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トップEvent Report>バースデースペシャルイベント2018〜はじめてのオンリー1ステージ〜
 
セットリスト
[Blue Stage]
完ペキなスマイル
SALAD DAYS
いたいのとんでけ
SOMEDAY
レモンパイ
センチメンタル
am↔pm
ロマンチックだね
がんばって!
LET'S!!
ブルーのストーリー
ストロベリーキャンドル
 *   *   *
[Yellow Stage]
ひまわり
アイのチカラ
月と帰り道
Magic!
恋のRibbon
虹と素足のストーリー
かさぶたの恋
おはようとシャンプー
君と大空へ
チャンス!!
君の笑顔は僕の宝物
みんなで
 *   *   *
[Pink Stage]
I'm in the Pink
ラミドゥベイベ
僕らの夢
ゆびきり
君Color
キミと逢いたい明日のために
このまま
まゆみ
キラメク
アクセル
シャッターLOVE
聴かせてよ君の声
僕のパートナー

Event Report

バースデースペシャルイベント2018
〜はじめてのオンリー1ステージ〜

2018.01.03 @ 東京都世田谷区・下北沢VOICE FACTORY

第1部・Blue Stage

 いつものライブよりはだいぶ早い時間、むしろファンクラブイベントなんかのスタート時間ぐらいで、会場に入って待っている。今回、いつものスタイルではないからか、開園街のあいだのBGMも普段とは違って、それもちょっと新鮮だったり。
 ともあれ、そんな感じで待っていると、やがてBGMが静まって、会場が暗くなる。その中、見覚えのある衣装を着たまーちゃんが1本だけステージにおいてあるマイクスタンドの前に立つ。「完ペキなスマイル」のイントロが始まると、会場に待ってましたという雰囲気と元気が満ちていく。いつものライブ同様に、声を掛け合ったり、拳を振ったりして会場の空気が熱くなっていった。そこから続けて「SALAD DAYS」。こちらでは少し穏やかに、爽やかな感じに歌うまーちゃんを気持ちよさそうに見つめていた。
 最初のMCでは、新年と来場の挨拶から始めるまーちゃん。そこから、初めてのスタイルでのライブに向けて思うことや、この形になった経緯を話し始めたところで、一度中断(笑)。なにせ、時間を管理するのも自分だから、気にしてやっていかないと後に押す。今日はこのあと2ステージあることだし。
 次のブロックは、「いたいのとんでけ」、「SOMEDAY」、「レモンパイ」と普段のライブではあまり歌っていない、だけどいろんな想いが入っている曲を歌っていく。…んだけど、何かサウンドに違和感がある。それが何だろう、と思いながらも、まーちゃんの歌を楽しんでいるうちに再びMC。カレンダーの撮影のことを話した後、その辺りの事情の説明。パイオニアLDC時代の曲だと、カラオケ音源が残っていないものもあるようで。じゃあ、今回の音源は何なんだって言ったら、仮歌を録るときの伴奏の音源。ある意味、こっちサイドだと絶対に聴けないものまで使用して、このステージをつくるあたり、まーちゃんの意気込みなんでしょうかね。
 「いたいのとんでけ」とか、歌詞が時代を映すねっていう話や季節感を歌に教えてもらったなんて言う話から、その例になる「センチメンタル」。夏の終わりの曲を爽やかさを感じさせて歌った後は、今度は1日の時間を感じさせる「am↔pm」をもう少し元気に歌っていった。そして、衣装の紹介。なんと98年の最初のライブで来ていた青いチェックの衣装。19年半ぐらいは経っているんだけど、まだ着られることに、その保存の良さとスタイルを維持してるまーちゃんの両方に感心。
 今後のことを少し話した後、最後のゾーンは元気に「ロマンチックだね」から。会場が狭い仲でも、みんなで一緒に動いて、一体感が生み出されていく。そこから、「がんばって!」、「LET'S!!」とみんなで盛り上がる曲で最後に向けた空気を作り出す。そして、最後はどうしてもこの曲、ということで「ブルーのストーリー」。すべての始まりとなった曲をしっかりと歌って、メインステージは終了した。
 アンコールに答えて、割と早くまーちゃんが戻ってくる。「アンコールありがとう」というような挨拶から、もう一つみんなで動く「ストロベリーキャンドル」で開場の空気を熱くして、最初のステージを終了させた。

第2部・Yellow Stage

 ステージのあいだは大体1時間〜1時間半程度。その間にまーちゃんは次の準備をしてるんだろうし、こっちも遅めの軽い昼食をとったりして、体調を整えておく。再びの開場時間になると、思い思いの位置を取ってまーちゃんの入場を待っている。その間に、少しファンクラブのスタッフと雑談もしたりしてね。
 今度はストリングスのサウンドから静かにスタート。入ってきたまーちゃんは2001年の夏ライブのひまわりの衣装。そして、曲はもちろん「ひまわり」。確かな意思を曲に込めて歌いあげると、次は「アイのチカラ」。より元気に明るい空気に会場を作り上げてから、最初のMC。2回目スタートの挨拶と、この幕間にあったちょっとした事件を話す。フリスクは横着しないで出しましょうね、という教訓でした。
 「月と帰り道」でこれから先への気持ちを歌った後、「Magic!」と夜の曲を続けていく。懐かしい振りを思い出しながらやっていった。そして、もうひとつ振りのある曲「恋のRibbon」へとつなげていき、みんなと一緒に動いて楽しんでいく時間に一つ区切りをつけた。
 MCでは、先ほどの振りの話から始めて、衣装のこと、そして200曲以上の曲を作ってきての気持ちを話していく。なかなかライブでは歌わない曲もある中、そうした曲にもいろいろと感じることはあるし、大事にしていかないと…ということで、「虹と素足のストーリー」と「かさぶたの恋」をじっくりと、暖かく歌っていった。
 今回はこういう形になった、ということでいろんなことを自分自身でやらないといけなかったまーちゃん。あれやこれやをやっていく中であったいろんなことを裏話的に紹介。スタジオの予約とか、音源の用意とか、慣れないことがたくさんあったようで。
 「おはようとシャンプー」からライブを再開。これもあまり歌ってない曲だし、穏やかな曲だから動くというよりは心地よく曲の流れに身を任せている感じ。そこから、「君と大空へ」と「チャンス!!」で会場を一体感で満たしていった。
 次の曲で最後…なんだけど、その前にプレゼントコーナー。Twitterに掲載していた七五三写真や(笑)、会場に張っていたポスターを抽選でプレゼント。受け取りは終演後、ということで。そして、最後に歌う曲は「君の笑顔は僕の宝物」。お互いにとって想いを共有できる曲で、メインプログラムを終了させた。
 衣装を変える手間がなくて、息を整えるだけで済むのかどうか(笑)、今回も割とすぐにアンコールで戻ってくるまーちゃん。呼んでくれて、来てくれてありがとうというあいさつをして、最後はみんなで「みんなで」(原文ママ)を歌う。会場中で声を合わせて、楽しい時間を共有した余韻の中、Yellow Stageも終了した。

第3部・Pink Stage

「アクセル」間奏中 こっちは軽い夕食を、まーちゃんはステージに上がる前にフリスクを食べて(?)からPink Stageの幕開け。衣装の話をここではしてなかったけど、過去のファンクラブの会報で調べてみると、「Strawberry Sweet Winter 2011」の赤青白チェックの衣装。これもやっぱり7年ぶりの服だから、違和感なく着てるまーちゃんには感心しきり。
 最初の曲は、ここでこれで始めなくてどうするの、という感じで「I'm in the Pink」から。普段のバンドのライブと違って、最初のやり取りはあっさりと終わらせないといけなかったけどね。それからさらに「ラミドゥベイベ」で声を交わし合って、会場の温度を上げていく。MCではここに至るまでに感じたいろんなことを話していく。
 今までに色んな約束を交わしてきた「ゆびきり」からライブが再開。そこからまーちゃんからのメッセージをたくさん詰めた「君Color」、「キミと逢いたい明日のために」と歌い、お互いのチカラになるように、という場面を作っていった。
 MCで正月のちょっとした事件簿を作成してから、「このまま」、「まゆみ」、「キラメク」と、タイトルを並べるだけでまーちゃんの今後への願いが分かってしまうようなゾーン(笑)。静かな始まりから、だんだん元気さを増していって、確かな強さも秘めていくようなそんな時間だった。
 「カメラ準備して〜」の言葉で、会場中がごそごそと(笑)。「いつもシャッターLOVEじゃ面白くないでしょ?」ということで、曲は「アクセル」。意外過ぎるぐらいの選曲に驚く間もなく撮影時間と曲のスタート。前回もそうだったけど、曲に乗っていこうか写真撮ろうか…両天秤はなかなかうまくいかないけど、楽しい時間が過ぎていった。そして、最後の曲として「シャッターLOVE」。前回のライブでまーちゃんの振りに合わせきれなかった分(撮影してればそうだけど)、今度はしっかりとまーちゃんと一緒の時間を楽しんで、メインステージが終わっていった。
 アンコールで戻ってきたまーちゃん。「ありがとう」という挨拶からブログ&会報用の写真撮影。そして、「聴かせてよ君の声」で声を合わせて、昔も今も変わらない雰囲気を作り上げた後、もうひとつ「僕のパートナー」で目いっぱい元気に盛り上げて、ライブが終了した。
 今回、各ステージの後にはカレンダー購入者向けのサイン会が開催されていた。ここでも、そのための準備に移行…と見せつつ、ケーキが入場。で、入場時に配られていたブレスレットタイプのサイリウムを各自装備して準備完了。まーちゃんが入ってくるタイミングで、スタッフのギターとみんなの歌でまーちゃんの誕生日をお祝いした。
 感激したまーちゃんが、涙ながらに今回の経緯とその間の気持ちの動きを話してくれる。時間がない中でも「待っててくれる人がいるから」というまーちゃんと、「まーちゃんと一緒の時間を過ごしたいし、このタイミングでお祝いもしたいから」という客席側の意思がひとつになってここにたどり着いたことを再確認した時間だった。だから、「次もまた」っていう気持ちを交わし合って、この日の一連のイベントを終了させることができていた。

感想

 まーちゃんがMCで話していた通り、前回のライブから時間のない中ではあるし、以前のように正月3日のことを確定させてやっているわけでもないだろうから、形としてはだいぶ縮小版になっちゃってはいるんだけど。ただ、それでもこうして場所を持ってくれることは嬉しいしね。それに、今回の形だからこそできたことっていうのも見られたわけだし。
 3ステージあって、セットリストをすべて変えてくるのを1日でやるっていうのも、普段だとバンドの負荷がものすごく大きくなるだろうからまずやらないだろうしね。だから、そこは1人でやらないといけないっていうのを逆手にとって、普段やれない曲もいくつか取り上げて、改めてそこに対する気持ちを確かめていくっていうこともできたから、それぞれの曲に対して、改めて見返していく機会を持てたっていうのが、今回の収穫のひとつ目。
 もうひとつ、まーちゃんはここまでずっとライブではバンドでのスタイルを継続してきたわけだけど。今回、一人でのステージを実現できたっていうことで、フルバンドじゃなくてもやりようはあるんだって改めて実感できたんじゃないかっていう、その面での収穫があったんじゃないかって思ってるんだけどね。
 一方で、スタイルや場所がどうであろうと、変わらないでお互いに想いを届けようっていうのは確かにあるってのが実感としてお互いにあったんじゃないかな、っていうのは、いつもながらの気持ちのやり取りなんだと思う。
 今回、こういう形式に変わってしまったことで知ったこと、改めて感じたことっていうのがあるから、それを今後に向けて整理して、活かしていけたらいいなと思う。もちろん、バンドのスタイルでもやってほしいし、あるいはまた別の形式もあるのかもしれないけど、そのそれぞれを確かに見ていけたらな、という気持ちを得られた今回のライブだった。

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