最初はアップテンポな曲を考えてもいたけど、大津さんにはバラードを担当してほしかったから、この曲に決定したとのこと。

・「あと一個だけ…」のフレーズも、いろんな想いが交錯する。そういう意味でも、この曲にはいろんな想いを感じさせてくれてありがとう、という気持ち。
・「あと一秒、あと1ミリ…」ってフレーズが大好きで、そういう気持ちってどんな時にもあると思う。好きな人に対してもそうだし、永遠の別れをしなければいけない人に対してもそうだと。 ・詞の世界も大好きだし、映像にしても綺麗にできそうなので、この曲でPVを撮ることに決定。リアルなお話というより、空想の世界というか、夢の中みたいな雰囲気で。最初ステージでひとりで歌ってたがのが、だんだん青空がでてきて、コスモスがでてきて、夕焼けになって、気づくとコスモスにつつまれて歌ってる、というようなストーリーを作って撮影。

ひと時のさよならがどうしても言えない不安や切なさってのも、このバラードからもちろん聴こえるけれど、それを越えようとして、確かな何かを求める気持ちや願う気持ちの強さをより感じる。多分、行動はしてないけど、心の中だと相手をかき抱いてるのかもしれない。それだけ、そばにいることを感じさせてほしいから。
ともあれ、気持ちを強くしつつ、不安もやっぱり持ってるってところにすごく惹きつけられる曲なんだと思う。