・冬に聴いて、心から温まってもらえるような、そっと聴いてくれる人に寄り添えるようなものを作ろうと してやったので、バラードが多いかな、と。「冬SELECTION」は、冬っぽい曲がPLDCの頃に多いから、半分ぐらいがその頃のもの。そ の当時と今は、歌い方も声も違うし、考え方も多少違うかも。
・ジャケットは「見ても暖かい感じがほしいな」ということで、白と赤のコントラストを使ってみた。

・冬のアルバムなので、そっと聴いてくれる人の心に寄り添えるような言葉や音楽を作ろうというところか ら始まった。タイトルの「。」は、そっと届くような余韻を残したかった。
・ジャケットは夏に、「12月はこんな感じだろうな」と思いながら撮影した。

・年2枚のアルバム（初）は、夏のアルバムのコンセプトを決めたときに、「じゃあ冬も」ってことで出て いたコンセプト。そして、タイトルや2枚組の構成も夏の前には決めていた。実際の制作は夏のライブ直後からで、バラードだけにしようかと話し 合っていたけど、その時に自分のテンションが上がりすぎて、それだと気持ちが押さえきれないということになって、冬のライブが納得いかないこ とになりそうで、そうしなくても、暖かくなれるようなものや、会いたい気持ちを伝えられるのは作れるんはずと思い直した。そこで、そうしたコ ンセプトは伝えて、アップテンポも含めて曲を発注した（デモは4〜50集めた）。
・「君に会いたい」とか、「君がいるから心が暖かい」と言う気持ちを一番伝えたくて、そうしたことを詞で表現して、なおかつ冬っぽさもキー ワードに散りばめたり、クリスマスソングも久しぶりに入れて作った。このCDを聴いた人が、寒い冬でも心も体も温まってもらえるような、そん なメロディやサウンドに仕上げている。
・冬は人恋しくなる季節だし、そんな時に、暖かくなれるような曲を聴いたりして、「明日もがんばろう」って思ったりしていたから、みんなに とっても、このアルバムから明日も笑顔で行こうと思ってもらえるようなものを作ろうと思いながらやっていた。
・「MAYU★冬SELECTION」は、時の流れを感じてもらえるし、声の質とかも全く違うから、それをまとめたことで、思い出が蘇るの と、いろいろなことがあったけど、歌い続けてこられてたことにありがとう、という気持ち。

今回、バラードが多いかと思いきや、元気な曲も入ってる。

久しぶりに冬に出すアルバム。「君へ。。。」の「君」は家族だったり、友達だったり、好きな人だった り、いろんな人にメッセージを届けたいな、ということで、暖かくなれるようなアルバム。ジャケットも込みで、見ても聴いても暖かくなれるよう に。冬にこだわって、曲や歌詞の言葉も選んだ感じ。

・打ち合わせが始まったのは、夏のライブが終わってからだけど、それ以前に構想は始まっていたし、 「ファイト!!」の制作が始まった頃にはなんとなく「冬にも出せたらいいな」と考えていた。改めてタイトルを考えたときに、会議中に使ってい た仮タイトルではなく、その頃考えていたものだな、と。
・パワーを受け止めてくれた人たちに、今の気持ちを伝えたい、目の前にいる「君」だけじゃなくて、どこかで見守ってくれている人たちにも伝え られるような、そんな曲ができたらいいな、と。

｢ファイト!!｣の制作の頃には、｢冬も出せたら面白いね｣という話はあったけど、まだ決まってはいな かった。でも、もし出せたらこういう形で、ということで考えていたのが｢君へ。。。｣ということだった。

冬に久々にリリースするし、「MAYU☆冬SELECTION」もつく。でも、冬の曲が選曲したら、意 外と少ないから（リリースがいつも夏だから）、たっぷり冬って感じの曲を作りたいな、と。クリスマスっぽい曲も入れつつ、お正月や誕生日もい いかな、と。たっぷり冬を味わってもらえる、暖かいアルバムを作りたい。「君へ。。。」向けて伝えたい思いを詰め込んで作っていきたい。

今日も出退勤しながらアルバムを聴いてたたわけだけど。
気がついたら、発売になってから1年3ヶ月ぐらい、
週に1回聴いてる勘定になってたり（笑）。
もともと好きなアルバムだから、
それだけ聴いててもその時々に感じることもあるし。

このアルバム、まーちゃんにしては珍しい冬のアルバムで、
「気持ちが暖かくなるように」ってコンセプトなんだけど。
別に、春でも夏でも秋でも、
その辺の心地よさって変わんないのかもね…なんて、
これだけずっと聴いてると思ったりもする。

前に別のところで、「いい曲って季節は関係ないんだよ」って言葉を
聴いたこともあるんだけど、
それは結局アルバム単位でもそうなのかもしれないな、と改めて。

曲目をざっと眺めてるだけだと、そんなに冬のアルバムっていう感じもしないところも正直あって、まー ちゃんの記憶とか、発売時期とかっていうところかな…と思わないじゃないんだけど、実際に聴いてみると、けっこうこの時期にフィットした曲を ちゃんと選んできてるように聴こえる。
穏やかな曲は、暖かさを伝えるようなものを選んできてるし、ポップなものだと、サウンドにどこかきらめくようなところも聴こえて、それがイル ミネーションか夜空を思わせたりね。あとは、風物詩のクリスマスとかバレンタインとかもちゃんと含んでるわけだし。全体の割合で見ると、冬の 曲がどうしても少ないまーちゃんではあるけど、それでもこうやって作ることができたのは、続けてきた時間なんだろうなと思う。
それと同時に、「mine」までのまーちゃんの変化もたどれるから、そうした意味でもけっこう感慨深く聴けるものがあったりしてね。サウンド のこととか、まーちゃんの声自体のこととか、変化を実感しながら聴くのも楽しいかもしれない。

アップテンポな曲を歌ったときの爽快感や明るさと並んで、穏やかに歌ったときの浸透力と暖かさっていう のも、まーちゃんの魅力だと思う。そして、このアルバムではそちらによりスポットが当たってるから、1本聴き終わったときに暖かくてやさしい 気持ちになれてる。もちろん、普段の爽やかさや明るさを前面に出してきてる曲もあるから、そっちを楽しみにしている人にもいいんだろうしね。
そんなふうに、どちらかと言うと最近のアルバムでは少し控えめな側にスポットを当ててるから、それだけでも新鮮な感じのある今回のアルバムだ けど、サウンドとか曲調にも、ここでも新しいものを取り入れてて、今までにないタイプの穏やかなものも聴かせられるものになったと思う。
だから、本当にいろんなものが入ってて、歌い手としての幅の広さも感じられるから、聴き応えもあるし、最後にはテーマとしてる「暖かさ」が しっかり残るから、上質な1枚に仕上がったっていっていいと思う。