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セットリスト
It's a beautiful day
 〜永遠に続く日々〜
僕のパートナー
聴かせてよ君の声
 *  *  *  *
Eternity〜ひとひらの
 love song〜
2004年のdiary
いつも君を見つめてる
  *  *  *  *
オレンジと観覧車
君へ。。。
  *  *  *  *
星空にお祈り
大好きな君だから
  *  *  *  *
プリズム
Capri blue☆Friend
未来へ
For you
  *  *  *  *
がんばって!
ロマンチックだね
僕らの夢
  *  *  *  *
  *  *  *  *
befriend♥
LOVE

Event Report

Strawberry Sweet Winter 2011

2011.01.03 @神奈川県横浜市・SUNPHONIX HALL in YOKOHAMA ARENA

人への想い

 横浜アリーナと同じ建物の一角、環状道路に面した入り口から入る今回の会場は、センターに花道も作られていることもあって、なんかステージ上との距離がかなり近い感じに見える。なので、ステージ上のいろんな部分を見たり、あるいは初めての会場だから周りを眺めたりして、次第次第に気分を作っているうちに、まずバンドのメンバーが入場。それぞれに位置につくと、まーちゃんが事前のラジオで言っていた「Sweet, Sweet, Sweet」のメロディでライブをスタートさせる。その中を、ピンクを基調に白のリボンをあしらえたドレスでまーちゃんが入ってくる。そして、一度音を切ってから「It's a beautiful day〜永遠に続く日々〜」で最初は元気よく飛ばしていく。1曲終わったあとも勢いを落とさず、「僕のパートナー」や「聴かせてよ君の声」といった、みんなで一緒に歌える曲で、まず会場の温度を上げていった。
 3曲終わったところで最初の挨拶。ライブスタートの挨拶と、新年の挨拶を兼ねているのは誕生日ライブのいつものことだったり。そのほかにも、最初に元気な曲を持ってきた狙いや今回のライブへ向けての気持ち、さらにはなぜかあいうえお作文まで楽しく話したところで、ライブは次の場面へ移行。先ほどまでの元気で飛ばす様子とはちょっと変わって、「Eternity〜ひとひらのlove song〜」、「2004年のdiary」、「いつも君を見つめてる」といった、軽やかさと穏やかさをもって、でも芯はしっかりとした雰囲気でまーちゃんが気持ちを伝えてくれる。だんだん会場の空気が暖かく心地よいものになったところで、まーちゃんは最初の衣装換えに下がっていった。
 まーちゃんが裏にいる間は冒頭でも登場したメロディをみんなで歌ったり、バンドメンバーのソロを入れたりして、雰囲気があまり落ち着き過ぎないように元気を交換。それぞれがソロを披露したあと、青と赤のチェックが入った白のドレスを着てまーちゃんが戻ってくる。ステージの再開は「オレンジと観覧車」から。暖かな気持ちに会場を包んだところで、「君へ。。。」で真摯に想いを伝えてくる。何度見ても、こうした曲を歌うときのまーちゃんの存在感は大きなものがあって、ふと圧倒される時も。
 ここでMCを挟む。「歌を始めてから、みんなに守られてるなって」という想いを吐露してから、「君へ。。。」へ込めた願いの話。つまりは、その分みんなの支えになりたいっていうことを話す。今聴いたばかりの曲の意味が、より大きくなって感じられる時間だった。その後、いる人いない人、いろんな人に想いを込めて「星空にお祈り」と「大好きな君だから」を深みを感じる声で歌い上げた。

未来への想い

 まーちゃんがここで再び衣装を換えに下がっていったあと、バンドが前の曲の余韻を遺すように演奏している中、スタッフがセンターの花道にマイクを客席側に向けてセット。そして、その前にケーキも用意される。ここで一度音を切って、「まーちゃんに誕生日の曲を」ということでバンドや客席の一同からの「あなたが生まれた日」。曲が終わる頃になって入ってきたまーちゃんはすでに思いっきり泣いていた。そして、おなじみの「Happy Birthday to You」がやっぱりみんなから歌われていた。そして、どうにかこうにか喜びの涙から戻ってきたまーちゃんはケーキのろうそくを吹き消したり、写真を撮ったり。暖かいワンシーンになっていた。
 その後、赤い片ロングスカートのドレスに着がえたまーちゃんから、今回の衣装のコンセプトの話やこの後に歌う曲のコンセプトを聴いた後に、「プリズム」、「Capri blue☆friend」、「未来へ」、「For you」と明るい未来へ向かっていこうという曲を続けて4曲歌う。やっぱり穏やかに強く気持ちを伝えてくる曲たちで、会場がまた別のまーちゃんの色になっていく。
 再びMC。「いろんな想いを呼び戻してくれるような曲を歌えて幸せ」だとか、「For you」に込められた願い、15年目の願いといった真面目な話の後で、ちょっと笑えるまーちゃんの初夢の話なんかも出てきてたり。さらにメンバーをちゃんと紹介した後で、「がんばって!」、「ろまんちっくだね」、「僕らの夢」とみんなで一緒に動いて、想いや気持ちを高められる曲を歌って、ライブのメインステージは終了した。
 しばらくアンコールの声が続いたあと、それに応えてまーちゃんたちが戻ってくる。メンバーは赤のライブTシャツ、まーちゃんは黒のそれに、頭にレインボーカラーのリボンをつけて登場。曲に入る前にブログ用の写真をいつものように撮影したり、今回のグッズで作ったマグカップの宣伝(?)をしたりした後で、「befriend♥」を元気に歌う。時には客席からの合いの手も入るのはいつものとおり。ここでもう一度まーちゃんから来場者へのお礼などがあった後で、最後の曲は「LOVE」。みんなで一緒に暖かく大きな空気を作ってライブを締めくくった。
 そして、最後に「2011年もSweetな気持ちを持って」という意気込みを口にしてから、メンバーともども一度センターのお立ち台に上がってから楽屋のほうに下がっていった。

感想

 まず、まーちゃんが事前に話していたことから推測するよりはよほど動いてたライブなんじゃないかな、という気がする。それでも、普段に比べるとじっくり聴けるような部分もだいぶあったから、その辺のバランスとしてはかなり聴く方に寄ってるんだとは思う。実際のところ、そうした元気に動くところっていうのもまーちゃんのライブのひとつ大きな色だから、それが完全にないとなるとちょっと物足りなくなってくるところはあるんだろうしね。だから、事前の予測とのギャップはともかく、ライブ全体のバランスとしてはけっこううまいこといってたんじゃないかな、と。
 そんなわけで、今回は聴く場面もけっこうあったわけだけど、本当にそうしたところでのまーちゃんの存在感っていうのは大きなものがあってね。ブログを見ると、想いを込めて歌を伝えるっていうことに重点を置いてやっていたようだけど、それがあったからなおさらに大きく感じたものもあるのかもしれない。それどころか、普段だと動いてて、なかなかそうしたところを見切れない曲にまでそうしたものをしっかり感じ取ることができたんだから、その意識がうまく働いていたんじゃないのかなと思う。
 だから、今回はいろんな場面でのまーちゃんの存在や曲に込めた想いをしっかり感じられたし、それがライブのタイトルにあるような甘さだとか、あるいはより大きなレベルでの暖かさに繋がっていっていたんじゃないかと。そして、セットリストに含まれる曲の幅の広さから、それぞれにいろんな時期を思い出すきっかけにもなって、それがまた暖かさを呼び起こしたり。
 そうしたこと全てがあいまって、終わった後にまーちゃんのライブを見たなっていう満足感がしっかり残ってくれる、そんなライブだったんじゃないかと思う。いろんなバランスがうまくいっていたんじゃないか、と。

付記

 今回のライブ最終公演で、まーちゃんがここでライブを最後にしようかと思っていたっていう話をしてたようだけど。参加している人たちは、客席もステージ上も、たぶんスタッフも含めて楽しいライブになっていると思うんだけど、興行的にはっていう側面は確かにあったし、あと、今はまーちゃんもレギュラーのラジオなんかでの出演がないから、新規の人がなかなかっていうところもあってね。まーちゃんもちょっと弱気というか、一度考えてみようというところが出てきちゃうのも無理はないのかもしれないけどね。
 ただ、それでもまーちゃんの歌っている姿やその歌そのものに元気をもらったっていう人たちは(私も含めて)たくさんいるだろうし、逆にまーちゃん自身も客席からパワーをもらったってことは度々言ってるし、これからも歌い続けてほしいって思っている人も多いんじゃないかな、と。最終的な決断はもちろんまーちゃんにあるけど、そうした人がいる限りは、どんな形であっても歌い続けられる方法を模索してほしいな、と思う。
 ブログではまーちゃんもそのこと自体はやめないって言ってるから、こちらとしてはいつかまたライブの会場でも会えることを信じて待つしかないんだけどね。機会があれば、そうした気持ちを直接に伝えつつ。

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