッシュに元気になってほしい。ライブとかで一緒に掛け合えるような曲も2つ、夏の青空とひ まわりという曲、ストリングスとホーンセクションを入れた曲とか。

・タイトなスケジュールの中、そんなに急な感じもなく、こだわりたいところはこだわって作っている。
・デモを聞いて難しいと思った曲でも、100回200回聞き込んで、染みこませてからレコーディングしているので、けっこう大丈夫。
・歌詞は一期一会をテーマにしたり、夏のライブに向けて、エネルギッシュなものをテーマにして書いてもらったりしているので、似合う服を着せ てもらってる感じで、歌えるのがすごく楽しい。

制作時間が短い中、充実してぎゅっと凝縮して作っていった。

・ブログとかによく書いている「一期一会」は、アルバムのタイトルが決まってからの後付だったりする （笑）。
・新曲を聴きたいとかいう声が多かったので、それに答えることができて嬉しい。
・今まで出会いやそこから生まれるいろんな思いをテーマに作ってきた曲、そして15周年を迎えることができて、この夏もまた素敵な瞬間に一緒 に出会うことができたらな、と言う気持ちで作っている。

・15年目に15枚目のアルバムを出せることが本当に嬉しくてありがたい。目標としてきた"君と歩く未 来"が今年氏の夏にこういう形で、実現することができるのはホントに嬉しい。
・タイトル決定の会議の時に、自分で資料を作ってプレゼンした。いつものまーちゃんを知っているスタッフは「はいはい」と言う感じだったけ ど、ランティスのプロデューサーはあいまいな表情になっていた。その後、率直にタイトルに関する想いや今までの経緯を説明した結果、「いいと 思うよ」と言ってもらえた。

・15周年で15枚目のアルバムということで、本当に形として届けることができてありがたい気持ちで いっぱい。
・いちごをモチーフにしたものが多かったので、15枚目を出すときには絶対にいちごにしようと決めていた。
・夏のアルバムということで、エネルギッシュに元気な曲を歌いたい。
・5〜60曲から6曲を選ぶので、悩んだ。作家陣は堂島孝平、イズミカワソラ、いつものライブのメンバーの他に、一期一会の出会いもあった り。
・フリフリに乗れる曲もあるし、バラードもあるし。今までの王道のところもあり、元気になってもらえると思う。
・夏という点にはこだわった。この時期にみんなに届けられる思いをテーマに曲を選んだ。

・タイトルについては、15枚目を出せるときには絶対これでいこう、と心の中で思っていた。いちごだけ に一期一会の出会いをできたらな、と思っている。
・内容については、時に甘く、時にほろ苦く、甘酸っぱくみたいな、とにかく元気になれる曲を収録。

先日のPとの会話「ニューアルバム、ジャケット撮影日、いちごのスケジュール入れておかなきゃな」昔、 スタッフさんだった方が拓いた、いちご農園。撮影日までに、一列とっておいてくださってる！しかもその日に、産地直送してくださ る！m(__)mありがたや。
環境変われど、チームは変わらず、状況は変わりません。今までと変わらず、プラス、新しいパワーを注入。でなくては、やる意味がないもん。

今までにあった、ストリングスを多用した爽快感のあるサウンドの中に、ブラスの色を強めに加えて心地よ い熱さを出してきたり、いつもの｢そばにいるよ｣とか「気持ちを送るよ｣といったメッセージとともに｢この出会いを大切に｣ということも普段 より強く伝えてきてるな、というのが聴いていて目立つところ。前回から2年7ヶ月経つ間にいろいろとあったこともあって、そうした今までとは 違った手法を取り入れるということをやりやすかったのかもしれない。
とは言うものの、それは今までにまるっきりなかったものをいきなり入れたわけじゃなくて、もともとまーちゃんや彼女の曲の中にあったことをよ り強く伝えてきているということだから、聴いたときに若干の驚きやかんがいはあるけれど、素直に｢これもまーちゃんのカラーだよね｣と納得で きるものになっていると思う。
そうしたことがうまくいってるからなんだと思うけど、今までで一番｢夏娘まーちゃん｣が表に出てきてるアルバムになったんじゃないかな。もち ろん、それだけじゃなくて、真摯な思いをしっかり確かに伝えてくるっていう、そちらの面もちゃんと伝わってくるわけだから、質の高い、機器応 えのあるアルバムになってる。