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イベント内容
開演挨拶
フリートーク
メール紹介
サイコロトーク
ミニライブ
終演挨拶

Event Report

☆Strawberry Birthday Special 2022☆
〜久しぶりの有観客だよ! SMILE×SMILE 〜

2022.01.03 from LoftPlusOne

久しぶりの空間で

 まーちゃんにとって、自分自身のイベントでは久しぶりになる観客を入れての開催。会場では毎年年末年始恒例のカレンダーやグッズの発売コーナーがある一方、普段はなかなか座席間の距離を開けている光景は見ないので、懐かしさとある種の目新しさが入り混じった気持ちになる。まぁ、それがこういう状況下でなければなおいいんだけどね。
 カレンダーの申し込みをしていたり、客席をぼーっと見回しているうちに開演時間。今回はまーちゃんソロのイベントなので、ステージ上のテーブルにはマイクスタンド(例によってラインストーンてんこ盛りバージョン)がある。まーちゃんのアナウンスでイベントが開幕し、ピンクのセーターっぽい上着に白のレースのスカート。頭に白のリボン付きのヘアバンドをつけたまーちゃんが入場。まずは開演挨拶。なんだけど、久しぶり過ぎて早々に泣きそうになってるまーちゃん。かと思えば、BGMが「恋の色」なので、テンションの置き所がよくわかんなくなってるような雰囲気もあったり。
 まずはまーちゃんのフリートーク、なんだけど最初に出てくる話が動悸息切れって…あのね(苦笑)。そこからこの2年間のまーちゃんの気持ちの動きへと進んでいく。まーちゃんのこちら側に対する意識を感慨深く話している様子が印象的だった。そこから転換、年始なので、初詣やおみくじ、おせちの話をしてから、事前にメールの募集もしていたので、そちらの紹介もしていく。時間が経つ中でのいろんなことをまーちゃんと話しているような、そんなひとときになっている。その中での日常の考えとか今の状況のなかで意識していたことをまーちゃんが話してくれる。楽しみを求める気持ちを日常の過ごし方に振り替えて、「日常をちゃんと過ごす先に楽しみがあるんだ」って考えていたなんて話が印象的だった。
 ある程度時間が経ったところでサイコロトーク。「2022年」とか「1月3日」とか大雑把なテーマがある中で、今回は「みんなに会えて思うこと」という話。自分の立場、エンターテイナーとしてどうあればいいのか、なんて考えもした日々だった。この2年の間、会えた時にどうするかと考えていたので、今日が新しい始まりという気持ちでいるとのこと。
 そこから割と自然なはなしの流れで「歌をお届けしようと…」ということでカラオケでのライブコーナー。客席側はサイリウムのリストバンドをつけて、声は出せないし、あまり派手に動くこともできない中ではあるけど、出来るだけ楽しもうという雰囲気。まずは、冒頭にも服の色に言及して言っていた「I'm in the Pink」からスタート。配信イベントでもあるから、時にカメラに視線を送りながら、客席も見ながら歌っていく。 今回、割と振りで盛り上がれるような選曲をしたよ、ということとここからのスタートだよという意味で「0%」へとステージは進んでいく。まーちゃんの普段のステージと同様、みんなで動きから気持ちを合わせていく時間になる。時に気持ちが先走るのはご愛敬…でいいのかな? ちょっと給水をしたり、マイクスタンドにてこずったりした後で「ゆびきり」を会えない間もずっとつながってたよ、という気持ちを込めて歌っていく。いろんな空を見てみんなを想う瞬間、元気でいてくれたらな…と思っていたことを静かに話してから、曲はもう少し元気な「月と帰り道」。明るいトーンで1曲歌いきってから「ありがとうございます」と一礼。そして、イベントのタイトルに重ねて「Smile!」で客席と、あるいは配信で見ている先と笑顔を交わす。この先に「ここを乗り越えたんだから」と思えるようになる日を迎えようという願いをお互いに込める最後の曲は「優しい約束〜TO MY FRIEND〜」。
 なぜかイベントの最後の挨拶がささやきから始まるまーちゃん。まだまだ気持ちはいっぱいだけど、それは今年次に会える時まで取っておいてね…。ということ。まぁ、早い人は夜の部なんだけどね。そして、「ありがとうございました」の言葉で今年最初のイベントは幕を閉じた。
 その後、カレンダーの購入者にはいつも通りにサインを入れつつちょっとしたお話の時間。以前と違って、スクリーン越しではあるけど、こうやって話をするもの久しぶりだから、なんか感じるものもありつつ、すぐにいつもの調子での話になっているのは、やっぱりお互いに重ねた時間の長さなのか何なのか。最後に「またね」の言葉を交わしあって、会場を後にした。

今までの時間を

 昼の部の完全な終了から3時間ぐらい、夜の部でも会場の様子はそうそう変わらず。ちょっと客席の配置が右側に寄ったかな…ぐらいの感じで座っていく。ステージの様子を見て、もしかして…? なんて思ったり単にぼーっとしてたりすると、割とすぐに開演時間。まぁ、会場から開演までが30分ぐらいだからそれはそうなんだろうけどね。
 こちらでもまーちゃんのアナウンスから…なんだけど、ちょっと噛み気味? もう一度言い直してからまーちゃん入場。今度は黄色のセーターに深い青紫のスカート、お花の髪飾りといった風情。「今の状況の中でこうして来てくれてありがとう。配信で見ているみんなも楽しんでください」という挨拶からスタート。その後、着席してのトークでは昔、新宿FACEでライブ(Strawberry Crystal)をやった頃との周辺の比較をしてみたり。そこから昨今のお正月事情へと話が進む。今年はあまり正月気分がないんじゃない? というのがまーちゃんの感想らしかった。
 今回は割と早めにメールの紹介に入っていく。そう言えば「かたおもい」が出てから25周年だった…なんてメールで気付いたのはまーちゃんだけじゃないのかも? 久しぶりにこうしてその場所で見られるイベントを喜んでいるのはまーちゃんだけじゃなくて、こちらにも共通する気持ちなんだよね…とそうしたメールの数から感じられる。その中で、今まで歌ってきた歌に対する気持ちも話してくれる。そういう時は、まーちゃんが持ってる真摯な面が出てくるな…と聴きながら思ったり。他にもコスメの話やらいろいろとしてから、サイコロトークに移行していく。
 まずは久しぶりにまーちゃんのイラストコーナー(笑)。本人、「私の画力を知ってやってるんでしょうか?」とか言ってたけど、もちろん知ってやってるわけで(笑)。さっさと破綻したのか、「色で誤魔化そう」とか言ってたけど、どー見ても猫かなんかにしか見えないんだけど? で、いろいろと修正していくほど妙な感じになるのはいつものことでした、と。さっき(昼)は1回だけだったからかどうか、もう1回サイコロトーク。「今年の抱負を一文字で」ということで、まーちゃんが筆で半紙に書いたのは「前」という字。「まだまだこれから(少しでも)前へ」という気持ちを込めて。
 そして、ここからライブコーナー。いつの間にかステージにもう一つ椅子と譜面台が用意されたと思ったら、楽譜とギターをもって花園神社に行こうと思って迷い込んだ(笑)、加藤みちあき氏登場。ギターと譜面は「なんか持っちゃって」ということで。まずは「歌うたびにいろんな気持ちをもらう」という「大好きな君だから」をギター伴奏で歌う。ギターとボーカルの生み出す心地よい空間の中、いろんなことがふっと思い出される時間だった。そこから自身の昔にもそれから今にも想いを馳せつつ、カラオケ+ギターで「まゆみ」を自分にも語り掛けるように歌っていく。
 ここで加藤氏は花園神社へ向かって(?)退場。この先は昼の部と同様カラオケとまーちゃんのボーカルで進んでいく。結構普段のライブで何度も歌って、動きを合わせているような曲が並ぶから、体も自然と動いてくる。まずは「ロマンチックだね」。お互い、気持ちの中は普段のライブと割と同じ感じになって、こっちはまーちゃんに気持ちの中で声をかけるし、まーちゃんはそれを感じてる雰囲気。そのまま「聴かせてよ君の声」でもしかしたら配信で見ている人とも気持ちを通わせてるのかも、という時間。曲に付随する光景、ということでいろいろと思い出せる「DESTINY」はそれらを思い出しつつ、その上に今を重ねてる感じがする。そして、先にもっとちゃんとした形でできるのを望みつつ、今日の日をしっかり刻むように「君といたmemory」。最後に、みんなとひとつの目標を持つために、8月27日(土)のライブの告知をしてから、そこでの再会を約するために「またね。」で想いを重ねてライブパートを締めくくった。
 今度は何故か演説口調で「それぞれの場所で頑張っていこう」とあいさつをして、まーちゃんは一度退出。しばらく待っているとステージにケーキが運び込まれ、バースデイソングが流れてくる。その中を再びまーちゃんが入場。ケーキに立っているキャンドルを吹き消す…のではなくて、うちわであおいで消しているのはこのご時世だから。相変わらずの寒い逆が飛びだしたりしつつ、お礼も言ってステージから手を振ってお別れを告げていた。
 その後、カレンダーへのサイン入れのためにまた楽屋から降りてくるまーちゃんとすれ違いながら手を振って、会場を後にした。

感想

 まーちゃん主催のものとしては、こうして会場でお互いの顔を見ながらイベントをやるのが1年と10ヶ月半ぐらい間が空いてるんだよね。で、状況からくる制約もあるから、進め方とか反応の仕方とかはお互い手探りしながらってところがあったように思う。時間が短めになってるのも、そうした要因があるのかも。とは言え、上にも書いたとおり、実際にイベントが始まれば、声が出せない以外はまーちゃんとのコミュニケーションは以前とそうそう変わりなくできるのは、今までにやってきた積み重ねがあるから。そういう意味で、今までの時間の大きさを感じるイベントでもあるし、ここに至る期間もそう言えるのかもしれない。
 ミニライブについては、一部分でも生の楽器がちゃんと入ってきてくれててよかったな、と。せっかくライブハウスでのイベントなんだし、生の楽器が入ると気持ちの入り方がやっぱり違ってくるから。カラオケでみんなで動きを合わせてっていうのもいいし、実際にそれも楽しんではいて、こうしてその場所で歌や空気感を一緒に作り上げることができるっていう感覚を久しぶりに得られたのは嬉しいことだけどね。まぁ、実際のバンドライブは夏に期待…でいいのかな?
 ともあれ、今回のイベントについては、こうして実際にお互いの顔が見える場所で開催できたっていうのが一番の意義だったんじゃないかと思う。これを足掛かりに、他のところからも話を聞いて、今後いろんなことの再開につなげていければいいんじゃないかな、と思う。

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