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イベント内容
開演挨拶
ゲスト入場
ミニライブ
 Ladybird
 ストロベリー
  キャンドル
 X'mas time
  Hold me tight
 ロマンチックだね
 アクセル
 はつこい
プレゼントコーナー
終演挨拶
握手会

Event Report

第33回ストキャンファンクラブの集い
ロマンチック☆クリスマス☆タイム in 大阪

2014.12.21 @ 大阪府大阪市・KOKO CAFE

歌声は染み込むように

KOKO CAFE KOKO CAFEは、新大阪駅からそう遠くないところにあるのだけれど、日曜日だからなのか、閑散とした静かな雰囲気に包まれていた。そんなところに集まった参加者がそれぞれに話したりぼーっとしたりしながら時間を過ごしていると、やがてドアが開いて受付開始。
 会場になるカフェの中に入ると、すでにシュークリームが用意されている。案内のはがきに記された場所に確認して、ドリンクをカウンターから持ってくる。それから、クリスマス仕様に飾り付けられた店内を眺めているうちに、ファンクラブのスタッフが店内のステージに上がってイベント開始。昼の時の様子を匂わせたりしながら、まーちゃんをどうやって呼び込もうかを考える。このあたりはいつもの流れ(笑)。
 呼び声にこたえて入ってきたまーちゃんの姿は、やはりと言うかなんと言うかのサンタ姿。時期的なものを大事にするまーちゃんらしいというのが素直な感想。入ってきたまーちゃんがまず「来てくれてありがとう」というような挨拶からトークがスタート。自分の話もそこそこに、さっそく今回のゲストの登場。会場が大阪ということで、SKSの大阪開催以来になる長谷川智樹氏がアコースティックギターを持って登場。やっぱりまーちゃんの後ろにこの人がいると、安心感が違うような気がする。二人でライブの写真集のことなどを話してから、いよいよミニライブのスタート。
 最初の曲は「Ladybird」。ギターの音に乗せて、ファンタジックな曲を楽しく歌いながら、まーちゃんはいろいろなところに目を配ったり、あるいは長谷川さんを時に見たり。普段のライブハウスに比べて、客席との距離が大幅に近いから、まーちゃんの笑顔もよく見える。曲が終わると、季節のことやミニアルバム「Fly Ladybird Fly」を作った時のことなんかを二人で話していく。
 「ストロベリーキャンドル」が2番目の曲。普段はみんなで動く曲を、ここでは穏やかに、曲の風景を想像しながら聞いている。そういうことが自然にできるのが、今回みたいなシンプルな編成のいいところ。曲の後は、長谷川氏の近況トーク。髪型の話だったり、あるいは健康面の話だったり。そこから今度は「X'mas time Hold me tight」を歌っていく。レコーディング当時は「背伸びして歌っていた」というこの曲を、今は気負うこともなく、自然な感じで歌っているように見える。静かな曲だから、まーちゃんの息遣いも感じられるような、どこか張りつめた空気が心地よかったり。曲が終わってからは少し昔話。曲を作った時のことや、あるいは出会ったころのこと、そうしたいろいろと今を比べてみてのことを話していた。
 ギター一本で歌う最後の曲は「ロマンチックだね」。やっぱり、ここも客席は動いたりはしないで、曲に込められたメッセージをじっくりと受け取っている感じ。外はあいにくの曇り空だけど、聞いているうちに自然とMVで見たようなすっきりと青い空が気持ちの中に浮かんでた。そして、今度はカラオケも入れて「アクセル」と「はつこい」を続けて歌う。音の数が増えて、少し賑やかになりつつ、その中でもしみこんでくるようなまーちゃんの声に耳を傾けているうちに、ミニライブパートが終了。今年の年末に思うことを少し話してから、長谷川さんがここで退場していった。

言葉を交わすと

ケーキは合間に食べてたり 長谷川さんが退場する間を待って、まーちゃんのトークが再開。今後に向けて長谷川さんとさっきしてた話のことだとか。確かに、まーちゃんは物心ついたときには普通の人生から飛び出してたよね…って納得。そこから、来年に向けての気持ちを話していった。何か変化を、という気持ちがよく伝わってくる話だった。
 このイベントの最後の目玉はプレゼントコーナー。まーちゃんとじゃんけんをして最後に残った一人に商品を進呈。それが何だったかというと、2015年のカレンダーの撮影で使用していた衣装だったり。まーちゃんにはよくある白のドレスなんだけど、上半身はビスチェみたいになってたりする、そんな感じ。「女の子に試してほしかった」とまーちゃんは言っているけど、こればっかは運だろうから、まぁ仕方ない、と。
 これで、今回のイベントは終了。最後にまーちゃんから次の週に参加する人にはまたねを、来年以降になっちゃう人には良いお年を、という挨拶をして、ひとまずイベントの本編には幕が下りた。
 ステージから降りたまーちゃんは、すぐに会場の出入り口へと向かう。そこで握手&サイン会の準備。その間に、客席側はスタッフの話を聞きながら食べきれなかったシュークリームや飲み切れなかったドリンクでちょっとおなかを満たしている。やがて、まーちゃんの準備が整ったらしく、出口の方へとスタッフの誘導が始まる。
 まーちゃんの前で、購入したカレンダーにサインを入れてもらいながら話をしている。曲を聴きながら思ったことや、最近のことをお互いに話す。今回、サインを入れてもらいながらだから、話す時間は少しゆったりと取れている。こっちから話すだけじゃなくて、まーちゃんから問いかけがあったり、あるいはこっちの話したことに対して、まーちゃんから力強い言葉があったり。どこか、気持ちが温かくなるような、そんな時間を最後に過ごした後、まーちゃんと握手をして、会場を後にした。

感想

 実際のところ、今回はイベント時間としては1時間ちょっとだから、かなり短いんだよね。それでも、終わった後に充実感があったっていうのは、やっぱりまーちゃんの歌声から伝わってくるいろんな想いをしっかりと受け止められる、そんな時間だったからじゃないかな、と思う。その大きな要因っていうのは、やっぱり本当にシンプルな、長谷川さんのギター1本っていう編成なんだろうね。いつも思ってることだけど、まーちゃんの声は、後ろがシンプルならシンプルなほど生きてくるんじゃないかっていうのはあって、今回はその魅力が最大限に感じられたから、短いけれど濃密な時間を過ごすことができたっていうのは正直な気持ち。それと同時に、まーちゃんを歌い始めたころから知っている長谷川さんのギターだから、そうしたところが引き出せたのかもしれない。それに、昔の話を二人でしているのも聞いてて楽しかったしね。
 進行上のところでは、いつもの通り少しばかりトラブルがあったりもしたんだけど、それがなんかお互いに少し笑っただけで流しちゃえるような、そんな暖かい時間だったような気がする。それが、きっとまーちゃんの歌声の力なんじゃないかなと思う。そうした効果を端的に言ったのが、握手会の前にスタッフが言ってた、「みんなが優しい顔になってる」っていう言葉なんだろうね。
 そうしたまーちゃんの歌声を、存分に楽しむことができた、そんな印象的なイベントだったんじゃないかと思う。時々は、こうしたイベントがほしいよね。

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