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イベント内容
開演挨拶
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歌詞当てクイズ
写真で一言
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ミニライブ
・CANDY SKY
・Milky way
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終演挨拶
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サイン&握手会

Event Report

第31回ストキャンファンクラブの集い
ぽっ。とセンチメンタルなひととき

2013.12.08 @ 東京都世田谷区・ブラッセリー・シェ・ヌー

今日は寒い中…

 前日までの穏やかな日差しから、一転して冬の寒さの中に突入したようなこの日に行われるファンクラブイベントが、室内開催で本当によかったなぁ……などと考えながら、会場となるカフェ&バー、「ブラッセリー・シェ・ヌー」の前に辿り着く。その頃は、集合時間前でまだ10人程度が所在無げにしているだけだし、店の方も外側に何か出しているわけでもないから、ぱっと見たらごく普通の開店前のお店といった雰囲気。そんな、ある種見慣れた光景の中、開演に向けて時間だけが着実に進んでいた。
 開場時間になると、店の前が一気にイベントモードになる。参加する人たちが列を作って並んでいる横を、スタッフが挨拶しながら通り過ぎていったり。そんな光景を眺めながら、いつものように参加券をチェックしてもらって、飲み物のオーダーも済ませてから店内へ。確か、前にはジュークボックスっぽいものがあったんだけどな…とか、ピアノの位置が少し動いたのかな、なんてことを思いながら席に着いた。
 それでも、全体としての落ち着いた雰囲気を感じさせるところは変わらない店の中で、他の参加者と談笑したりしているうちに、ガトーショコラと注文しておいた飲み物が運ばれてくる。さすがに、開始前に飲みきったり食べきったりはできないので、この日開場で販売されるカレンダーに何て書いてもらおうか、なんて考えていたりも。
 やがて、人数とケーキ、飲み物がそろったところで、そろそろイベントの開始。ストロベリーキャンドルの係りの人が、まーちゃんの呼び込み方を指示。今回は、ライブのアンコール調になっている。客席にはいつも音頭をとる方も来場されているので、ホントにライブモード。そんな感じでにぎやかにまーちゃんへのコールが起こる中、冬らしく白のニットっぽいドレス姿で現れたまーちゃん。促されて、カウンターとピアノのあいだの少し広くなっているスペースに立つ。
 普段どおりに、まーちゃんの開演挨拶からイベント本編に入っていく。みんなが感じていたことだろうけど、やっぱりまーちゃんも寒かったらしく、「寒さに負けて長袖にしちゃった」と言っていたのが印象的。……とは言うものの、足元はミニのスカートに膝丈のブーツだから、それでも少し寒そうに見えるんだよな。それもまーちゃんらしいって言えばそうだけど。後は「来てくれてありがとう」といったような話をしていた。

想像してみよう

 まーちゃんの挨拶が終わると、いよいよイベントの本編。店のバックスペースから、なにやら大きな模造紙を出している。その脇で、まーちゃんのコーナー説明が行われている。まずは、「歌詞当てクイズ」。とは言っても、まーちゃん名義の既存の曲やかつて歌ったキャラクターソングではなく、まーちゃんが作っていたものの中で、アルバム「センチメンタルCANDY」で不採用だったものや、あるいは子供向けの曲のコンペで書いていたもの(作家っぽいこともやってたんだね)の歌詞の一部分を想像してもらうもの。
 どのくらいの人が(んなのまーちゃんじゃなきゃ無理だよ〜)と思っていたのかは知らないけれど、さすがにまーちゃん再度もそのあたりは事前に想像できているから、結構いろいろとヒントを出してくれてる。そのおかげかどうか、8つあるテーブルのどこかはちゃんと正解を出していたところもあったようで。2曲分やったところで、正解数の多かったところに以前ブログで写真が掲載されていた「まゆみあめ」をプレゼント。もらった人のところに、カメラマンが会報用の写真を撮りに来ていたりして。
 次はまーちゃんが事前に用意しておいた写真を見て、そのシチュエーションに合わせた一言を…というもの。まーちゃんが審査してもいいんだけど、より客観的にするために(?)ブラッセリーのマスターが審査員を務める。そんな説明を受けてから写真を見るんだけど、答えを考えるより写真を撮ったシチュエーションや場所が気になっているようだったり。まーちゃんも、そんなちょっとした声に答えてたり。おかげでコーナーが進むような進まないような。苦戦するところは本当に苦戦してたしね。こちらも、2問でコーナー終了。1問ごとにその写真にサインを入れたものを人数分プレゼントしていた。

温かく、ちょっと切なく

 コーナーで微妙に盛り上がった雰囲気になったところで(苦笑)、空気をガラッと換えるためにミニライブへと移行。これまでゲストミュージシャンで大津美紀さんや長谷川智樹さんを呼んだり、家族ということで妹さんにピアノを弾いてもらったりしていたこの場面。今回は関と…もとい、板倉真一さん。呼び込みのときに、例によって「関さ〜ん」なんて声が飛んでいたりもしたけれど。
 歌に入る前に、二人でマイクのテストやフリートーク。まーちゃんが年明けのライブを前に、最初の頃の曲は音源を作り直しているのはブログに書いてある通りなんだけど、音の抽出なんかを担当してもらっているのが板倉さんだったなんて話が出ていたり。そんな裏話を聞いていると、やっぱり興味を感じるところは多かったり。
 今年はアルバム「センチメンタルCANDY」を出したこともあって、そこに収録されている曲への想いをもう一度思い返しながらのミニライブ。まずは会場に来ている人にもそうでない人にも向けた「CANDY SKY」。温かみのあるピアノの音に乗せて、まーちゃんが想いを乗せて歌ってくる。普段のライブに比べて、距離が近いこともあってストレートに言葉や気持ちが伝わってきていた。2曲目は「Milky Way」。タイトルだけ聞くと「何で昼に?」って思いそうなものだけど、「この場所がずっと暖かいものであるように」という気持ちをこめての選曲。そっと歌う声で、会場を暖かい空気に包んでくれた。ミニライブは以上で終了。板倉さんを拍手で送り出す…前に、まーちゃんから「写真で一言、やる?」という出演要請。微妙な反応にちょっとだけ寂しくなってたまーちゃんでした。

これから先へ

 最後に、まーちゃんが今後への意気込みを話してくれる。2014年は、自分の内側をもう一度磨いて、原点も見つめて、そこから表現者としての自分を充実させたい、というような話。こういう話をしているときは、客席もじっとまーちゃんを見て、その真剣な言葉をしっかりと聞いている。そして、まーちゃんが決意を話し終わると、自然と拍手が起こっていた。それが静まると、閉会の挨拶。「来てくれてありがとう」の言葉を、ここで今年のまーちゃんとのイベントが終わる人も、後に来る人にもかけて、まーちゃんは一度退場していった。
 まーちゃんが少し控え室(?)で休憩している間、会場では2ショットの写真撮影の準備。さすがに外では寒いということで、今回は室内にテーブルと椅子をセッティングしている。ただ、店内のスペースが限られているので、ちょっと大変そうではあったけど、どうにか後ろのついたてまで含めて準備完了。まーちゃんが再び店内に入ってくる。
 そして、イベントの最後になるカレンダーサイン&撮影会。まーちゃんがカレンダーにサインをしてくれている間、それぞれに色々な話をしている。気楽な話のときには、一緒になって笑顔になっていたり、真剣な話の時には真剣なまなざしを向けてくれている。私は今回は大真面目。まーちゃんも真面目に聞いてくれて、それに応じた言葉を返してくれたのが嬉しかった。そんなふうに、話をして、カレンダーへのサインが終わった後に、まーちゃんと二人で写真を撮影。この日の思い出を記念の形に残して、それぞれにとってのイベントが終了していった。

感想

 イベントの大まかな内容はティーパーティということで、今までに何度かやっている形式だから、お互いに感覚は分かってるわけで。だから、その中でどういったことを共有したいかでイベントの印象が変わるのかな? 今回は、そのあたり、イベントだったり曲だったり、その辺の作り手側の苦労を(多分意図してないだろうけど)、共有したっていうところじゃないかな(苦笑)。
 イベント自体はもちろん楽しいんだけど、ちょっと時間の配分とか、うまくいききってないところもあったからね。その辺は、普段どおりに大雑把に決めてるところもあるんだろうけど。それで、考える時間とかで少し間延びしてる管も出て多様な気がする。そこのあたりは、また次回への課題なのかもしれない。初回だったからかな?
 でも、イベントの一番の主眼になる、「まーちゃんとのんびりまったりしよう」っていうのは十分に達成できてたと思うし、お互いに変に気負ったりすることもなく気楽にイベント中とかに会話が飛び交ったりしてて、そういう意味ではやっぱりいいイベントができたんじゃないか、と思うんだけどね。これからも、こういう本当に気負わない形式のイベントは時々入れていっていいんじゃないのかな。

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