タイトルバー トップへ メールはこちらから
トップEvent Report>Happy Merry Strawberry(Merry Stage)
 
セットリスト
はつこい
恋のRibbon
Ladybird
  *  *  *  *
caress
place to be
ゆびきり
僕らの夢
  *  *  *  *
X'mas time
 Hold me tight
真冬のセレナーデ
  *  *  *  *
Berry Berry
 Christmas★
Shooting Star
永遠のうた
  *  *  *  *
Eternity〜ひとひらの
 love song〜
いつもの帰り道
  *  *  *  *
LET'S!!
みんなで
僕のパートナー
  *  *  *  *
クリスタルデイズ
  *  *  *  *
  *  *  *  *
Christmas
 song for you
  *  *  *  *
  *  *  *  *
風のKiss
  *  *  *  *
  *  *  *  *
とびたつ季節

Event Report

Happy Merry Strawberry(Merry Stage)

2012.12.24 @ 神奈川県横浜市・SUNPHONIX HALL in YOKOHAMA ARENA

クリスマスの夜には

 12月24日開催らしく、「We wish you a merry Christmas」をアレンジしたメロディが会場内に流れることで、ライブの開催が告げられる。クリスマスのサウンドが会場内にあふれる仲、メンバーが、そしてパールのドレスを着てティアラをつけたまーちゃんが入場してくると、流れている音楽を覆い隠すように歓声が大きくなる。
 まーちゃんがステージの中央に立つと、一度会場内から音が消えて、静寂に包まれる。その張り詰めた空気をきれいに震わせて、まーちゃんのボーカルから「はつこい」が始まっていく。1曲をゆっくり使って、会場をクリスマスのムードにしていった。そこからクリスマスといえばプレゼント、ということなのか「恋のRibbon」を歌い、いろいろな願いを込めて「Ladybird」へとつなげていった。
 ここで最初のMC。12月24日という、いろいろな予定があるかもしれない日にお越しいただいて…というお礼からまず入っていく。そこから、前回クリスマスにライブをやってからの7年間思ってきたことや、この日について考えていることを話していく。そして、「はつこい」にちなんで、「遠いあの頃」の話もちょっとしていた。
 ライブの再開はどちらかといえば静かに、「caress」から入っていく。そこから「place to be」へとつながっていく流れに、昔からのファンは99年の「Strawberry Christmas」を思い出したかもしれない流れになっていた。その後は「ゆびきり」、「僕らの夢」と思いを重ねられる曲を続けて、会場を暖かい空気で包み込んだ。
 前半の終わりはMCで締めくくる。約束の曲を続けたところへ託した想いから話していく。それぞれに歳を重ねているから、夢を持つのも難しくなってくるという実感はあるけど、こういう曲を歌ったり聞いたりして、「まだまだ」と思ってもらえれば、ということ。そして、ロマンチックさを忘れずに、というように話していた。そして、後ろのバンドメンバーの紹介がてら、クリスマスへの想いを一人ずつ話してもらってから、まーちゃんは着替えに下がっていった。

少しずつ元気に

 まーちゃんがステージ上にいない間は、バンドが「Happy Christmas & New Year」とメロディを奏でている。客席も時に巻き込んで一緒になってライブの空気を冷やさないようにしていた。やがて、赤いドレスとリボン(帽子もあるかな?)に身を包んで、左手に花を持ったまーちゃんが戻ってくると、再び会場が静かになる。
 そして、青い照明にステージが照らされる中、「X'mas time Hold me tight」を歌っていく。新横浜の駅の中とはまるで違った、どこか張り詰めた静けさと大きく安らいだ感じに会場が包まれていく。その後、一段上って少し高いところから、「真冬のセレナーデ」を歌い上げていった。
 ここでMC。さっき歌った2曲は久しぶりだったから、そのあたりに絡めた話から始めている。こういう時だから歌える曲を歌えるのがやはり嬉しいという話。それから、昼公演の後やクリスマスの後のこぼれ話をのんびりとしていた。  ライブの再開はやはりこの時期だからの「Berry Berry Christmas★」からになっている。曲に合わせて、背景にもピンクの照明が点る中、どこか甘い空気で会場を満たしていく。そこから「Shooting Star」で流れる星に、「永遠のうた」でずっと持ち続ける想いをとそれぞれに気持ちを託して歌っていった。
 まーちゃんがここで2度目の衣装換え。その間はメンバーがそれぞれソロを披露していく。5人のメンバーのソロが終わると、まーちゃんが赤いドレスを着て戻ってきた。まずは「Etenity〜ひとひらのlove song〜」を歌う。そして、「いつもの帰り道」でずっと気持ちに持っておきたい場所という気持ちを託して歌っていった。
 その後、「日常に埋もれずにやっていきたい」という気持ちを軽く話して、ここからは普段のライブのように元気にはじける部分。「LET'S!!」で会場と一緒になって飛んだりしてから、「みんなで」一緒に歌っていく。その冒頭ではギターの宮崎さんとコーラスの瀬川さん、それにまーちゃんが壇上に上がってきたりもして、本当に元気な場面を作っていく。さらに、「僕のパートナー」でお互いにパワーを交換し合っていた。
 メインステージ最後のMC。「ロマンチックなステージだったはずが、最後はきらきらしたものに…」なんて言ってるけど、普段らしいところもないとねとは思う。そして、最後まできらきらした雰囲気でいきたいということなのか、最後の曲は「クリスタルデイズ」。会場をみんなできらきらさせて、一度ライブを終了させた。

12年から13年へ

 会場に響き渡るアンコールの声に答えて、赤と緑のライブTシャツを着たバンドメンバーを従えて、お花で作ったようなサンタ服でまーちゃんが戻ってくる。まずブログ用の写真をまーちゃんのケータイで、それからファンクラブの会報かどこかで使う写真も撮影して、軽くトーク。なんか、バーみたいな雰囲気に会場がなっちゃったところで1曲、「Christmas song for you」を歌う。曲も少しスウィングしてる雰囲気だから、MCの時の雰囲気に合っていたのかも。
 1曲終わって再びMC。「みんなと会えるのが楽しみ」だとか、ラジオを始めたばかりの頃の話をしてから、最後の曲になる「風のKiss」を歌っていった。その歌声に、かつてやっていた「飯塚雅弓のいたいのとんでけ」を思い出した人も多かったのかも…と思わせたり、曲自体のメッセージも感じ取ったりしながら、ライブの最後のシーンは終わっていった。
 ……かと思ったら、もう一度アンコールの声に応じて、まーちゃんが戻ってきた。このツアー、年末から年明けにかけてのものになるだけに、ここで総括と抱負を話す。アルバムも出せたし、ライブもできたしで、満足できる1年だった一方で、来年は今までのことを踏まえつつ、新しいチャレンジも含めたアルバムを出すという発表。そこで会場がまた盛り上がる。そのアルバムは大事に作っていきたいということだった。
 そして、最後の最後にもう1曲。来年への願いを込めた「とびたつ季節」でまーちゃんらしく12年のライブシーンを締めくくり、メンバーともども舞台中央で一礼してから、みんなに挨拶をしながら楽屋へ下がっていった。

感想

 会場で感じたことは、「まーちゃん、これだけクリスマスな雰囲気のライブができるんだ」ってことだったりする(笑)。やっぱり、夏のアルバムが多いし、ライブは元気に進むことが多いから、あまりクリスマスで穏やかにっていうのを思いつきにくい人なんだと思うけど。それでも、終わって気持ちを見つめてみたら、穏やかにクリスマスを過ごせたな、って言うことだった。
 だから、まーちゃんのライブトータルの表現としては珍しい部類で、もしかしたら「らしくない」っていう向きもあるのかもしれないけどね。まーちゃんの色のひとつにはそういう穏やかな暖かさって言うのは確かにあるわけだから、そっちにメインに光を当てつつ、元気なところも忘れないでいる、そんなライブだったっていう総括でいいんじゃないかな、と。
 後は、ライブ中でまーちゃんも言ってたけど、こういう時でなきゃ歌えない歌がたくさん聞けたわけだし、そうした両方の要素があいまって、いろんな意味で面白くて楽しいライブだったんじゃないかな、と思う。
 ツアー全体としての総括は、Happy Stageの方でね。

Top | Past & Now | 作品紹介 | Data Files | 歌に願いを | Event Report
Photograph | まーちゃんラジオメモ | 管理人室 | 更新履歴 | Links | Contact
©2001-2025 by TyM