タイトルバー トップへ メールはこちらから
トップEvent Report>Strawberry Trust Summer 2011〜君と歩く未来〜
 
セットリスト
月と帰り道
ストロベリーキャンドル
ロマンチックだね
Sincerely
0%
A Place in the Sun
 〜陽のあたる場所〜
  *  *  *  *
ひまわり
TRUST
 〜君と歩く未来〜
Medley
 Trust Summer 2011

 My best friend
 離れていても
 am↔pm
 Polaris
 Always...Forever...
 ROSE ROSE
 SOMEDAY
 Your Song
  *  *  *  *
I'm in the Pink
Power to Power
とびたつ季節
僕のパートナー
It's a beautiful day
 〜永遠に続く日々〜
君といたmemory
DESTINY
  *  *  *  *
明日になれば
僕らの夢
  *  *  *  *
ゆびきり

Event Report

Strawberry Trust Summer 2011〜君と歩く未来〜

2011.08.13 @神奈川県横浜市・ランドマークホールYOKOHAMA

気持ちを確かめるように

 会場に入って、普段どおりのセッティングになっているステージを眺めたり、一緒に行った人たちと歓談していると、やがて客席側の照明が落ちて、オーケストラ調のBGMが流れ出す。やがて、それに乗ってバンドのメンバーが入場。今回、「Strawberry Crystal」以来久々にベースに阿部光一郎氏が入っていた。メンバーがそれぞれ所定の位置につくと、今度は白と銀の短いシャツと短パンにレインボーカラーのファーを巻いたまーちゃんが入ってきて、会場の声がいっそう大きくなった。そして、少し意外にも思える「月と帰り道」からライブがスタート。とはいうものの、何度もやってきてはいる曲だからすんなりと会場の雰囲気も盛り上がっていく。そこから「ストロベリーキャンドル」、「ロマンチックだね」とおなじみの曲を続けて、会場の熱気を一気に高めていった。
 いつものように3曲終わったところで最初のMC。挨拶に続いて、ここランドマークから笑顔を発信していけるようにとか、いろいろとあった半年の間のありがとうの気持ち、そうした想いを確かめあって明日に向かっていければいいなというようなことを話していた。それに続く「Sincerely」、「0%」、「A Place in the Sun〜陽のあたる場所〜」では、少し落ち着いた雰囲気で、それでもしっかりとお互いで気持ちを感じあっていく空間を作り上げていた。そして、「A Place in the Sun」のアレンジでバンドのメンバーがソロを披露している間に、まーちゃんは衣装を着替えている。そうしている間も、舞台と客席は雰囲気を下げないように曲を盛り上げていっていた。
 そして、赤いドレスに着替えたまーちゃんが入ってきて、一度音を切る。ここで歌ったのは「ひまわり」。この半年の間、いろいろとあったのでここから再スタートという気持ちも込めたのか、より気持ちに響いてくるようなヴォーカルを聴かせていた。その後、その「ひまわり」についてのことや、今着ている衣装が実はフープスカート(着たのは初めて)だったということを話したあと、今回のメインナンバーともいえる「TRUST〜君と歩く未来〜」について、そこに込めた想いを話してから曲に移る。実際、CDで聴いて想像していたよりも壮大に、かつ響いてくるように聴こえ、それを歌っているまーちゃんが圧倒的な存在感を放つ、そんなひと時だった。
 その曲の余韻から少しずつ戻ってくるように、年明けからの気持ちの動きを話したあと、今までのメドレーを振り返ったり、今回のものについてざっと話したあと、「Medley Trust Summer 2011」に入る。「信頼や想いを伝えられるような曲」ということで、前半はある程度元気にいきつつ、中盤で一度じっくりと語りかけ、最後に落ち着きつつも大きな気持ち、というような感じでなかなか今までになかったようなメドレーを聴かせてくれていた。そしてメドレーが終わるとバンドが「TRUST〜君と歩く未来〜」をアレンジして客席と一緒に盛り上げている間にまーちゃんは再びの衣装換えに下がっていった。

やっぱり元気に

 ピンクと白のチェックのミニスカートの衣装に着替えてきたまーちゃんと、その衣装にふさわしいような感じもある「I'm in the Pink」からステージ再開。そこから「Power to Power」を経て「とびたつ季節」へと歌っていき、空気の高揚感が一気に膨れ上がっていく。普段通りにランドマークが揺れているとか、辛いラーメンの話とかをMCでしたあと、やはりそのMCで話していた「年々パワフルになって」というところを照明するゾーンがきたかのような曲がそのあとに続いていく。
 「僕のパートナー」、「It's a beautiful day〜永遠に続く日々」でみんなで一緒に体を動かしたり歌ったり。そして、「君といたmemory」に入る頃にはけっこう動き疲れているはずなのに、そうしたそぶりは会場もステージ上もまるっきり見せずに、みんなで一緒になって腕を振っている、そんな一体感が会場に溢れていた。「これからも笑顔をパワーを交し合おう」というような簡単なMCのあとで、今回のメインプログラム最後のナンバーは「DESTINY」。やはりこの曲も、この場所も大事なんだということをお互いに感じあって、ひとまずのステージ終了となった。
 当然すぐに沸き起こるアンコール。しばらくすると、それに応えてまーちゃんが戻ってくる。デニムの短パンはけっこう多いけど、ライブTシャツを2枚重ねて、大胆にカットした青の下からピンクの布地が見えるっていうのがけっこう新鮮。「いろんなことを感じながら、同じ空間を共有できたら」というMCをした後に、メンバーをひとりずつ呼び込んでいく。そして、「これからの未来へ向かって」という気持ちを込めてアンコールの1曲目に「明日になれば」を歌っていった。
 そして、今年もまたここ(ランドマーク)でライブが出来たことや笑顔のある光景への感謝の気持ち、この半年で感じた「今できることを」ということやこれからも一緒にという願いの話から自然につながって出てきたのが2012年年明けライブの発表。しかも、日程まで決まっているので客席側の喜びもひとしおだったりする。そうして盛り上がったところで、その場所も一緒にという願いを込めた「僕らの夢」を歌い、まーちゃんもバンドメンバーも舞台から下がっていった。
 それでもまだ帰るにはちょっと物足りないということなのか、客席からの「もう1回」の声にまーちゃんたちが戻ってくる。客席にいる人達に喜びを語ったり、次に会えるまで、それぞれの日々をしっかりやっていってほしいという願いを話した後に、ブログ用の写真撮影。実は、このタイミングまでけっこうしっかりと忘れていたらしいけど(笑)。そして、最後に「またおおうね」という約束を込めて「ゆびきり」を歌う。最後に、みんなとの別れを惜しむように手を振りつつまーちゃんやバンドのメンバーが舞台から降りていき、ライブが全て終了となった。

感想

 今回、相当に舞台と客席双方の気持ちが入ってたライブだったんじゃないかっていうのが率直なところ。正月からの間にいろいろなことがあったっていうのは、今回のMCでまーちゃんも何度となく繰り返してたことだけど、確かに、そうした要因もライブを盛り上げるひとつの要素にはなったんだろうとは思う。とは言うものの、やっぱりベースにはまーちゃんの曲を聴きたいからそこにいるってことがあって、そうした気持ちをお互いに再確認することで、今回の気持ちの方の質の高さっていうのは生まれたんだろうな、と。もちろん、いつでもそうした(ある種の)外的要因を当てにしてライブするわけにはいかないから、今度はどうやってより気持ちの入りやすいライブにするかっていうのは、これから考えていかないといけないことなんだろうけどね。
 それにしても、このところは新曲がほとんどないこともあるんだけど、曲の方で言えばライブにおけるニュースタンダードが生まれつつあるのかもしれないということを思う。以前のスタンダードを聴けなくなってくるのは寂しいことではあるんだけど、そちらも大事にしつつ、新しいものもバランスよく融合し始めているんじゃないかな。
 全体としては、ライブでテーマにしていた「お互いの信頼を確かめ合う」って言うのが、高いレベルで実現できたんじゃないか、と。まーちゃんがライブをやってくれること、そこを訪れて気持ちを感じ取ること、その両方向がうまく会場で融和してたような気がするからね。これからまた、そうしたところがよりできるようになっていけばいいな、と思う。

Top | Past & Now | 作品紹介 | Data Files | 歌に願いを | Event Report
Photograph | まーちゃんラジオメモ | 管理人室 | 更新履歴 | Links | Contact
©2001-2025 by TyM