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第34回ストキャンファンクラブの集い ガイドと行くはぁとバスツアー第3弾
2015.05.31 @ 東京都新宿区、墨田区、葛飾区
のんびりできないバス車内(笑)
集合場所の工学院大学前で、受付を済ませてボーっとしていたり参加者同士で話をしていたりすると、やがて今回乗り込むバスが到着。係の方に促されるままにバスに乗ろうとすると、乗車口の前でバスガイド姿のまーちゃんがお出迎え。油断してたから、結構驚いた。「よろしくお願いしますね」という感じで軽く挨拶をして、座席表に従って自分の席へ。落ち着いて周りを眺めると、椅子のかごの所に毎度おなじみの4択札上げ用の札が用意されていたり。
今回の参加者がバス内に揃ったことを確認すると、バスが出発する。新宿の街の風景を眺めながら、あるいは出発に際しての挨拶をするまーちゃんを眺めながら、最初の目的地であるソラマチへと進んでいく。
予報と違って晴れ模様の空を眺めながら喜んでいるまーちゃんの挨拶、この日の(本当の)バスガイドさんと運転手さんの紹介、そして点呼へと話は続いていく。まーちゃん、ライブ中にバンドメンバーにいきなり一言ずつ言ってもらうのは恒例だけど、今回はそれをこっちに振ってきた。ということで、各自今回のイベントへの意気込みを話してもらうことに。それぞれの住んでいる場所、職業、ファンクラブに入ってからの時間、そうしたものが垣間見える、そしてそれに対するまーちゃんのコメントが楽しめる、そんな場面だった。
……んだけど、そんな感じで時間をたっぷり使っていたし、日曜日の朝ということで、まだ車もそれほど多くないし、ということで、ほかに用意してきたものを何も出す暇もなく、あっさりとソラマチ近辺に到着してしまった。
空を見上げて…もとい、スカイツリーを見上げて
ソラマチ近辺と言っても、まだ少しだけ距離はある。バスを降りて歩いていく途中、川向うにスカイツリーを望む地点で、各グループごとに写真撮影。今回、スカイツリーは高さがあるので普段とは違う角度での撮影。カメラマンの方がちょっと大変そうに見えたのは気のせいじゃないだろうね。
撮影が全て終わって、いよいよソラマチへと移動。ただ、まだ時間は9時45分ぐらい。ということは、まだ開館前だったりする(笑)。まーちゃんもまさかこんなに早く着くとは思っていなかったようで、ちょっと困惑気味。時間を使うために、全体での集合写真を撮ったりなんかしてる。その後、ここでの自由散策の間、どう動くかを参加者も含めて打ち合わせ。結果、各グループ15分ずつ、まーちゃんと一緒に行動。時間が来た時の集合場所も決めておいて、開館と一緒に行動開始。
私の所の時は、ソフトクリームを目指して歩いていく。そうしながら、スカイツリーを眺めるのにいい地点やら、以前ここに来た参加者の話やらを気軽にやっている。なかなかこれだけまとまった時間のんびり話せることはないので、結構貴重な時間。その時間を堪能した後、お目当てのソフトクリームを購入。それで乾杯(?)しつつ写真を撮った後、まーちゃんは別のグループに合流するべく一度逆戻り。私たちはその後のんびりとソラマチでウィンドウショッピング。時に他のグループとお茶を飲んでいるまーちゃんを見かけていたり。
緊張と和やかさの昼食
ソラマチを出て、昼食場所になるアサヒスーパードライホールまでの移動時間はそれほど長くない。点呼をして、以前のイベントの時に台風を呼んでしまったというような話をしていると、あっさり到着。2004年、「mayumi.company」のイベントの頃からは、内部に改装が施されているようではあるものの、入ってすぐエレベーターで今までに行ったことがない上の方の買いに上って行ってしまったので、その辺りがどうだったのか、詳しいことは分からず(苦笑)。
昼食の会場となったのは、結構おしゃれな雰囲気の(多分)フレンチの店。ここでもテーブルがグループごとに分けられているので、自分の所の席について、しばし緊張気味に待つ。まーちゃんもここで食事をするとのことなんだけど、場面ごとで移動するというわけにもいかないので、座るテーブルをじゃんけんで決定。
まーちゃんの座る場所も決まると、やがて料理が運ばれてきて和やかに食事。まーちゃんの声も聞こえるし、ほかのテーブルの声ももちろん聞こえる。自分の所の話を聞きながら、そうしたところを何気なく拾っていると、やっぱり「いつごろファンクラブに入ったのか」というような話が多いような気はした。
昼食後、建物を出て隅田川の河川敷へ。尺八の練習をしている人や、何らかの集まりで談笑している人たち、あるいは航行中の水上バスを横目に見つつ、2度目の全体写真撮影。吾妻橋をバックに、どんな写真になったのかは、今後の会報を楽しみに。
昔懐かしい風景へ
またバスで移動。おなじみになってきたどこか投げやりな点呼からスタート。今度の移動は少し時間がかかるので、周りを見ながらお楽しみのイラストコーナー。イラストを描くのって、いつ以来だったっけ? ファンクラブの会報は別として、そういう機会が最近なかったから、まーちゃんの絵のレベルが懸念されるんだけど…。
そんな期待と不安(笑)をよそに始まるお笑いイラスト大会。お題は参加者から募集していたんだけど、それを出した本人もわからないレベルって。まーちゃんが絵のお題を言う度に、参加者からは笑い声やら「え〜??」という声やらが上がっていた。
やがて、バスは江戸川の河川敷へ。ここからしばらくは歩いての移動になる。まず、天気がやたらとよくなっていたので、土手で青い空をバックに3度目の全体写真撮影。こういうシチュエーションだけに、カメラマンから、「何か大きいポーズをしてください」という声がかけられていた。そしてその結果できたのは、まーちゃんがTwitterにアップしていた写真。確かに、そんな雰囲気のものになっていたようで。
そこからほど遠くない寅さん記念館へ。まーちゃんを先頭に、みんなで昭和30年代の下町の雰囲気を味わえる館内へ。私は最後尾付近を歩いていたので、まーちゃんがそれぞれについてどんなコメントをしていたのかは分からないけど。ただ、興味深い展示はたくさんあったから、もう少しじっくり見ててもよかったかな、と。一方、まーちゃん以下他の面々は、同じチケットで入れる山田洋次ミュージアムへも足を運んでいた。
参加者一同が再び寅さん記念館の中庭へ。この後の時間は、まーちゃんが一人一人とじっくり話をしつつ、個別の写真撮影。今回、参加人数がそれほど多くないから実現する時間。そして、一人一人にあてた手紙を手渡ししてくれる。他の人の手紙を読んでない(当たり前)から、正確には分からないけど。でも、自分宛のを読んでいると、まーちゃんが見ててくれてるんだな、っていう気がする(実際に読んだのは、家に帰った後だけど)。
第○代目のマドンナと
全員に手紙が渡ると、隣の山本亭の日本庭園を通過して、柴又名物の帝釈天に移動。帝釈天から門前町辺りを自由に散策。ここでも朝のソラマチと同じように、15分ずつ区切って、まーちゃんが各グループと一緒に行動。今回はうちのグループは最後だったので、まーちゃんとまわる前に色々と名所っぽいところを歩いておく。矢切の渡しに行ったり、門前町を眺めていったり。
まーちゃんと回るときには、まず帝釈天にお参り。まーちゃんが何をお祈りしていたのか、気になるところではあるけど、プライベートに関わることかもしれないしね。その後、門前町へ出てのんびり歩いていく。お団子がおいしい店も教えてもらって、そこで食べたりお土産を買ったり。
柴又の駅前まで歩いていくと、寅さんの銅像が明日はどこへやら、といった雰囲気で立っているので、まーちゃんはその前で写真撮影。そして、私たちも含めてもう1枚。そんな感じで満足して帝釈天に戻る途中、寅さんのレイヤーに出逢う。渥美清氏はもちろん亡くなられているので、ボランティアの観光ガイドなのか、単に雰囲気を味わうためにコスプレしているだけなのか、ともかく、その雰囲気をよく出しているのが印象的だった。まーちゃんも同感だったようで、帝釈天までその人の話をしていた。
歌声に乗せた喜びは
全員が集合して、のんびりとバスに戻った後は、一路新宿への帰途に就く。最後のバスの中でのイベントは、カラオケ大会というかミニライブというか。いつもの通りに番号を言って、まーちゃんに歌ってもらうだけかと思ったら、番号を言った人の所にもマイクが回されて、まーちゃんと一緒に歌うことに。そうでなくても、オフマイクで歌ってる人もいたり、一緒に曲を楽しむような、そんな時間だった。
「ロマンチックだね」を皮切りに、順不同で「アクセル」、「完ペキなスマイル」、「love letter」、「ストロベリーキャンドル」、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」、「キミと逢いたい明日のために」と楽しく歌ってきた後で、ある意味で今回のメインイベント。まーちゃんからの重大発表の時間。発表があるということは、まーちゃんがTwitterで言っていたものの、それ以上のことは何も言ってなかったから、どんなのが来るのか期待と不安の両方を抱えながら待っていた。
そして、まーちゃんからの発表は、7月29日に発売になるシングルのことだった。「Pure♥」から12年ぶりになるシングルに、バスの中が一気に湧きあがった。今まで歌い続けてこられてることへの感謝も込めて送り出すシングルは、正月にライブで発表した「キラメク」も、新しい境地のものも含む、そんな1枚になるとのことで、夏のライブの前に期待が高まる一報だった。
その喜びをもって、新宿に戻ってきたバスの中で、最後の1曲「キミとヒカリ」を歌う。まーちゃんの声を聴く人、口ずさむ人、それぞれに楽しんでいって、最後に曲が終わったときは、解散地点の工学院大学前。まるで計ったかのようなタイミングに、ちょっと笑い声が起きてたりもした。
そして、最後にもう一度、まーちゃんと少し言葉を交わして握手。参加証と写真を受け取って、それぞれの家路についていった。
感想
今回、ちょっとお値段が高めということもあって、参加者の数が限られてしまったっていうのはまーちゃんサイドの反省点としてあるんだとは思うけどね。ただ、その分まーちゃんとの密度が濃いイベントにはなったっていう面もあるとは思う。もちろん、一番いいのは人数も多くて密度も高いものになるってことだけど。
で、こういう形でのバスツアーも3回目、マザー牧場やいちご狩りも含めると5回目になってて、やっぱり手馴れてる感はあるね。それはまーちゃん側にもこっち側にも言えることで、あまり細かいことまでかっちり決めてなくても、その場で一番納得できそうなものを模索できちゃうっていう、お互いの信頼感というか、成熟度というか、高いものがあるなぁ、と。まぁ、もちろん、もっとしっかりと計算して決めといた方がいいんじゃない、っていう意見もあるだろうけど、実際にかかる時間とかはその場じゃないと分らないところもあるし、それができるっていうのはいいと思うけどね。
総括としては、まーちゃんとゆったり時間を過ごすこともできたし、その一方で自分たちの交流もできるし。いいイベントだったんじゃないかな。これで、お値段がもうちょっと低ければ、もっと良くなったんだろうとは思うけどね。
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