夕日を見て、「何かメープルシロップに似てるな」ってところから書いた詞をソラさんに渡したら「切ない詞だからメロディもそうなった」ってものが上がってきたとか。それを聞いてまーちゃんの当初の予想とは正反対の世界が広がってたから、本人が驚いてたようです。
アレンジはヨーロピアンなちょっとしっとりかつセンチメンタルなもので、曲からアレンジへと進む過程で自分が考えていたものより世界が広がった感じで、いとおしく感じたとのこと。
だから、今でも聴くとじーんとするとか。

実は、今の今まで気がついてなかったけど、相手が側にいるわけじゃなかったのね（苦笑）。
サウンドがあったかいから、歌詞を聞いてるはずなのに相手が側にいるような気がしてたりする。後はサビのところのイメージが頭の中で優先されてたのかな?

こういうどっか切ない詞や曲が生まれてきたのには、やっぱり曲を作ってた時期のせいもあるんだろうね。秋は夕暮れの季節だし。

満たされているはずなのに切ないのはなぜなんだろう、と。夕陽が何かの終わりを告げてるからなのか、ほんの数時間でも好きな人と離れなければならないからなのか。
「ごめんね」は悲しみの中の笑顔を歌ってたけど、これはその逆で暖かさの中の切なさを感じさせて、でもそれに惹きつけられる。