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第26回ストキャンファンクラブの集い ご飯の次はご飯(ぱん)はどう!? みんなでワクワク飯(ぱん)盒炊爨!!
2011.07.02 @神奈川県相模原市・さがみ湖プレジャーフォレスト
調理前
去年に続いて訪れるさがみ湖プレジャーフォレスト。梅雨時ではあったけれど、幸いにも天気は小康状態で、集合場所に指定された正門前のスペースにも普通に立っていることができる。……ちょっと蒸し暑いけど(笑)。ともあれ、そこに辿り着いて受付を済ませ、しばらく待っていると移動の時間になる。去年と同じ道を歩いて階段を上っていると、なんか脇にある駐車場の方でおねーさんがペットの犬を連れて…って、そこにいるのまーちゃんだから(笑)。前にこっちの顔を見てから5ヵ月半ほどの時間が経っていたため、バーベキュー場で会うのが待ちきれなかったのか、そんな風にお出迎え。それぞれと軽く挨拶を交わしたりしていた。
小さな山一つをまるごと遊園地に使っている上、この1年で改装もされているために今年も道に迷ったりしながらバーベキュー場に到着。今回、だいぶ暑くなってきた時期ということもあるのか、同じ棟の半分はどこかの企業の懇親会らしい雰囲気。そんな光景を横目にしながら、おのおのの席を探す。今回はプラスチックのコップに参加者の名前がまーちゃんの手書きで示されていた。
参加者一同が着席したところで、例によってファンクラブのスタッフから諸注意やら挨拶やら。やってることは普段と変わらないんだけど、こっちが隣に配慮したり、隣がなぜか一緒になって盛り上がってたり(笑)。レシピを書いたレジュメや食材の確認、ちょっとした注意事項を話している間も、屋根の下が和気藹々というか、ちょっと騒々しいかもしれない雰囲気になっていた。その後、会場のスタッフから実際に調理する際の注意事項や手順の説明を受けた後、まーちゃんが登場。って言っても、さっき会ってるわけだけど。まーちゃんからは、時期がここにずれ込んだ経緯や今回のイベントについての気持ちなどを挨拶がてらに話していた。そして、まーちゃんの誘導により、もう一度手順の補足を会場スタッフから聞いて、その後に調理スタートとなった。
調理中〜食事
今回、パン生地を練ってから寝かせる時間が必要だったりで、前回よりも調理時間は長い。もちろん、その時間を利用してビーフシチューを作ったり、バン焼き用のオーブン(ダッチオーブンと言うらしい)を加熱しておいたりといろいろやることはあるので、各自のやる気次第で退屈している時間はそうないのも確かなんだけど。ともあれ、それぞれのテーブル(今回は7〜8人ってところ)ごとに大雑把な担当を決めて、各自調理していく。パン生地の練り具合が分からなかったり、あるいは手順があやふやだったりするところはお互いに相談してやっていく。
そんな風に賑やかな調理光景の中を、まーちゃんも歩き回ってアドバイスしたり、あるいは茶々入れしていたり。パン生地を練っているところに行って「愛情か憎しみを込めて…」なんて言ってるけど、ハンバーグの時も似たようなこと言ってなかったか(笑)? そりゃ、練り物は力がいるから、だんだん憎っつらしくなってくるのも分からないじゃないけどね。さっきも書いたけど、時間がけっこうかかっているので、まーちゃんも会場を何度も回れている。だから、ある時は火の様子を見たところで、今度はサラダのために野菜を切っているところをつついてみたりと、普段の料理イベントのとき以上にきめ細かく会場をカバーしていた。
パンが人数分焼きあがる頃には、ビーフシチューやサラダも形になっているので、それを見計らってまーちゃんの点呼で各テーブルの状況を確認。全てのテーブルがほぼ落ち着いたところで、食べはじめの挨拶の音頭をとってくれた。さすがに、パンを焼いた経験のある人はそう参加者にはいないから、けっこう不安まじりで食べているんだけど、極端に食べられないっていう声は聞かれなかったように思うから、みんながそれなりに満足して食べることはできているんだろう。まぁ、野外という場所も手伝っていることなのかもしれないけど、けっこう快適に気持ちよくご飯を食べることができていた。
食後に
食事が済んだ後は、テーブルごとの集合写真の撮影。相模の山並みを背景にしているので、撮影場所に行く時に気持ちよさそうな遠景が見えていたり。一方、写真を撮影していないテーブルはそれぞれに調理器具やゴミを片付けて、帰り支度を始めている。やがて全てのテーブルの撮影が終わると、ファンクラブの会報とまーちゃんのブログのために参加した全員で写真を撮影。まぁ、回廊とでも言うべきテラス部分で撮影しているから、後の方はだいぶ遠目の写真にはなっちゃっているんだけど。
イベント開始時の挨拶の時、まーちゃんは先日購入したマメカラの音量などをチェックしていたんだけど、あまり芳しくなかったので、ここで歌をひとつ歌うかどうかをだいぶ悩んだ様子。それでも、いろいろなことがあった時期に、そこで感じた想いを込めて書いた曲なのでやっぱり聴いてほしいということで、まだフルバージョン配信前だった「TRUST〜君と歩く未来〜」を歌ってくれた。音響的には相当に制限された条件だったけれど、それでもそれぞれができるだけしっかり聴いて、込められた気持ちを感じ取ろうとしているように思えた。
そして、最後にまーちゃんからイベントの終幕にあたって、今後の予定と挨拶。もちろん、8月に行われるライブの話が中心で、そこにかける気持ちを「今できることは歌って気持ちを届けることだから」というような表現で話してくれていた。そして、「今日はどうもありがとうございました」とイベントを終わらせる挨拶をしていた。
イベント後には恒例の握手会。それぞれに思うところをまーちゃんに話したり、時にはまーちゃんの方から話題を振っていたり…だったんだと思う(苦笑)。まぁ、私は最初に行ってしまったんで、その辺りをあまり詳しくは見ていないんだけどね。ただ、話した人がやっぱりそれぞれに笑顔になっているような雰囲気は、見ていたわずかな時間でもあったんだけど。それが今思い返してもやっぱり素敵なんだろうな…というひと時だった。
感想
今回の形式だと、ファン同士の交流がメインになってくる一方で、イベントに積極的に参加する(今回だったら、調理に関する作業をいろいろとやっていく)と、まーちゃんが自然に話しかけてくれるっていう感じなんだよね。だから、参加者の積極性でその個人の印象は左右される部分っていうのはあるんだけどね。それでも、調理の時間はけっこうあったわけだから、まーちゃんもいろいろなところを見て声をかけるようにはしていたと思うし、その辺で不満に思った人はあまりいないんじゃないかと。
一方で、イベント全体の運営っていうことに関しては、会場において若干の行き当たりばったり感が見受けられたんだけどね。事前準備でもう少し詳細を詰めておくことで、より楽しむことが出来るものになるようには思う。手順の説明を2度に分けて行ってたり、会場で音響が心もとないところがあったりとか、そういうところはあったから。まぁ、その辺のことはまーちゃんやスタッフサイドでも分かってるんだと思うけどね。
ともあれ、今回は半野外の会場だったけど、雨も降ってこなかったし、まーちゃんもいろいろと声をかけてくれていたし、調理したものもそれなりの出来にはなっていたから、全体としてけっこう楽しいイベントになっていたんじゃないかな、と思う。もちろん、課題も見えたわけだから、そこは今後の期待、ということでね。
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